※ネタバレを含むクチコミです。
童貞である主人公が友達からクラスのギャルに告白をすることを強いられ、告白をしますが、なぜかOKされてしまう。そこから恋愛経験が非常に乏しい童貞の主人公とギャルの交際が始まるのですが、この不釣り合いとも思えるカップルがどのような日々を歩むのか?というところが面白い。非リア充だと思われていた男子が、徐々にリア充になっていくようなストーリーが好きな人におすすめ。
一つの嘘が、こんなに盛大な恋物語になるとは驚きでした。嘘は嘘を呼びますね。 遠回りしてでも、くっつく透と湊だったのかもだけど、周りに傷つく人もいたり、嘘をつかせてしまったり、切なさ感じるところもありました。 それに湊と気づかないほどの化粧マジック(?)すごい。笑 終わりは、皆ハッピーでよかったです。 そして、あんなに相手を思うことができる烏丸くん( 湊の元彼)は優しすぎて器の大きい男性だと思った。
「相撲取りが異世界に来たらどうなる?」 そう。 ちゃんこを作ります。 まず本作の魅力は転生時に与えられる「ちゃんこ横綱」というナゾの缶。これが最高のアイテムなんです。念じるだけで味噌とかバターとか望んだ調味料を毎回出してくれるんですよ。 自分はこれを見て『ハリー・ポッター』シリーズを読んでた時の「こんな世界でこんなことしたいなぁ」っていう素直なワクワク感がフッと蘇りました。まさか「ちゃんこ横綱」でそんな気分になれるとは。 主人公のタカラヤマも爽やかな快男児で、好感度高し。さすが力士だ。 4巻出てるのも納得の出来だと感じます。あとタイトルの完成度がかなり高いと思いました。マジで他に言うことがないので。 タカラヤマの次のちゃんこも見たい!
「ラブコメ漫画『ぼく勉』結末は異例の読者次第、パラレル物語開始へ 残りヒロイン4人全員描く」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00000305-oric-ent 正直、残念だった。 こういったラブコメ的なハーレム作品で、やってはいけない三大悪手が ・全員うやむやな関係にするEND ・逆に全員と付き合うEND そして、この ・ヒロインごとに複数ENDを用意する だと思っている。(異論は認めます) 要は、選ばないのはズルいと思うんですよ。 誰を選ぼうとも、結論として1人を選んだのであれば、それが物語としての完成だと思っているのです。 自分の推しがたとえ選ばれなくても、納得できなくても、ファンとしては、それはそれで一興なんですよ。脳内補完するんで。 勝っても負けてもいい試合だったと言うものがあるように、 選んでも選ばれなくてもいい娘だったで終わるものがあるんです。 この終わり方に、なんとも時代を感じました。 令和って、こういうものなのかなぁ。 可愛らしいキャラ、一途に何かを頑張る姿、素直になれない恋心など青春の瑞々しさを見事に表現した現代ラブコメの最高峰だと感じて、ずっと好きな作品だっただけに、この終わり方にちょっとガッカリしました。 まぁ、全部読むけど!
右とか左とか思想はないんだけど表紙が気になって読んで見ました。ん〜、懐かしの不良漫画!「た〜くちゃん!」とか「ひき肉にしてやんよ」とか「ハードラックとダンスっちまった」にぴんとくる人にはおすすめです!笑わせに来つつも戦時のネタで泣かせにくる展開もあるから油断ならなくて面白いです。
おじさん×若いこは多々あれど、 がっつりお、おじいさん…! いや、おじさま? ここまで年が離れると第三者目線としては微笑ましく読めてしまうんですけどどうでしょう。
個人的に漫画的な二頭身とリアルな顔の差が大きいと思うこの漫画。 最初から劇的なシーンはリアル調になるんですが最終回間際でより如実になってる気がします! 登場人物に感情が篭ってる…!!!! 表情がなんとも言えない! だいたい同性が同性を好きになる漫画で告白シーンがあったとしてもそのあととか第三者とかの反応は有耶無耶にしちゃうと思うんですよ。 何故なら多分作者的には一番描きたいシーンがあってそこにピントを合わせてしまうと他を語るまではできないから。 でもこれ「好きだ」と告白するまで、告白してから、を饒舌に繊細に語ってある漫画だと思うんです。 青臭いようでみんな考えていることは大人で筋が通ってて。 次最終回ですが、実は今アツい漫画だと思うのでできるだけいろんな人に読んでほしいです!
この上司、なんて癒やし系なんでしょう!! そして、とってもキュート♡ 職場にこんな上司がいたら、仕事が楽しくて仕方がない。 母性本能を擽られまくりです♪ 読むと肩の力が抜けてふっと軽くなる。 オススメです!!
男気のある主人公、かわいいヒロイン、頼れる仲間といった少年マンガの王道!といった内容。伏線の張り方が上手で序盤に撒かれた種が終盤になって芽を出すといったやりかたが上手。作者の性質上女の子は大体かわいくてナイスバディ。ペットみたいな小動物がやたらと増えるがストーリーは簡潔で読みやすい
武家から吉原に入った主人公の茜が、意思が強くて賢くて、そどよく愛嬌もあるのが素敵です。カッコイイ男たちに守られる設定だけど、嫌味に感じません。 人物も着物も、建物もしっかり描かれていて、きれいだし、世界に入り込めます。漫画の所々に入ってくる、吉原のしきたりや時代の説明もありがたい。 茜の恋ががどうなるのかだけじゃなく、事件の真相も追うストーリーなので、恋愛物、時代物、サスペンス的な面白さも全て楽しめると思います。
めっちゃ面白い!以前からバキについてはネット見かけて気になっていたのだけど、なんとなく読まないでいた。1巻が無料ということでバキ道から読んでみたら絵がまず独特〜!しかし、慣れるとその世界にあっという間に引き込まれた。大相撲の神話から始まって、さまざまな格闘技・相撲の描写が圧倒的すぎて一気に読んでしまった。他にもクライミングの試合?があったりといろんなパターンの展開があって普通の格闘マンガとかなり違う感じだった。
「黒騎士物語」で名台詞を量産した小林源文先生のフルCGアニメ化された作品としても有名な「Cat Shit One」の湾岸戦争ver。 戦地では実際どうなのかわからないがプライベート・ライアンとか観たあとに読むと意味がわかってなかなかヤバい。 内容は女子には一切理解されないであろうガッチガチの戦争モノであり、見た目が可愛くなかったら一般受けも全くしないだろうし、かわいいのに一般受けしないレベルのガチだと思う。 結構なシリアスさだけど命の大切さや戦争が如何にヤバいか(核もさながら劣化ウラン弾とか生物兵器とか)もわかるし、専門用語がいっぱいあるけど「了解(コピー)!」とか余計な知識がいっぱい増える。こういうのは真似したくなるので読んで真似しよう。ラインスタンプもあるぞ!(ラインスタンプは黒騎士物語の方が推し) ちなみに自分はあまり戦争に明るくないのですが、ウサギが米人、クマが露人、中東はラクダみたいな感じで描かれている程度の認識で読んでおりハッキリ理解してませんので違ったらご指摘ください。 ネズミはなんだろね。 にしてもCGアニメが話題になったのが10年前…なついぜ
高校水球部に入った浜路洋平の部活動を中心に描いていますがそこまで真剣なプレイシーンは多くないです。ワイワイ部活をふざけながら楽しんでる青春部活ものって感じ。女子と男子が同じプールで練習しているのでセクシーな女子生徒のサービスショットがたくさん見れます。度々胸や下半身が丸出しになるシーンもありエロに関しては攻めてます。深夜のテレビでやってた水着企画モノとか好きな人間にはたまらんです。
作中、恋愛未経験女のふみのちゃんが、彼氏のおじさんに「手をつなごう」と誘われ、思わず断ってしまうところ、かわいかったです。 実際になんとか手をつないで、ムズムズするシーンが、見てるこっちがムズムズしちゃう感じでした。 デート中に手汗かいちゃうのとか、リアルです。
単純な展開だなーと思って読んでたけど、青山の悪い男心情がなるほどなーってなっちゃって、学びになる笑 こういう女心を上手に掴む生粋の遊び上手ってリアルにいるから、面白く読める話かと。
おもしろい。キャラやストーリー設定もだけど、漫画内オリジナル造語とか出てくる漫画ってなんか好き。ワードセンス高い!とか思ってしまう。
ピンチの店を救うにしても陽一が全部アイディアから調理までこなして腕を見せつけて終わっちゃう。ライバル店に勝ってもそれって陽一だけの力じゃん?いいの?なんて思うのは食キングを読みすぎちゃってるからだな… そんなことはさておき料理が美味しそうでアイディアがはちゃめちゃででも真似したくなるのが素晴らしい! フライ定食のご飯をフライにするのかよ!パスタ茄子で巻いちゃうのかよ! と実現不可能そうだけど食べてみたいと思わせる力と、悲壮感のない明るい天才・陽一の魅力が合わさって夢中で読んでしまう。ぺかりん!ってかわいいかよ!お母さんもかわいい! やっぱりご飯って明るい気分で食べたいもん。明るい飯漫画最高。
ストーリーの内容が暗い。主人公の母親が昔ながらの人という感じで、すごく弱腰だし、長いものには巻かれる事なかれ主義で、この人がもっとちゃんとしてれば主人公の人生も違っていたかもしれない。全体的に絵がきれいだったのが救いで読み進めることが出来た。
普段は女子の話を、相槌を打ちつつ大人しく聞いている私だが、もし女子が「彼氏と釣りに行きたい!」と言い出したら、やめときな?と言ってしまうかもしれない。その位、「カップル釣り」は微妙な問題を孕んでいる。 『釣りとごはんと、恋は凪』は、「カップル釣り」の典型例とその可能性について考えさせてくれる、釣り漫画としては一風変わった作品である。 ……いきなり喧嘩かよ! 彼氏の釣りについて行くかで揉めた樺山ユキは、「釣りなんかできっこない」という彼氏への当て付けに、いきなり一人で乗合船に!……まあ酷い目に遭うが、隣のカッコいいお姉さんに教わって、初釣果!そして大量のお裾分け。その美味しさに感動したユキは、釣りに積極的になる。 時にお姉さんと釣りを共にするが、お姉さんは教え上手で面倒見がいい。 それに引き換え彼氏は、やっと一緒に行くようになったが、教えるのは下手だし自分の釣りに夢中でユキは放っておかれるし……男って駄目ねぇ。 そんな2人を繋ぎ留めるのは、釣果を美味しくいただくこと。2人とも料理上手で食いしん坊。不機嫌で釣行から帰ってきても、美味いものとビールで仲直り!羨ましい! 釣り漫画としては、釣法の説明もありつつも、釣りの楽しさや釣れない悔しさ、その他様々な感情を描き出し、あるある!と共感させてくれる。そしてどんな感情を持ち帰っても、最後には魚を料理して食べて、解決! 因みにこの漫画、『ごはん日和』(ぶんか社)という食に関する漫画を集めた雑誌の連載。道理でご飯が美味しそうなわけだ(ちょっと珍しいレシピもあって、興味深い)。 「カップル釣り」を検討中の方も、失敗した事のある方も色々気づく点のある、釣り漫画の珍品と言えるだろう。
手品が大好きな先輩が、後輩の男の子に手品を披露する日常系漫画。しかし先輩はかなりのアガリ症で、マジックを披露するたびに何かしらのハプニングが起こり失敗してしまうポンコツさを兼ね備えており、奇抜なファッションも相まってエロハプニングを連発するのであった…。先輩の巨乳が過ぎるので、手品よりそっちばかりに目がいってしまう(笑)
自分もブスでデブだというコンプレックスを抱えていたときに、この作品に出会って励まされました。カンナさんが好きな人のために、美女に生まれ変わるという展開は爽快感がありましたし、応援したくなる気持ちを持てます。そして美人になっても、恋愛は必ずしもうまくいくはずがないということも教えてくれるので、恋愛漫画ですがヒューマンドラマでもあります。カンナさんの片思いの相手がイケメンなのに、性格も良くて天然なところもポイントが高いです。
まず、はじめにこの作品はスポーツ系の漫画ではありません。 最初は多少やってますが途中からバレーボールはほとんどしなくなります。 工業高校に通う不良3人組の青春ギャグ漫画で、男子校であるが為に、いかに女の子とエロい事をしようか、常にHなことばかり考えてばかりいる日々を描いてます。 めちゃくちゃ強烈な女キャラ「トラ子」が出てくる辺りから、面白くなってくるのですが…。 吐くほどエロネタが出てくるので、かなり読む人間を選ぶ下品なマンガです。でもこういうテイストが好きな人ならめちゃくちゃハマると思います。
アイドルと張り合ったりしないで、素直に声援を送っている光君と中ちゃんが可憐! 本当にいい男ってこういうものなのかもしれない。
月間少年ジャンプで連載された漫☆画太郎先生による甲子園球児たちの熱き戦いを描いた常識外れのギャグ漫画です。 主人公・野球十兵衛が率いる星道高校と外道高校の戦い(野球より喧嘩がメイン)という破天荒なストーリーで、内容はヒドいとしか言いようがない描写ばかりですが、とにかく「何が何でも笑わせたい」という意思が伝わってきます(笑) 気を付けていただきたいのは、野球に力を入れた物語ではなく、あくまで笑いがメインであるところです。 かなり人を選ぶタイプのギャグ漫画ですが、漫☆画太郎先生の作品が好きな方には文句なしにお勧めできます。 同時収録の外伝作品もとても面白いです。
退廃的な世界観が大好きです。少年漫画にしては、少々残虐なシーンもあり、今の時代にはそぐわない部分もありますが、でもやっぱり、面白いですねえ。80年代の漫画を語るうえで絶対に欠かすことのできない、不朽の名作です。あと、ストーリーとは全く関係ないけど、ケンシロウって、ライダースジャケット着てたんですね(笑)。オシャレじゃん。
誠に恥ずかしながら今まで読んだことが無かったのですが、アニメ化したしいいタイミングと思い手を出しました。 後出しジャンケンみたいな感想になってしまいますが、今となっては人気のある良作と知った上で読んでいるので確かに面白く感じます。キャラクターも個性的で好きだしそれ故に先も気になります。 ただ絵が粗くて見づらかったり、台詞回しや画づくりが型にはまっておらず読みにくかったりする短所もあり一筋縄ではなかったです。近年は「進撃の巨人」「呪術廻戦」「ファイアパンチ」「チェンソーマン」など絵は粗いけど独特のリズム感と強烈かつディープなストーリーが魅力なヒット作が増えてきたことがもしかしたらドロヘドロ再評価→アニメ化の遠因だったりするのかもなぁなんて勝手に想像しました。 2巻まで読みましたが恵比寿が自由すぎて見てて楽しいです。 また読み進めたら書き足すかもしれません。
最終兵器彼女は当時の連載環境を含めても、戦略も内容も非常にセンセーションなものでした。 まず高橋しん先生が作者でこのタイトルだから、あまったるいラブコメだと誰もがそう思っていたでしょう。 しかし、あの一話で読者はみんな度肝を抜かれたのです。世代も二周くらいしてしまいましたが、今で言う「まどマギ」くらいの衝撃がありました。
とあるアパートに小さな男の子が引っ越してきます。しかしその子は1人暮らしでした。もし自分が実際にそのアパートにいたら不思議な感じがしますよね。 その子はアパートの住人たちを巻き込みながら、着実に1人暮らしをしていきます。そして今まで知らなかった住人同士もそれぞれに関わっていくことになります。男の子はなぜか上から目線なんですが、それが可愛いんです。優しい所は優しく、しっかりしているようで子供らしい。ホントに可愛いです。ときどき見せる「やんごとない感」が素性に何か関係があるのかな?と思わせてくれます。 次はどんな問題が起きるんだろうと楽しみになります。
奴隷志望のマゾ社長の言動は変態ぽくておもしろいし、主人公の佐藤さんはかわいくて、サバサバしてて好き。男女がなかなかくっつかない漫画って、読んでてイライラしがちだけど、この作品は、社長に流されそうになりながらも、いやいやこんな変態はムリ!と踏みとどまる気持ちが分かるから、自然だし、読んでて楽しめます。
題名の通り、ヤクザ漫画になります。 物語は、自分の子分だった奴から鉄砲玉を命じられるくらいに、しがないヤクザの主人公が、逃げる途中で自滅して死んでしまうところから始まります。 そこから目覚めると、10年前に戻っており、10年間の経験値を生かして、ヤクザとしての人生を再度やり直していくストーリーになっています。 個人的にはヤクザ漫画があまり好きでなかったのですが、この作品を一度読んでしまうと時間が経つのを忘れてしまうくらい熱中して読んでしまいました。※グロいシーンは結構多めなので、苦手な方は気を付けてください。 登場人物が非常に多くて、名前と顔を覚えるのが大変です。また、作品中でめちゃくちゃ人が死ぬ為、キャラクターの記憶が曖昧になり、読み進めていくのは非常に時間がかかるかもしれません。※個人的にはそこも魅力の一つだと感じていますが 最後には、アッと驚くクライマックスを迎えますので、気になる方は一度読んでみることをおススメ致します。
大好きな作品です。きれいな絵と壮大なストーリーで、読み始めると止まりません!最終話に近づくにつれ、涙も止まりません!とにかく、薄星がかっこいい。主人公・亜姫と強い絆で結ばれている二人が、切なくもあり素敵です。女性として、亜姫の強い心と聡明さにも憧れます。名作ですので、ぜひ読んでもらいたいです!
やばい!! めっっちゃくちゃ面白いんだけど読んだ人いる? 前編だけでこんなに面白いってすごくない? 後編どうなっちゃうの? イケメンが告白されたら全員と付き合っちゃう無抵抗な主義で、その一人から刺されちゃって退院後から始まるんだけど、それ治そうよって言って友だちと魔女ってあだ名の人のところ行くんだけど、あーもうとにかく読んでって感じ! 絵がきれいなのはもちろん、友だちのキャラ設定(幼馴染で同性愛者の女の子)とか、魔女の性格とか、無抵抗主義にならざるをえなくなってしまったトラウマとか、話に奥行きがあって展開も読めなくてすごい! めちゃくちゃ好きだ!
遺伝子は指紋を超える究極の個人情報と作中で言われるように、血液や体のどこでも一部残っていれば個人を特定することができる。 「遺伝子は嘘をつかない」をキーワードに、感情豊かなおじさん刑事・安堂と、医科大学で准教授を務めるDNAの専門家・神保のコンビによって過去の未解決事件の真実を次々に明らかにしていく。 1話完結でドラマ向けなストーリーと思う。遺伝子を増殖させるPCR法という非常にタイムリーな用語も出てくる。 個人的な好みで言わせてもらうと、神保准教授のキャラクターは一応「天才だけど変人」という設定でしたが読んだ印象としてはわりと普通の人です。 もっとアクの強い、こんな奴いねーよ!くらいのが欲しかった。
表紙の目ヂカラに心を掴まれてジャケ買いし、内容を読んでさらに心を掴まれました。とにかく画力を活かした演出が抜群です。 キャラの作画はCLAMPの目ヂカラと矢沢あいのフェミニンな細身のシルエットを見事に融合させており奇跡的なバランスで成り立っています。 そして手の細かな演技や表情付けなどは週刊漫画とは思えないほど繊細に描写されており手の動きだけでキャラの悲痛な感情が伝わってきます。 背景に関しては繊細なトーンワークによる光の表現が特に素晴らしく、この現実感のあまりないキャラたちを違和感なく世界に溶け込ませています。 さらに、シリアスとギャグの配分が非常によく。80〜90年代のサンデーが好きだった人にはたまらない配分になっていると思います。店長がパトレイバーの後藤さんに似ていますがその辺りの感覚はパトレイバーに近いと思います。 ストーリーに関しても初めての挫折を経験した少女の鬱と中年の危機に差し掛かったおじさんの鬱という2種類の鬱を恋愛という誰にでもわかる主題を使いながら見事に描き切っています。 少女漫画が好きな人、そして少年漫画が好きな人、もちろん青年漫画が好きな人、どの層の人にもお勧めできる恋愛マンガです!
ここ最近、安彦晴さんのマンガがスペリオールよく載ってて嬉しいです。 逆張りしてしまう尖り男が本当は巨乳が好きなのに好きじゃないと言っては巨乳好きな神様がお怒りになってやっとできた彼女さんのGカップを猫にしてしまう話。 全体的にとても可愛らしくて、男には狙い通りイライラさせられるけど最後ちょっとほっこりな童話的で素敵な話でした。 しかしデフォルメされつつも線が妙にエロいのがまたよかったです。
現在、アニメが絶賛放映中ということで読んでみた。取り上げられ方としては、流行の「ファンタジーと美食」というジャンルで推し出されていた気がするが、それは一端でしかない。ミカという主人公は配置されているものの、エピソードごとに中心となるキャラクターは決まっており、物語が展開される。そこに通底しているのが「龍捕り」という職業。彼らの生き様それ自体が物語となっており、ドキュメンタリーのように生き方に触れられるのが魅力だと思う。
もう会えないと思うと会いたくなるし、忘れていてもふと思い出してさみしくなる。 レバ刺しのない世界線にすっかり慣れてしまったけど、この漫画を読んでしまったがためにまた食べたくなってしまった…。 創作物だと別れることが決まっていても、最後にまた巡り会えたりとか新しい出会いがあったりとか何かしらの希望が描かれたりすることが多いけど、もうレバ刺しは無いというラストシーンがわかっているので余計辛い。 馬刺しもうまいしレバテキもうまいしレバ刺し風のアレンジ料理もうまいけど、やっぱりレバ刺しうまかったよねまた食べたいよね…と喪失感に襲われています。 レバ刺し食べたい気分のときはマグロとかカツオのお刺身をうすく切ってごま油と塩で食べるとちょっとそれっぽくて美味しいです。
味だけではなく経営まで視野に入れた成功するラーメン店とは何か。 単なるグルメ漫画ではなくラーメンがどうすれば職業として、ビジネスとして成り立つかを1サラリーマンの目からとらえた過去にないグルメ漫画です。 もちろん主人公のラーメン屋としての成功を描くサクセスストーリーでもあります。ラーメン屋として、ビジネスマンとして成功していく姿はサラリーマンの励みになると思います。
リイド社のトーチは本当にいい仕事をするよなあ、と、毎度のこと唸らずにはいられません。新人の漫画家は雑誌の読み切りからデビューするという漫画界の定石を覆さんとしていますよね。そればかりではなく、やんごとなき事情で誌面にはどうも上がってこられなさそうな才能であったり、何らかの理由で表舞台には立とうせずアンダーグラウンドの世界に留まっている才能をまさに一本釣りですよ。 初期の窓ハルカさんなんて凄まじかったですよね。パースもヘッタクリもない、そもそも立体が描けていない小学生みたいな絵なんですけど、それをそのまんま載せちゃう。でも、すごい面白いんです。そのほかにも、セミ書房は『架空』の仙人たちというか怪人たち、川勝重徳と斉藤潤一郎の首根っこをしっかり掴んでいるのにも感心する、たぶん大変な気苦労があることでしょう。 そんなこんなで澤江ポンプ。初期の作品集ということもあってか、まだ絵自体は浮気がちで、よしもとよしともじゃないですけど、好きな漫画をよこに置いて描いてるんじゃないかなあという感じ。でも、絵は他人のものでも、このひとは漫画の呼吸をあらかじめ知ってしまっている。どんなに絵に個性があっても馬のエサにもならん漫画しか描けない漫画家が大勢いるなかで、この才能は群を抜いていると思います。とくに、二話目の『夜明けの未来ちゃん』が素晴らしかった。たぶん、黒田硫黄の漫画をよこに置いて描いたんでしょうけど、それ以上に野球マンガならでは呼吸をあらかじめ知ってしまっている。最後は縦に大きく割れるカーブでアウトを取るわけですけど、肝心の曲がっているところは見せないんです。でも、スゲえ! となる! これぞ野球マンガの呼吸!
ジャンプ読んでて表紙見た瞬間一目惚れして、そこからストーリー読み進めていっても興奮が落ち着くことなく世界観に引き込まれとても良い作品でした。好き
ひーくん(恋人)は100年に一人の天才ロッカー! 将来は絶対に武道館を満員にする! いまは、ひーくんを支えるために私が稼がなきゃ! ・・ごめんね、ひーくん。 アナタのために私は悪魔に魂を売るわ。 アナタが「日本の音楽シーンを支配する悪魔だ」という その悪魔(アイドル)に今だけバイトでなるわ! 「ぐりこカミングスーン」は 間違いなくバカップルのカン違いコメディ物語なんだけれど、 才能があるのに気がつかないで苦労をしているという、 ある意味で贅沢なバカップルのお話だ。 「無能なこと、無意味なことに気がつけよ!」ではなく 「有能なこと、才能を無駄遣いしていることに気がつけよ!」 とツッコミたくなる物語だ。 なぜそこで、そうカン違いする! と思いつつ読んでいたのだが、 読んでいるうちに「アレ?」と思う部分が ダンダンと増えてくる。 カン違いロッカーのひーくん。 カン違いアイドルのぐり子。 ロックやアイドルそれそれを崇拝するファン。 スカウトマンやマネージャー、プロデューサーなど業界人。 それらの日本の音楽シーンの全部に対して、 「お前らみんなカン違いしてるよ」と ディスって笑いにしているような漫画だと思って読んでいったが、 実はそう思った自分こそカン違いをしていたのでは?と ジワジワと思わせてくる漫画だった。 ピザ屋でバイトした後に 「あの大空にピッツアをひろげ~」 と唄う、ひーくん。 それを見て 「ひーくん、かっこいいかも・・」 と思ってしまった。 それこそカン違いかもしれないけれども。
バリキャリが絶対結婚しないと決めて一人を満喫する的な話かと思ったら違ってて少し意表を突かれた感じです。 本当、色んな生き方があって当たり前の時代で、紫陽花が仕事で住みながら取材するソロシェアハウスで出会う人達(絶対結婚しないと決めた男性)は皆楽しそうに見える。 主人公、紫陽花はいつか結婚できたら思考の女性だけど彼らと出会って何か変わっていくのかな。 結婚しない人が増える=家族とゆう形が少なくなる時代って、きっと見える景色が変わるだろうな。どんな時代になるのだろう。って考えさせられました。
※ネタバレを含むクチコミです。