コミックDAYS、FRIDAYデジタル連載第1部完。単行本は3巻から電子。まずは4巻発売祈る。第2部始まる予定は今のところないらしい。寂しすぎて涙。物語は昭和後期で止まってしまう。バブル景気を知らない世代なので是非、ウラ社会から近代史を学べる作品なので、是非続編を期待したい。
これはどういう気持ちで読んだらいいんだ。 あゎ菜ちゃんはかわいくてかわいそうで、一緒にいたら気にかけちゃうけどイライラもしてしまいそう。あゎ菜ちゃんを見ていると自分の汚い感情がよく見えてくる気がする。でもあゎ菜ちゃんはかわいい。 かわいそうと思ってしまうけれど、それもこちら側のエゴである。あゎ菜ちゃんはできないことも多いけれど、自分を幸せにする方法を知っている。側から見てそれが「自分を幸せにする方法」には見えないけれど、本人が幸せなら幸せなのだ。あゎ菜ちゃんの方法では幸せになれない自分のほうがよっぽどかわいそうかもしれない。 あゎ菜ちゃんと話してみたい。自分にだけ心を開いてくれたりしないだろうか、と愚かな期待をしながら話しかけてみたい。
『メタモルフォーゼの縁側』の鶴谷香央理さんが辻村深月さんの小説『傲慢と善良』をコミカライズした本作。 小説は久しく読んでいない自分でも知ってる有名小説家の辻村深月さん。 コミカライズ&アニメーション映画化された『かがみの孤城』は、恥ずかしながら原作は未読ですが漫画も映画もとても素晴らしかったです。 それにしても豪華なタッグ! https://webtripper.jp/m/mdf185579bb2a 39歳独身で若くして社長になった架(かける)と、マッチングアプリで出会い婚約した真実(まみ)。ときおり真実の周囲に不穏な影はあっても二人は順調そうに見えたが、ある日、真実は行方不明になってしまう。果たしてそれは事件性のあるものなのか、失踪なのか。架は真実を探し回るが…。 ジャンル的には「恋愛ミステリー」とのことでどうなっていくのか楽しみです。 現時点で公開されている3話まで読んだんですが、本題に入る(真実が失踪する)前までに微妙に引っかかるポイントが上手に散りばめられていてこれがどう効いてくるのか気になりますね。 とにかく自信が無さそうで大人しい真実と、正反対に社交的で明るく仕事もバリバリできそうな雰囲気の架。 架の友人関係も、嫌というほどではないけど微妙に派手というか、思ったことはっきり言う口の悪さというか、カースト高そうで苦手な人は苦手そうな界隈を描くのが上手いです。 架が二十代?のときの元カノのアユを引きずって意識している様子から、アユの代替品として真実を扱ってたんじゃないか?とかいろいろ考えちゃいます。 真実が行方不明なのにあまり心配してるふうじゃない真実の親とか、むしろ世間体を気にしてそうな部分に嫌な感じがします。 何か知ってそうな真実の英会話スクールの元同僚も気になるし…。 失踪したことで真実自身の人間性も果たして大人しく引っ込み思案だったのか、何か隠していたこともありそうだし、架に近づいた理由があるのかもしれないし、謎は深まるばかり…といってもまだ序盤なのでネタバレを踏まないように気を付けながら謎を楽しみたいところ。 小説公式サイトはこちら https://publications.asahi.com/feature/gouman/ 調べてたら今年9月末から映画化も決まってたのを知りました https://www.youtube.com/watch?v=OusWAswTcnI いろいろ合わせたタイミングで仕掛けた連載開始だったんですね。 ここまで人気ということを知ると原作で読みたくなってしまう自分もいるのですが、鶴谷香央理さんも好きなのでとりあえず漫画で追ってみることにします。
主人公の美空がサバサバ系の女の子なのが面白い! いきなり5人兄弟と家族になったのに、全く動じてなさそう笑
独特な味があって面白かったけど、男性キャラの胸元・袖口・ズボンの裾全てにはみ出してる黒い謎の布地みたいなのが何なのか気になって仕方ない
きっとSMの世界は、表面で見るより、深いのだと思う。 『フェティッシュバー』って初めて聞いた。 色んなタイプのSM好きの人たちが集まるバーか。 沢田課長の会社では、見られない恍惚とした表情が自分でも知らない世界の扉を開けてしまった事が分かる。 いつもと、違う自分を発見して、今まで経験したことのないビックリな体験を今後もしていくに違いないが、会社での立ち振る舞いも変化が出てくると思う。 どのように対処していくのか楽しみだ。
最初の設定は如何にもって感じなのでわかりやすく読みやすい。 ジャンプ+作品はほんとどれも導入が上手い。 そしてなによりモブが可愛い。 ラン(天使)もボロス(悪魔)ももちろん可愛いのだが、悪魔界から派遣されたエージェントQも天使長マリエルも素晴らしく可愛い。 なんだこの可愛い漫画は… 以上、感想になります。 マーヴの続きも気になりまくるぜ
興味深いですね。ギャンブルの描写はどれくらいリアルなんでしょうか?
神様と天使と悪魔見てたら、サチが大きくなるまでは人類滅亡しないんじゃない?となんだか気が大きくなってきた。 クソガキに大人(というか天使と悪魔)が振り回される図は最高だし、不都合な展開は神様パワーで捻じ曲げられるからどこまでも気持ちいい。 基本的にはテンポよくひたすら笑って読めるけど、人間って悪いもんじゃないよなあ……ってあたたかい気持ちにさせてくれる瞬間もある。 毎回毎回あたたかかったら押しつけがましいけど、たまにだからいい。たまにいいことあるから人生って楽しいし、たまにいいやつがいるから人間っていいんだよ!って神様に教えてあげたくなる。 自分が生きてる間くらいは人類存続してほしいから、サチにはたまーにいいことするクソガキでいてもらいたい。たまにでいいよ。
幼児男子が母親に言って、母をタジタジにさせる言葉を、転校先のクラスメイトへ次々と繰り出す高田くん。 おまけに小学生男子らしく、ファンタジーっぽい要素も大好き。 死神や闇の力関連に強く反応しているけど、きっとドラゴンも好きなはず。裁縫箱はドラゴンを選んでいるはず。 いや、高田くんだけじゃなくて、暮らすの男子全員、ドラゴンを選んでいそう。 そんなことを考えていたのに、高田くんが遊んでいるゲーム機を見た途端、これゲームボーイ(アドバンスSP)?という疑問が心を締めてしまった。 案外古い漫画なのかと思いきや、2018年連載開始。 アドバンスではないのか、親のゲーム機で遊んでいるのか。 ゴーイングマイウェイな高田くんと、内気でいじめられていた西村さんが仲良くなって、西村さんを呪縛から救い出してくれる。 ポジティブ変換機能が良い仕事をしすぎて、結果的にいじめっ子へ意趣返ししているのもおもしろい。
シリーズの何巻から読んでも楽しいです。最初は山手線の各駅を巡る企画だったような気がしますが、いつの間にか竹内佐千子先生と担当M田さんの趣味であるイケメン俳優の握手会に行くのがメインの話になってました。いわば推し活を覗かせてもらってるだけなんですけどそれがすごく楽しいんですよ!イケメンと戯れて食べ放題で食いまくり洋服を買い漁るのを見ているだけでこっちのストレスも解消されていきます。最新6巻ではコロナ禍で接触型のイベントも減ったり、竹内先生の体調不良やM田さんのストレスなど心配なことも多々ありましたが、何よりこの連載が終わってしまうことがショックでした…!!でもまた違う形でお二人のエッセイ漫画を描いてくださるそうなので安堵しました。いつまでも待ってます。
朝ドラみたいな話の進み方。 ゴルフだけじゃなく、キャラそれぞれの人生に スポットが当たっているのが良い。 今の所、一番印象に残っているのは島さん。 どこにでもいる普通のおばさんだけど、 ゴルフが大好きで自分の人生を精一杯戦っている。 『一生かけてリカバリーしようとしている』 『目の前にあるライを変えることはできない』 お義父さんの 『自分の子供が自分の好きなことをやるのを 応援しない親がどこにいる』 も泣きそうになった。
ちょっと!めちゃくちゃ好きですこの話!! 主人公ジェシーは可愛いしタンヤとのやり取りは面白いし、けどほんのり切なくもあって。普通に泣きそうになった…30数ページなのにすっごく心臓を鷲掴みにされました。本当に好きなお話…そして絵柄がとっても可愛い。 もっと読みたい!終わってしまったのが寂しすぎる~この二人の生活をずっと見ていたかった…!!
たいへんヘキに刺さりましたことをご報告いたします。ありがとうございます。しかも女子高生百合て。たまらんよそんなの。 たった8Pしかないのにすごい満足度高い!Sal Jiang先生って「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」と同じ作者さん!ほんっっとに可愛くて魅力的な女の子を描くのが上手…好きだ…。ふゆかな一生イチャコラついててくれ。
マンガMeeで開始当初読んでました…絵が丁寧で綺麗で、だけど内容は殺人です。JKの。がっつり重い。一度連載が止まってしまってから「完結してから読もう…」と思ってたんですが、完結しているな…!!? 1話から目を引くストーリーと繭、音、悠の性格バラバラだけど仲良しな感じがすごく好きで惹かれたのをよく覚えています。女子校ぽい…!みたいな。でも内容がしっかりしんどくて、繭の悩みや葛藤や、お姉ちゃんに子ども産まれるのに…おばになるのに私は…ってところがもうキツくてキツくて…!!だからこそめちゃくちゃ最初から最後まで面白いです。ちなみに悠推し。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ たしか週刊コミックバンチの時代に読んでたが途中で雑誌を買うのをやめて最後まで読めていなかったようなので今回全部読んだが、これ県立海空高校野球部員 山下たろ~くんを読んでいるからこそ楽しめる要素が大きい気はする。 県立海空高校野球部員 山下たろ~くんに関しては好きかと聞かれたら好きとは即答できないが好きではないとは言い切れない何かがあるね ・特に好きなところは? たろ~と辰巳の関係が相変わらずな部分と県立海空高校野球部員たちははあれだけ熱い戦いを繰り広げた仲間の行く末をお互いに誰も全くわかっていなかったところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 県立海空高校野球部員 山下たろ~くんを熟読してから読むのをおすすめします
なんとなく表紙にひかれて読み始めたが俺の好きなエッセイな感じだった。絵の感じも内容も好きだったな
タイトルに惹かれて読み始めました。日々の小さな楽しみを持ってる佐々木さんが羨ましくなりました。生活に張り合いが出るし、社畜にはそういうのないとやってらんないしね。 田山さんみたいな友達ほしい。 ハラハラドキドキの刺激を求めるタイプのマンガではないです。が、それこそ日々の小さな楽しみになり得る素敵なマンガ。
主人公は、円滑な統治のためを建前に、魔族と人との調和を目指し、虐殺を許さない。 人間即虐殺喜の魔族からしまら異端中の異端な存在。 にも関わらず、タイトルそのまま、人間だとバレないように生きてこれたのに… 漫画が始まってからはどんどんバレていってる!! 不可抗力、不可抗力、と言いたくなるくらい、バレていってる! バレても他人に喋られなければセーフってことかな。 主人公は現代日本からの転生者、魔王様は名前からして怪しいと思ったら転生者。 なんだか、まだまだ転生者は他にもいそうだぞ? 知略を巡らせ、最小限の被害で最大限のメリットを得ようとする知能戦のような戦い方も楽しい。
相撲部屋の一人娘の夢は横綱になることだった。けれど女性だから叶わない。だから自分で横綱を育てることにした!!試合でボロ負けしたボクサーに隠れた才能を見出して、独自の勝ち理論で育成していく新時代の相撲漫画です。【身長と体重さえクリアすれば力士になれる】【競技人口が少ないから10人に1人は年収1000万になれる】など、この視点で相撲を見たことがなかった!!ということのオンパレードで面白いです。また主人公が「デブじゃ勝てない」とかはっきり言う性格なのも痛快ですね。巻末のコラムを読むと連載前も大変苦労されたそうですが、掲載していたWEBサイトの漫画事業の撤退で4巻までしか刊行されていないのは残念です。どうにかして新エピソードが描かれないかな〜。
本当はメイン2人を1冊丸々読みたいんだけど、これはオムニバスで細くみんな繋がっているから。 ごはん屋・まるが舞台で3カップル。 当時何か始まるかもしれなかったまま離れた同級生の再会、ボランティア同士の嫉妬と憧れのすれ違い、調理師とオーナーの関係の結末は。 そしてとても良かった。 すっごい感動するわけではないんだけど、読み終わったら何だかじんわり好きだなーってなりました。
人間として社会を生きる一人の雪女の日常を描いた読切。 https://bigcomics.jp/episodes/ede2d0c147441/ 妖怪であることをコンプレックスや生きづらさとして抱えて生きるのか、他人には無い大切な個性として生きるのか。 マスコットキャラ的な猫又や同僚、豆腐小僧とのコミカルなやりとりを経て見えてくるものがあってよかったです。 それにしてもリュックの行方は…。
健全なままで終わるからいいんですよね。というか、最初から最後まで健全な漫画なのでそんな展開になるわけはないんですが。 新種のうさぎを探していたら、バニーガールかうさぎか悩ましい生き物に出会った。それだけのお話です。でも、うさぎだと思って捕まえたり触ったりしてバニーガールだったら大変だし、バニーガールだと思って話しかけてうさぎだったら大変だし、そういうことです。 どっちかわかんないラインのそれはコミカルで可愛らしくもあるけどなんかよからぬことを考えちゃう感じもあり……そのラインをちゃんと面白くてポップの範疇におさめているのがさすがだなあと思います。 バニーガールかうさぎか、ただそれだけの健全な作品です。
めっちゃ面白かった! https://www.sunday-webry.com/episode/2550689798380877479 高校のカースト上位っぽいギャルと、美術部で漫画描いてる地味女子は幼なじみだが…。 たった8ページでここまでできるんですね!!?こんな激しめの百合があったなんて!暴力描写もかなりガチ!切れ味のいいオチまでどうなっちゃうの?とずっと楽しかったです!
一人の女性が、日本人女性初の宇宙飛行士の船長を任されるという快挙を成し遂げるまでを描く物語。 https://bigcomics.jp/episodes/d6a70645fb08e/ 彼女が小学校の頃に話は遡る。 みんなから人気の小学6年生、朝日田ありす。小6の終わりに転校してきて、運動神経抜群の謎の美少女転校生として周囲からはいつも噂される存在だった。 「両親を亡くしている」「帰国子女だからカタコト」「天然キャラ」「ありすはウチらの赤ちゃんなんだから」と好き放題言われていた。 そんな彼女にはある悩みがあった。それは言葉が分からないこと。 親の教育で、海外に行きバイリンガル教育を受けていたが、英語と日本語どちらの言語も中途半端になってしまった「セミリンガル」というもの。両親はそれに気づく前に亡くなってしまった。その状態で、彼女はどこに行っても目の前の話についていけないまま12年間過ごしてきたのだ。 それに気づかせてくれたのは勉強ばかりしている神童と名高い犬星くんだった。彼女が天然ではなく、そもそも言葉を分かっていないことを見抜き「おれが君を賢くする。」 と宣言し、二人で奮闘していくことになった。 これは素晴らしい…。 読んだとき、これは自分の話か?と思ったほど。 「セミリンガル」としての状態はおそらくありすほどではなかったと思うが、自分も親の仕事の都合で5歳頃までアメリカにいて、帰国後また小6~中3でベルギーに渡った。 日本にいた5歳~小6のとき、親が相当な教育ママだったせいで運がよかったのかしっかり勉強をさせられていた。いま思い出すと当時いろいろ曖昧なまま過ごしていた部分がかなりあった。それは長いこと続いたし、4つ上にいる兄は話し言葉は大丈夫だったが書く日本語は壊滅的だった。 もし、よく分かっていないまま放置されていたら…と考えると恐ろしいし、自分には親がいたようにありすが犬星に出会えたことが本当に良かったと思う。 中学に上がり、毎日放課後にありすが犬星と学んでいくことで一つ一つ言葉を獲得し、世界の解像度が明確に上がっていく過程が面白い。 彼女から見える景色がめくるめく変わっていく。 知らない事が恥ずかしくない状態になる。それがとても重要だ。 胸を張って生きていける。 売野機子先生、ありがとうございます。 これからどうなってありすが宇宙飛行士の船長にまでなっていくのか、とても楽しみです。
柔道に限らず、今まで順調にいってたことに躓いてしまったり、伸び悩んでいる人に読んでほしい読切。最近読んだ読切の中でもかなり好きだった。
どっかでみたことのある名前だなと思ったらイブニングの名作帰らないおじさんの作者か 最初から最後までいい感じの進み方だったし、現実にもなんとなくありそう話でもあったな
オジロマコト先生のこの間の作り方がハマっていて読みやすさ抜群。 だが最後のコレは賛否ありそう・・・! 可愛い女子を可愛く魅せてくれるのは相変わらずで、もっと発展していいのにと思っちゃうけどこれ中学生だった。危ない危ない。 とても良い単巻作品。
※ネタバレを含むクチコミです。
男性が中学生みたい…可愛いような恥ずかしいような… 最初ちょっとキュンしたけど、両思いとわかるのが早かった。。 もう少し拗らせて笑
設定がてんこ盛り😂 因縁の相手だった女郎蜘蛛が突然消えて1000年以上探し続ける烏天狗。 そんな2人が再会したら女郎蜘蛛の慧は両目と心臓が封印されていて、目を取り戻したけど心臓がこのままなら死んでしまう。 必死に慧の心臓を探す烏天狗の蓮夜と、慧の両目と心臓が封印された原因は何なのか。 どっちにも原因ありだけど、勘違いを話さなかったからこんな大事になったのでは💦 和風ファンタジーで好きな設定だった。
想いの矢印が噛み合わない、噛み合わない。 もどかしい片思い事情を描いた純愛漫画。
メイン2人ともあまり惹かれなかった。 郁斗は私が地雷の節操無しだったしあれだけの女好きが沢村さんにキュンとする? 流された気がしてならない。 沢村さんはどっちでも大丈夫なんだろうけど何とも思ってなかった郁斗に一体いつ惹かれた?
仕事を辞め何もやる気が起きない人間さんと悪魔と天使の日常コメディ! https://comic-action.com/episode/2550689798308133909 ゆるくて好きでした! 望みや欲を抱かせるために天使と悪魔があれやこれやと世話を焼くのが楽しいです。天使のバブみはやばいし、悪魔は料理できたりテキパキ面倒見てくれるし自分も早くこんなふうになりたい…。 働かない人のコメディとしてルノアール兄弟の『公園兄弟』くらい好きかも。
女性の先生がいい年になっても母親と二人で暮らしているのだが、母親に自覚があるかどうかはともかく、外へ向かう手段や気持ちを言動によって先回りしてすべて潰されるようなモラハラを食らいまくってて苦しくなる読切。 そんなときに出会ったのは、カーラジオで聴こえてきた解放的な曲と同じ曲をイヤホンで聴く生徒だった。彼は参ってる先生に手を差し伸べるのだが…。 https://comic-action.com/episode/2550689798758368803 小骨トモ先生にいつも通り心かき乱されました。単行本『それでも天使のままで』に先行収録された読切ですね。 性も恋も知らずこのまま老いるのかという恐怖に垂れてきた一本のクモの糸。その先も読んでみたくなる話でした。 母親の、娘に遠くに行ってほしくない、いつまでも子どもであってほしい、というような歪んだ愛も垣間見えて気持ち悪くてよかったです。
とても良かった 女性キャラがかっこいいし可愛い 私は女で、エロすぎるものはちょっと苦手だが、 この作品はエロさがちょうどよかった😌
『となりの席のヤツがそういう目で見てくる』のタイトル通りなんだけど、思ってなかった形でした! https://www.sunday-webry.com/episode/2550689798706032865 サンデー本誌の『ラブコメクエスト』や、性癖の権化みたいな四谷啓太郎先生原作で描いた読切『涼風会長の憂なる日々』など活躍されているmmk先生の新連載。 男子高校生の主人公・池沢が、地味めだけどスタイルが良い(スラッとして胸が大きい)クラスメイトの江口さんに対して、わりとセクハラまがいの言動をしてしまうが、それをそっくりそのままというよりも大きく超えて返されるショートラブコメ。 これって純愛? 一方的にエロい目で見ていたはずの対象から、しっかりエロい目で見返されていたという衝撃もさることながら、男性が恥じらい、女性がグイグイくる感じめちゃ良いです!こういうドキドキイチャイチャがまだあったかー! 双方向にきちんと気持ちが向いてるからこそ、めちゃくちゃセクハラにならなくてよかったというわりとギリギリな形ではある気がするので、冒頭ですこしハラハラしました。
高校生のみよこの元へたびたび訪れる従兄弟のよっちゃん。子どもの頃は憧れていた優しくてかっこよくて勉強ができたお兄ちゃんだったが、あることをきっかけに全く変わってしまったよっちゃん。 目標を失い自堕落に生きているように見えるよっちゃんは果たして最低なのか。理想を押し付け幻影を追い続けるみよこが最低なのか。自分の気持ちに向き合うのが怖いだけではないのか。いま思春期のど真ん中にいる彼女には冷静に俯瞰して自分自身を見ることは難しいかもしれない。それは、気持ちを打ち明けてくれた友人の気持ちに応えてあげられるほど他人に興味が向いていないからこそ、過去のよっちゃんに執着し、現在のよっちゃんを素直に受け止められないことにも表れているんだろう。 まあ、単純によっちゃんも頑張って、とも思う。 https://shuro.world/manga/my_dearest/
今年2月に掲載された読切「お前は誰だ!」の続編かと思いましたが、読み返したらホクロの位置などが違うので別人の話ではあるみたいです。性の独白がテーマのシリーズものってことなのかな。今回は幼少期に性加害を受けたことがきっかけで性欲を自覚してしまい長年苦しんできた女性の話でしたが、ラストでは高齢になった主人公女性が穏やかな表情をしていた事に救われました。抽象的な表現は少し突飛に感じましたが、性の明と暗をどちらも描いていて読み応えがあります。また同じシリーズで読んでみたいです。
絵が上手くて引き込まれる! さらっと綺麗なんだけど重厚感と湿度があって、日本の怪異と相性がとてもいい! 学級崩壊したクラスの担任になった呑野まりえ先生。言うことをきかない生徒の指導に奮闘する中で、奇妙な現象に遭遇し……というお話。 ホラー要素も教育的要素も中途半端にならずに展開していくし、細かい違和感も全部回収されていて面白いし気持ちいい作品。 呑野先生のこともクラスのクソガキたちのことももっと知りたい、連載になってほしい! 小学校とホラーってどうしてこんなに相性がいいんでしょう。子どもの無邪気さ残酷さやノスタルジーがそうさせるんでしょうか。
あざとい、ぶりっ子、若さと顔だけ、マウントとりがち、彼女が気に入った人以外の敵。 彼女を批判する言葉は他にもいくらでも出せる気がする。 それでもターゲットとした男性からは恐ろしく好かれる、ある意味要領が良い女性。 「白雪姫」こと、白雪愛莉が主人公である。 『みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?』というタイトルは、悪役側のセリフではない。 イケメン&ハイスペック男性に選ばれしオンナになりたい愛莉。 加えて、羨望や褒め言葉などはすべて自分に集めたいという、こじれた性格をしている。 なので、イケメン&ハイスペックを求めて、男を取っ替え引っ替え。 アクセサリーのように、取っ替え引っ替え。 より貢いでくれる男を求めて取っ替え引っ替え。 しかし、選ぶ男は誰も彼もダメ男。 そこはだめだろうという要素を、ぶち抜く勢いで踏み抜いたダメ男。 あまりの男を見る目のなさに憐れみが出てくるけども、次の男への切り替えも非常にあっさりしていて、憐れむ隙を与えない。 そして変わらず、イケメンが現れたら値踏みしつつ、男受けする性格を演じ、落とそうと画策する。 いやあ、非常に良い性格をした、したたかな姫である。若さが保たれるうちは、王国も安泰ですね。 ちなみに、地味女性のほうを主人公にしてもお話ができそうなほど、ステキなキャラクター設定。 日本酒&せんべろ&御曹司をテーマに、一つ読んでみたい。
原作とはあんまり関係ないみたいだけど、 見ようと思います。 原作改変部分としては、主人公の同僚刑事・五味役が 黒木メイサで女性化。 小日向文世の灰川十三は悪くないと思います。
めちゃくちゃ自分の学生時代を思い出しちゃった…あるあるじゃない!?自分の中に自分が二人いるみたいな、ダメな自分嫌だな…みたいな。不安みたいな不満みたいな、変わりたいみたいな、そんな気持ち。 なんでも器用にこなす「おれ」と替わるダメダメな「ぼく」。終盤まで木梨がほんとダメダメだったけど、最後はちゃんと自分の意志で言葉で、選び取った言動がアツい。 いい大人の自分にも刺さった良作でした。
尻瀬好きだ!!!「『す』で終わらせてよ!」でもうドキーンですよ。はあ~にやける。末永く爆発してほしい。あと佐野めっちゃいい奴。大事にせえよ…。 鳥飼と尻瀬の名前ってふたつの意味でしりとりになっててすごい。…ん?となると尻瀬が左…?と素晴らしい可能性に気づいたのは内緒です。
たった8ページしかないのにめちゃくちゃ心に響いちゃった…!!ギャルの友情最高かよ…。年をとっても、見た目やファッションの雰囲気が変わっても、友情は変わんないよね…!てえてえですわ。 というか本当に8ページだとは思えない満足感、読後感めっちゃよい!起承転結まとめるのが上手すぎる…!!面白かったです!
オイオイ好きだよこういうの~~!!初っ端美人JK4人に告白されてウハウハかと思ったら、恋愛感情を食べるためとか!!いいじゃないか!!食べられたいので告白されたいです…特にもぐちゃんに…。 5人目が現れてガチ告白は誰だ!?ってなってるの、ミステリー?サスペンス?要素があっておもしれ~~~。名前的にまもりちゃんがセーフなのでは…?と思ってるけど…1話読んだ感じは…。 そんで!スプリットタンが!萌!!最高です。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 「ヘンコちゃんになりたくて」を昔読んで、最近どうしてんのかなと思ってたら読切で「トガってないと保てねえ才能なんて捨てちまえ」を描いていたので他のも読んでみるということで読んでみたがなかなか面白かった ・特に好きなところは? 陽気さと陰気さが良い感じで両立しているところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「ヘンコちゃんになりたくて」や「トガってないと保てねえ才能なんて捨てちまえ」のようなものを期待して読むのではなくレポート的な感じで読むのが良いかも
女の子の体を性的な目で見るのはまあいいとしても値踏みするような発言をしちゃうのはよくないですねこのクソガキと思っていたら、男の子もエロい目で見られいましためでたしめでたし。というお話。 池沢くんも江口さんもちゃんとエロく描かれているし、池沢くんのほうが顔を赤らめて純情な反応をするのがとてもよい。解釈一致。 純愛かどうかはわかんないけど、仲良いのにエロい目で見る以外のアクションを起こさないのが初々しくもあり現代的でもある気がする。 なんかこの2人は発展しないでほしいし、同窓会で綺麗になった彼氏持ちの江口さんを見て落ち込む池沢くんを見たい。後悔してほしい。
『テヅコミ』にも『メトロポリス』の二次創作を寄稿していたマチュー・バブレ氏が2016年に出版したディストピアSFです。先月に邦訳版が発売され、その電子版もこの度配信され始めました。 太陽が超新星爆発を観測しようとする青年からスタートするプロローグ。そこから100万年後のお話としてストーリーが始まるスケールの壮大さにまず惹かれます。 広大無辺の宇宙空間における、ちっぽけな人間にとってはあまりにも巨大すぎる現象も含めて、美しいヴィジュアルで物語られていきます。 バンドデシネらしい緻密な画風で、ほとんどのコマが背景までみっちり描き込まれているので物語への没入感を強く高めてくれます。コロニーの中の小さなユニットでの生活が見てとれるような描写など、好きです。 「音楽は? 文学 芸術…学問は? それは無から心の奥底から立ち現れる恩寵の輝き 人間は消費のみの存在ではない」 といったセリフに見て取れる言葉選びも好きです。 とある衝撃的なシーンと、そこで爆発する感情には大きく心を動かされました。どんな遥かな未来となりテクノロジーが進歩しようとも、人の人たる所以ら変わらないのはSFらしいテーゼを感じられるところです。 反物質、ホモ・ステラリス、アニマロイドなどさまざまなSF的単語が飛び交いながら、ドラスティックに進んでいくドラマに、気付くと夢中になってページを捲っていました。 ハードで骨太なSFを楽しみたい方にお薦めです。
コミックDAYS、FRIDAYデジタル連載第1部完。単行本は3巻から電子。まずは4巻発売祈る。第2部始まる予定は今のところないらしい。寂しすぎて涙。物語は昭和後期で止まってしまう。バブル景気を知らない世代なので是非、ウラ社会から近代史を学べる作品なので、是非続編を期待したい。