東京カラス
世の中には人智を越えたさまざまな現象がある。人口が多い大都市においては、犯罪や事件の発生現場に偏りが生じる。そして、その現場周辺には「都市伝説」と呼ばれる、奇っ怪な存在、現象が発生する確率が高い。だが、その手の現象や噂に警察が介入することはない。だからこそ、秘密裏に真相を究明する組織が必要なのである!女子高生・大島田満子率いる「都市伝説研究会」は、不条理、不可思議な事件に真っ向から勝負を挑む、勇気ある軍団。霊感ゼロの満子を支えるのは、霊視能力を持つ犬らしき者と、カラスのような翼で飛翔する、カラス女のごとき者!そんな、てめえらが、都市伝説かよ!というしもべ達とともに、今日も満子は、謎の舞台に挑み続けるのだ!
アホガール
空前絶後のアホの子、います。――週刊少年マガジンで連載が始まると圧倒的な反響を得たアホの子漫画!アホすぎる女子高生・よしこの日常は、とにもかくにもアホすぎて、幼なじみのあっくんも思わずグーで殴るレベル!?読むと結構元気になるよ!!買わなきゃ読めない!!描きおろし10ページオーバー!!
キスで体が入れ替わる!!『ヤンメガ』の吉河美希が描く、新感覚スクールラブコメディ!!――朱雀(すざく)高校一の問題児・山田(やまだ)は今日も先生に怒られて超不機嫌。そのうえ、優等生の白石(しらいし)うららと一緒に階段から落っこちて、死んだ!と思ったら白石と体が入れ替わっていた!?相性サイアクな2人が、学校中を駆け回る!!すべてはキスからはじまった――!!
つきロボ
人類が月で生活する近未来。ロボットアニメ大好き少女の山本つきひは、中でも『月面魔神グラドゥルス』が一番のお気に入り。ある日、月に実物が存在することを聞いて…!?グラドゥルスへの情熱は誰にも負けないつきひが、足りないパーツを求めて奮闘!少女達のSF冒険コメディ、はじまりぃ~!!
ケンガイ
就活をドロップアウトして、レンタル屋さんでバイトを始めた主人公の伊賀くん(23)は、1コ上の先輩・白川さんに一目惚れ。ぱっと見、悪くないルックスの彼女。ところが、職場の先輩達からは「マニアックな映画にしか反応しない変わり者」という評判しか聞こえてこない。さらにが、彼女がいつもつるんでいる同僚と2人セットで「圏外」と呼ばれており、恋愛対象からは完全に除外されていて…!?白川さんにあれこれ接触してみたりオールナイトの映画を二人で観に行ったりしてみても進展があるのやらないのやら…という感じのもどかしい毎日。おまけに職場の先輩達との雑談のネタにもできないビミョーな恋心を抱えて今日もバイトに向かう伊賀くん、、、はたしてこの恋、アンテナの立つ日は来るのか…??
俵宗太は、東京在住のウェブデザイナー。故郷に帰った彼が実家のうどん屋で見つけたのは、釜の中で眠りこける不思議な子どもだった。実はその子には他の人には言えない秘密があって!?ゆったりと時間が流れる“うどんの国”を舞台に、ちょっと不器用なふたりのあたたかい共同生活が始まる。堂々第1巻!
学生時代に戻りたいサラリーマン…亡くした娘に罪悪感を抱き続ける母親…年甲斐なく女遊びに夢中になる老人…人々の心の弱みに同調し、蔓延る悪霊たちに女子高生イタコ・いずなが挑む…!!「いずな」第二部開幕!!全8篇収録!!
他種族間交流法により、人間でない種族とも交流できることになった日本。可愛い亜人種の娘たちが次々とホームステイしてきて、来留主(くるす)は毎日モテモテハーレム状態!!だけど、エッチは禁止で…!!可愛い亜人種の女の子たちとのラブコメディ!
あの日、ここで止まった時間が、動きだす。小学生の時に友達と“超平和バスターズ”というグループを作り、“じんたん”と呼ばれていた少年・宿海仁太。“めんま”の死をきっかけにグループはバラバラになってしまっていたが、彼の前に突然めんまが現われて――!?
メンヘラちゃん
「今日こそ笑顔で話したい」―─ネガティブに前向きな女の子・メンヘラちゃん。体は弱いが妄想は暴走する腐女子・病弱ちゃん。心身ともにふつうな男の子・けんこうくん。そんな中学生3人の、ほのぼのブラックな日常。現役女子高生作家による、切なくも愛おしい等身大の物語──始まりの上巻。
獣のように
「ヤクザはミエで生きている。負けてカッコつかなくなったら、そいつはもう終わりだ」都会の片隅に置き去りにされた玉突き屋で、倦んだような時間を送る二人のヤクザ・竜三と健次。その二人の前に、竜三のかつての兄貴分の妹・桃子が現れたことから、凪いでいた男たちの心に『獣』の牙が生え始める……!!
民話や伝承の類ではなく都市伝説にスポットを当てた漫画です。「人面犬」「てけてけ」「赤マント」とかそういうやつです。昔ブームというか社会現象にまでなってたみたいですけど、最近の子どもはトイレの花子さんとか知ってるんでしょうか?私は「地獄先生ぬ~べ~」を読んで育った世代なので作中登場したようなのはだいたいわかりましたが(あと「学校の怪談」とか) さて「東京カラス」はというと、ホラーというわけでもなく謎解きというわけでもなく、キャラの濃い変な人たちがドタバタやりながら事件解決という掴みどころのない内容。ただ霊感のない主人公・満子が知恵と勇気で突き進んでいくさまは結構爽快感でした。 かの「ぬ~べ~」が小学校の先生という役柄上、妖怪などの伝承が持つ教訓的な側面がフィーチャーされがちだった(「化物語」とかもそうです)のに比べ、「東京カラス」は作中でも言及している通り「教訓という側面をもたない」都心伝説がテーマだからこそ自由で前向きで親しみやすいコメディになれたのかなぁなんて思います。"無責任さ"とでも言い換えられそうな。 それはそうと「化物語」楽しみですね