吉本浩二先生の奥さんの実家がもろに津波の被害にあっていたとは。 津波が来たときの描写も、当時映像で見ていたときに感じた恐怖が蘇るほど恐ろしい。でも漫画としてはすごく面白い。人によってはフラッシュバックの心配もあるけど、あれから何年経とうが、こうして漫画にして色んな人から見た震災を描くことは絶対に意義がある。
これ本当にジャンプで連載してたの?と思うほどギリギリを攻めていた、ヤバめなパロディギャグ漫画。ジョジョラーが大喜びするようなJOJOネタのオンパレードなので時代を経ても笑いが色あせない。作者がジョジョ好きすぎて、ついには作中に麻仁温子という徐倫そっくりの超JOJOマニア女子キャラまで登場させる始末。コイツの放つネタはとにかくマニアックだった。 下品なギャグも多かったが、なんと言ってもパロディのセンスは一級品だったと思う。逆に、元ネタが分からないと面白さは伝わらないかもしれない…。独特のハイテンションとこの絵に耐えられる者のみ手を出すが良い。 https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/400/1dcd755a9bda63847d6813c936d52156_400.jpg
全5巻でちょうど良い長さだった。閉鎖環境で新種の寄生虫に感染すると、人間が異形の化け物になってしまうという設定。ストーリー展開はありきたりなものだったが、キャラ作画は個人的に気に入ってたのでそこは良かった。主人公はイケメンだったし、ヒロインのハクレイなどホラー作品が似合う美人キャラが揃っていたと思う。バイオハザードとかの雰囲気が好きな人にはおすすめ。
突然の両親の他界で、長男隼人を筆頭に4人兄弟で色んな問題を、乗り越えていく。 隼人、尊、湊、岳、みんな魅力的なキャラなんだけど、私は末弟の岳と親友の虎次郎さんとのやりとりがとっても好きです。 癒される。 自分が、子供の時の感覚も大人から見た感覚も両方感じられたのもよかった。 笑いも交えつつ、ウルッともさせてくれる素敵な家族愛、兄弟愛の話でした。
川三番地のデビュー作「男ぞ!硬介」の次に描かれた1980年代の忍者ギャグ漫画。なぜ主人公を忍者にしたのかわからないほど無秩序でハチャメチャな学園ギャグとなっている。ダジャレの手数は非常に多いのだが、お世辞にもいずれのギャグも面白いとは言い難かった。(時代的な感覚の差もある…)決して「こいつら100%伝説」のような忍者コメディを期待しないように。 なので、ここではギャグ以外の部分で作品の魅力を伝えたいと思う。 (1巻)とにかく時事ネタが多い 80年代初頭に流行った商品や芸能人、スポーツ選手、CMネタなどが大量に使われてるので、時代の流行を感じることができた。(自分は半分ほどしか判らなかったが…) (2巻)アーチストリーグの思い出話、そして野球試合が描かれる アーチストリーグとは、水島新司先生を中心とした漫画家とその関係者の草野球大会の事。作者はもちろん、ちばてつや先生のチーム「ホワイターズ」 に所属していたと思われる。ギャグを交えながらではあるが、試合形式の野球マンガとして描かれている。後の「4P田中くん」「Dreams」など、名作のルーツがここにある。 (3巻)最終話の俯瞰図 最終話では大勢のキャラが登場するのだが、1ページの俯瞰で描くシーンはさすがの一言。大師匠・ちばてつや先生の息吹を感じた場面だった。
ファンタジックだけど体温や匂いのある作品。宮沢賢治や長野まゆみが好きなひとはこの漫画が好きだと思うし、この漫画が好きなひとは宮沢賢治や長野まゆみを読んでほしい。 幻想的だけど民話のような温度があるので、どこか知らない世界の話ではなく臨場感を持って物語に入り込める。 きっとどこの国のひとが読んでも、なんとなく懐かしい気持ちになれる気がする。 あとは食べ物がとても美味しそうなところも魅力的。 大きく切り分けられたブルーベリー食べたい…。人間のサイズをうらんでしまう…。 個人的な願望ですが、長野まゆみの『少年アリス』を樫木先生に漫画化していただきたい…。宮沢賢治だったら『シグナルとシグナレス』か『やまなし』をぜひ…。
どs系イケメンキャラ流行ってますよね。ドラマ見てないけど、漫画の方が実写より面白そうだな。実車だとちょっと浮世離れ感強そう。
表題作の「ほんでもってESP」と「ほんとにESP」が入っている 内容はちょいエロ超能力ギャグマンガだと思うのだが、色々話が飛んだり、各話の終わり方が急でよくわからない部分も多かった。 超能力対決野球と原始時代編は良かった。
社会人1年目の時、尊敬していた先輩に勧められたマンガがある。 「ゴルゴ」と「ブラックジャック」そして、この「島耕作」である。 ゴルゴとブラックジャックは、まだわかる。 どんなに辛いミッションでも、卓越した技術とプロ意識で達成させる姿勢を学べるからだ。 ひるがえって、この島耕作はどうだろう? 当時の自分は、前者2つよりも、日和見というか、なんともご都合主義だなぁと感じてしまった。 有りていにいってしまうと、 関係をもった女が抱えている問題のキーマンで、彼女の助けを借りて自体は好転してく という展開が多い印象だった。(実際多い) 主人公としても魅力が薄く、なぜこれを推したのか疑問であった。 あれから10年経った今、ふと思い出して再度読み直してみた。 もう、目からウロコであった。 ゴルゴ、ブラックジャックよりも見劣りしない確かな魅力が島耕作にはあったのだ。 それは、、 ・個人として卓越した能力をもっていないこと ・誰にも嫌われず、多くの人に好かれることで周囲から助けられる存在であること ・結果、組織(チーム)を率いることで大事をなすこと という点で、多くのサラリーマンにとって大変参考になることだと思う。 サラリーマン、というか、自ら事業を起こしている人でもない限り、 組織に帰属する人間は一人で何かをするなんてことはない。 仮に、一人でやったとしても、大きなことはできない。 島耕作は、場面場面で色々な人と出会い、もれなく彼を支える存在となる。 彼自身も、励まし、助け、結果として人に好かれる。 それが過去から連続していくと、大きな流れをつくっていくのだ。 そこに気づいた時、後に社長まで上り詰める彼の器の大きさを感じ取れたのである。 ゴルゴやブラックジャックのようなスバ抜けた能力のあるプロフェッショナルではない。 むしろ能力としては一般的なサラリーマンなので、いたって平凡だ。 だからこそ、真似るという意味での学ぶことが、前者二人よりも多いと思う。 自分はそう思う。 なにはともわれ、10年越しで読んだ島耕作に真の魅力を感じたおっさん一匹、ここにあり。 とりあえず社長の令嬢(隠し子)を探して、よろしくすることからはじめようと思う。 (結局、何も学んでない)
※ネタバレを含むクチコミです。
暗くなくても、密室じゃなくても、どこにいても全部怖い…もう死ぬしかない…みたいな気持ちになる。 なかにはそんなでもない話もあるけど、あのひとり暮らしのインターホンから返事が来たやつ、そのあとどうなったの!?という怖さもある。 ビジュアル的に一番きついのは歯がたくさんあるやつ。笑
男版ヴァンピアーズのようなカバーが気になり1巻を読んでみたところ期待を80倍くらい超えてきてくれてラッキー。 BLに見せかけて違うのか、と思いきや、一狼のセリフ「初めては好きな奴とがいい」は盛大なフリだと受け止めましたよ。一狼と獅郎という名前も良いですよね! 個人的にはあんまり血は流れないでほしいのですが、けっこう政界の裏の激ヤバい部分を描いてたり、獅郎の体を張ったやり方もエスカレートするのではとハラハラさせるなど、主人公2人のキャラクター性だけに頼ってる感じもないので2巻以降も楽しみです。
うしおととらと うしおととらそして出てくる仲間達、妖怪達みんなすごく魅力的で単発エピソードも泣いちゃうくらいに良いです。 中盤戦に差し掛かるあたりで展開が重くなって中だるみかな?なんて思っちゃうかもしれませんがそれもラストに向けての壮大な伏線になるのには驚きました。 ラストは今までうしおととらに関わった人々、妖怪全てが繋がって漫画史上最高の総力戦の激アツ展開に二人と一緒に旅をしてきた読者なら共に燃上がって号泣すること必至です! おすすめというより、絶読(絶対に漫画好きならば読んだ方がいい漫画)ですよ!!
6巻読了。 わたしも龍桜くんみたいな、可愛らしい子ならありだわ(笑)
勢いの良さ、爽快感、お色気ともにこれぞ少年漫画といったバトルもの。空手とか中国拳法とか暗殺術とか、格ゲーとかが好きな人だと馴染み深い武術がたくさん出てくるので、達人たちの異種格闘技戦には手に汗握りますね。 平凡な少年がどんどん力をつけて強者を倒していくお決まりのパターンではあるものの、その過程が実に痛快。個性的かつ化け物揃いの師匠達に課せられる修行はそれはそれはとんでもないものだけど、単なる苦行に終わらずしっかり笑いも混ぜていくるので読んでるほうにはストレスなし。 自分より強かったヒロインのピンチに駆け付けて敵を蹴散らすほどに成長を遂げるケンイチ、滅茶苦茶かっこいいです。
海面上昇で陸地が海に沈み、人類が人工地盤の上で生活する世界。旧時代の遺物が遺る海底遺跡へとダイブして探索を行う"アトラダイバー"の物語。新人のナギサは実技の成績はいいけどその他はまるでポンコツ、実際の遺跡へのダイブでもドジばかり。でも優秀な先輩のハルカとバディを組むことになり、持ち前の明るさと切り替えの早さで"アトラダイバー"として成長しながら未知の世界へと足を踏み入れていく―。 という物語なんだけど、物語が進むにつれて徐々に作品の様相が変わっていく。元々海底遺跡へのダイブは危険が伴うという描写が描かれているけど、ナギサが学校で学んできたものとは明らかに違う"危険"が物語の端々で映るようになり、そして1巻の最後でそれは正体不明のままナギサの目にもはっきりと見える形で顕現する。 公式のあらすじにも「ナギサの未知との出会いが始まる」とあるが、果たしてナギサの出会う"未知"とは何なのか。1話からは想像できないような物語が今後も広がっていきそう。 「がっこうぐらし!」を例に挙げると極端かもしれないけど、この作品も実際に手にとってもらった人に最高の形でストーリーのサプライズ感を楽しんでほしい意図があって表紙や帯・あらすじをデザインしてると思う。だけど、逆にそのために本来のターゲットに届いてないとすれば勿体なさすぎる作品。ぜい、騙されたと思って1巻を読んでみてほしい。 1巻まで読了
この形式めちゃくちゃTwitterとかと親和性高いし再評価されて欲しい。サラリーマン山崎シゲルって何かみたことあるよな〜と思ってたけど完全にこれだった。調べたら似てるって言ってる人多いね。
タイトルと、表紙に惹かれて読みました。 話に出てくる子は皆20代で、大人って何だろうって考えたり、周りは結婚して子供産んで自分は何してるんだろう、このままでいいのかなって悩んだり、好きになった相手と価値観が合わなかったり、、たくさん笑って涙して、、この世代の女子達が感じているであろう気持ちを割とせきららに書いていた作品でした。共感するとこあるし、世代関係なく読めると思った。
どこまでいくのかなぁって思ってたけど、ついに異世界で騎士団長とかかっこよすぎない?島耕作ファンのおっさん達、異世界転生モノって普段読まないだろうけど、これなら楽しく読んでるかなって思うと勝手にほっこりする。 欲を言えば転生前はいつもの絵が良かったな
読切だと思って読んでたら、もう終わり?という感じで、よく読んだら反響が大きければ連載化するとのこと。なるほど、そうであればこのなんとなく未消化な感じは納得がいく。まさにこれから始まる長い長い旅のプロローグにふさわしいお話でした。連載化したら嬉しいです。
歯の治療から目をそらしがちな人に読んでほしい、デンタルお仕事漫画! 目をそらしがちな人=自分なんですが…まさしく第1話に出てくる1人目の患者さんが自分と重なりすぎてて身につまされる。 というのも以前、歯茎の腫れの治療をした際に、食いしばりによる歯の摩耗を指摘されて驚いたことがあったのですが、それをきっかけに自分が常日頃からいかに歯を食いしばっているかに気づいたんです…!! その時に初めて「定期検診したほうが良いな」と思いました。 …にも関わらずあれから全く行ってない愚か者!!!このマンガを読んで内心焦りまくり笑 皮膚や骨と違って治癒力によって再生されない「歯」のこと、そして「歯科医療」のことを面白く学べる漫画だと思います。
前回掲載されたときはそ正直全然おもしろくなくて読むの途中でやめちゃったんだけど、今週号のはメッチャ面白かった!! 「ここ…大きい大きい大学病院?」は草。フザけた悪の組織と見せかけていきなりシリアスな医療ドラマが始まるのズルいでしょ…そんなん笑うわ
思春期に、なんにでも「逆張り」することでかっこつけ過ぎて巨乳好きなくせに微乳好きキャラのまま成人してしまった主人公。 大きい胸がコンプレックスな彼女に対しても、“胸で君を選んでないよ”と言いたいがために微乳好きアピールをしてしまいます。 タイトルに童話とあるように、主人公の愚かさが原因で不幸が起こり、自らの行いを改めて、めでたし。というお話です、が… その不幸を降りおとした張本人は「巨乳好きの神様」。この神様、カッコつけの主人公に終始イラつきを隠せない姿が非常に人間らしく、神様に感情移入する読者が多数かもしれない。そんななか、最後の最後に主人公に起こる出来事に、血の涙を流す者が後をたたないという…
都会の生活に疲れた田舎で農業して暮らしたい、なんて話を聞くと馬鹿じゃないの農業なめんなと思ってしまう。田舎出身ではあるものの、別に実家は農家じゃないし農業経験なんてないのに。 明らかに田舎で育った者には、田舎への負い目と誇りが入り混じった謎のアイデンティティみたいなものがあるのだと思う。 だから、という訳ではないけど凄く響いた作品。 ゆったりした時間が流れているように見えるけど、畑と向き合うのは命と向き合うことだから結果的にいち子は自分と向き合えたのかなあなんて思った。 同じことを感じたひとがほかにいるかはわからないけれど、作物を収穫して食べる行為が妙にエロティックに感じられた。生命活動の原点だからなんだろうな。生きるって眩しい。 発酵しすぎた米サワーのエピソードがとても可愛くて好きです。
いつの日からか他の人には見えない"人ならざる者"が見えてしまう少女・ましろ。ある日彼女が出会ったのは、悪霊化した"人ならざる者"=「ノーマン(NOMAN)」を浄化する女性・バズウ。 頼まれたら断れない素直な性格のましろと、自らもノーマンであり、ある事件が理由で人間嫌いになったバズウ。ひょんなことから"契約"を結びノーマン討伐をすることになった2人の物語。 広い意味でいうと人間を脅かす悪を討伐する少年マンガのような作品なんだけど、実はノーマンが生まれる過程には様々な"思い"が絡んでいて、ノーマンという存在に注目するだけでもドラマが見える。また、少女×人外のバディものでもあり、性格も境遇も全く異なる2人が互いの秘密を知って心を通わせていく"魂の交流"の物語でもある。特にましろは小さい頃からノーマンが見えていたことから他の人に「迷惑を掛けてきた」という自責の念があり、バズウとの関わりの中でその"彼女の中にしか存在しない罪"から開放される、そんな物語でもあるように思う。 作品の構造はシンプルなんだけど、その中にいろんな要素を隠し持っている多層的な作品。 1巻まで読了
東京臨海部は、その人工的な姿の足元に、意外なほど豊かな自然を宿している。 運河や海沿いの公園で水面下を覗くと、壁面にはごちゃっと貝類が貼り付く。大河川の河口には水際に蟹やら海老やらを見つけられる。栄養が豊富で、魚影も濃い。ボラが跳ねるくらいの事は、日常の光景だ。 そんな東京臨海部のあちこちに出没し、釣りをする女子高生、浜咲さん。黒髪ロングのお人形のような彼女は、釣り道具を剣道用具に偽装し、周囲に憧れと謎を振りまきながら、一人マイペースに釣行する。 都会の風景と女子高生→分かる。 そこにプラス、釣り→意外と良い! 釣りは自然の遊び、という概念を軽く覆してくれるこの三者の取り合わせ。というより、こんな都会の足元に、管理されない生の自然がある事への驚き、惧れ。そこへ果敢に飛び込んでいく小さな浜咲さんの図は、萌えるというより、燃える! 浜咲さんの釣りは、都会に残された自然への、冒険なのかもしれない。 様々に工夫して都会の水辺を攻略していく、浜咲さんの釣行記&クラスメイトとの不器用な交流、そして何で周りに内緒で釣りをしているのか……その可愛い理由もお楽しみに! 「(魚が)きた……ぎゅん!!」の表情に、こちらも思わず食い付くぜ!
サイコメトリーという超能力を持った不良主人公・明日真映児が、猟奇殺人事件やテロにまきこまれる形で、事件解決をしていく物語。 美人刑事・志摩亮子に、毎度色仕掛けで釣られては、超能力で事件の捜査協力をさせられたりする。 基本は、エイジ&志摩コンビが犯人を追い詰めていくスタイルだが、次第に大きな陰謀に立ち向かうことになってゆく…。 巻数はやや長いが、合間にギャグ回や、ちょっとエッチな回だったり、ヤンキー漫画みたいな展開が挟まれていて退屈しない。 サイコ的な犯罪が多く、多種多様な変態犯罪者たちの描写は後の魔人探偵脳噛ネウロなどの作品に影響を与えていたのでは、と感じる。 トラウマレベルに怖いシーンも多々あったが、とにかくスリルとギャグのバランスが良く、最初から最後まで面白い漫画だった。
地獄先生ぬ~べ~に登場するイタコ・いずなが主人公の漫画です。 ぬ〜べ〜を読んでいた人や、昭和っぽい怪奇オカルト物が好きな人なら楽しめると思います。 今作も妖怪絡みのトラブルとか、ぬ~べ~の時に登場していたキャラも多数出てきます。少年誌じゃなくなったのでエロは多し。 絵柄も昔の絵のままで安心して読めました。変わり映えしないと言われたらそれまでですが、以前と変わらない安定感のある絵というのも良いものです。
どこかで見たことある絵だと思ったらブルーピリオドの人か。秒速…くらいしか新海さんのものを見たことがないんだけど、シンプルでテーマが漠然としてないところが読みやすいね。 あとなんといってもおねいさんがかわいい
ファンタジーでよくある主人公の復讐動機で進むのですが、画力で圧倒されます!怒っているし残酷であるのに繊細に描かれていてスゲー!としか…! ファンタジーとかなろう系好きで、なおかつ復讐劇が好きな人なら読んどくべきですね。
BOYS BE…ってこんな健全で爽やかでピュアピュアな恋愛を描いてたんだっけ?新しいシリーズだから?時代に合わせてマイルドになった? なんて思ったけどそれはきっと違う。私が大人になってしまったんだ。ずっと心の中に住んでいたはずチェリーボーイ&ガールがいつの日か出て行ってしまいこのようなピュアな恋愛が眩しくて目も開けられないような大人になってしまったんだなあ…。 現代の世の中にもこの漫画を読んでドキドキするような少年少女たちがいたら、その気持ちを大事にして欲しい。 そしてキラキラピュアピュアな心を忘れてしまった大人はBOYS BE…を読んで心の洗濯をしましょう。初恋を取り戻しに行きましょう。
昔、ドクター倫太郎というドラマががあって大好きだったのですがそれに近いものを感じます。
この漫画は岩本ナオ先生による単行本3巻の短い漫画です。 表紙を見ると、岩本ナオ作品を見たことがない方はあまり買う気は起きないかもしれません。 岩本ナオ作品はあまり絵がうまくないというのが第一印象になりますが、実際に読んでみると、最高に面白いのです。漫画は絵だけではないというのがよくわかります。この作品も全くそのとおりです。設定もあまり面白いとは言えず、キャラクターが魅力的かといえば、そんなでもない、でも最高に面白い。ギャグのセンスがずば抜けています。人間味あふれるキャラクターは岩本ナオ作品の魅力です。 キャラクターはみな真面目でありながら、ギャグであり、しかも苦しみや弱みを抱えています。それが読者に感動を与えます。この作品でも全く平凡に見えるキャラクターが、セリフや表情を通していきいきと人間の面白さ、良さを伝えてくれます。そして涙をながすくらい感動します。大作ではないが、自分のお気に入りの漫画になるはずです。岩本ナオ先生のセンスにやられると思います。
膵炎超怖いですね!!!! 好きなもの食べられなくなるのとか悲しい。 自分もお酒が好きなので、健康診断にでも行こうかなと思いました。
健太やります!の主人公の井口健太は、特別人よりも優れているというところもないような平凡な選手で、得意なことはレシーブというぐらいなので、他のスポーツ漫画の主人公と比較すると地味な選手です。しかし、彼はバレーが好きであるという武器を持っています。そして、諦めない心や根性といったものも備えています。ですから、主人公がチームメートを引っ張りながら成長していく過程を楽しむことができるし感動する。
精神科のナースが家に行くことがあるのは初めて知りました。やはり普通の病院と違って、精神科については初めて知ることが多いです。ためになるし考えさせられる漫画なので、もっと読みたいです!
ほっこり癒されました。 慌ただしい日々と闘う三宅君が、月輪島へ行って郵便局の局長を任されて生活するお話。隣に住む綿里家の皆も柔らかい雰囲気で、日和子は笑顔も本当に可愛くてとっても素直な女の子。 居心地が合う場所で生活するって大事なことだな。 ただただ、ゆるくのんびりと進んでいくからなのか、読んでいて心地良い気持ちになった。
小玉ユキの長崎描写好きです 山の上に窯があるとか坂の多い長崎あるあるだし焼き物をする人たちの話とか見たかった! 個人的に朝ドラ化とかで展開してほしさあります。 職人気質なら当然衝突するんだけど惹かれ合う…そんな男女の恋愛模様いいですね、これ…
害虫駆除の仕事がこんなにカッコよくおもしろくヒーローモノに描けるなんて!知ってるけど、アンテナ立ててなかった世界観のヒーローストーリーおもしろいです。
重苦しいのは無しだけど、ラブもちゃんとある面白くてサクッと読める少女漫画読みたい… という人にピッッッッタしの漫画、ここにあります! 加えて絵が美麗も美麗… 完璧か!
いわゆる「奇形」を集めたサーカス団のお話。でも感じたのはそういうひどい境遇に対する嫌悪感と言うよりも、身を切るようなせつなさだった。多分同情ではないと思う。 原作は読んだことがあって、もちろん良かったのだけど、短編集の一つとして収録されていたためボリュームという点では不満があった。 コミック版の方は単なる文字の視覚化にとどまらず、行間を上手く埋めていて読みごたえがある。 原作が持っていた、あの不思議な夢のような世界観をよく再現したなと感心。
ジャンルはギャグ漫画ですが「あはは!」という感じではなく「フフ…(片方の口角がちょっと上がる)」という類の笑いです。初見は自宅にあった父のコミックスでした。表紙のかわうそが可愛かったのでページを開きましたが、小学生の自分には全く理解できず頭が「???」となりました。昔の漫画なので若干バイオレンスな描写もあり、得体の知れない恐怖を味わいました。大人になって再読したところ、いまだにオチが理解できない部分もありましたが、人間の気持ちの機敏や動きが絶妙に表現されていて、味わい深いなぁ…と思いました。あえて食べ物でたとえるなら「ホヤ」とか「かにみそ」的な作品だと思います。
吉本浩二先生の奥さんの実家がもろに津波の被害にあっていたとは。 津波が来たときの描写も、当時映像で見ていたときに感じた恐怖が蘇るほど恐ろしい。でも漫画としてはすごく面白い。人によってはフラッシュバックの心配もあるけど、あれから何年経とうが、こうして漫画にして色んな人から見た震災を描くことは絶対に意義がある。