ドイツ、首都ベルリン。ベルリンといえば、壁、ビール、ソーセージ。だけじゃなくって、様々な文化、様々な人々…、パリや東京とも並ぶ国際都市だ。そんな街で僕は…、僕は…、あんまり何もしていない! ベルリンという街に「なんとなく」で移住してしまった僕は、派手な観光も、胸躍る冒険もなく、ただ毎日を平凡に過ごしている。そんな僕を人はいつも「うわの空」だというのだけれど、僕なりに、些細だけれども大切なものを集めている。 ベルリンでぼんやり生きる僕の生活の記録と、街から得られる空想と、平凡な毎日ゆえに楽しめる、ちょっと小さな冒険の書。
私たち、親に捨てられちゃったけど、結構楽しく暮らしてます。流されやすい長女・すみ、自由気ままな次女・とら、優等生だが謎多き三女・ふじの折原三姉妹。決して完璧な3人じゃないけど、私たちには私たちのリズムがある。ワルツのように軽やかに、日々の暮らしはこんなにも、強く、楽しく、愛おしい。
「思い通りにならない人生を救うのは、発酵だ。発酵させよ。そこに創造のヒントがある。」経済思想家・斎藤幸平、絶賛!『ベルリンうわの空』の連載を終えた香山哲が、次なる連載企画を「プロジェクト」と捉え、そのアイデア段階から計画をじっくりと進めていく様子をすべて公開! マンガ制作やものづくりだけじゃなく、勉強、仕事、趣味、生活……、人生にやってくる「プロジェクト」に関わるすべての人に贈る、香山流・ライフデザインの書!
からぁ怒
1783年、国籍不明の捕鯨船が小笠原沖で難破した。その船に奴隷として乗っていた生死郎と黒人のキングは、九死に一生を得て日本へと上陸するが・・・外国人から見た江戸時代を描く、新感覚時代劇画!
これは、イモムシの子供・むしまろが、母親を求める苦難の旅の物語である!花瓶に活けられた植物で生まれ育ったむしまろは、自分自身を産んだ母の正体を探すため、弱肉強食の世界である外の世界に旅立つ!弱き虫は強き虫の餌にしかならない恐ろしい世界で、むしまろは母を探すことができるのか?「週刊少年マガジン」で連載されていた、伝説の弱肉強食ギャグ!
【「鉄輪のカゲ・ルイ」1-5巻をまとめた合本版】この国がまだひとつの日本ではなかった時代。東北の地をめぐり争っていた大和朝廷と蝦夷 (えみし)勢が突如停戦、蝦夷の大族長・アテルイの元へ朝廷の遣いが訪れる。真蔭と名乗る男は 告げる「共に鬼を滅す旅に出よう」。朝廷に仕える〈声聞師〉が作った鬼が突如離反し、敵味方問 わず襲い出したのだ。敵の不始末に手を貸す謂れはないが、アテルイは真蔭が提示した条件= 妻の仇を討つ手掛かりを得るため、旅に出る決意をする。
「掛かり狸」とは居候の狸のこと。縁あって人間宅で居候をしているチャガマさん。少しでもご主人のお役に立とうとするんだけど…。COMITIA118で発売された同人誌。
幼い頃血液不足で死にそうになった血野 社(ちのやしろ)にとって、16歳の誕生日は、待ちに待った採血可能になる日。だがせっかくの採血はちんちくりんな幼女によって邪魔されてしまう。その夜、眠りについた社の部屋に現れたのは、目の覚めるような美少女。ベッドの上で社に馬乗りになり、しだいに近づいてくる紅い唇…。16歳にして、人生最大のチャンスとピンチが訪れた社に未来はあるのか…!?
2020年代、人間と変わらない感情を持った「アリス型アンドロイド」が誕生。両親が多忙で留守がちの孝介(こうすけ)の家にやってきたノエルは、一人っ子の孝介にとってはじめは姉… そして現在では妹、かけがえのない家族となっていた。
こども奥たん
ゲーム会社勤務・春風幸太郎(コタロー)は、20代の独身男性。だけど自宅にはなぜか彼の帰りを待ちわびる少女…ではなく幼女がいて、コタローのロリコン疑惑はきょうも深まるばかり…。「萌え」の大御所・門井亜矢の新感覚フルカラーコミック。
美術部に入部してきた古木(ふるき)さんは、ちょっとミステリアスな美少女。矢田(やだ)は彼女が気になって仕方がない。そんなある日、廊下で待っていた彼女に突然家にさそわれ、あるお願いをされてしまった…。人気のフルカラーコミックを電子単行本化!
人魚の育て方
会社を1年で辞め海辺の町であてもなく暮らす「俺」。嵐の去った翌日の朝、浜辺で傷ついた「人魚」の少女に出会う。アパートの浴槽に保護したものの、これからどうすればいいのか… 途方にくれてます。絵画的テイストで読者の支持を集めたフルカラー作品。
都心の大きい本屋に行ったら新刊3巻がすごく売れてるようにお見かけしました。これはこのマンガがすごい!効果なのか、それとも香山さんの考え方に賛同する人が多いということなのか(後者だといいな)…。 これって実はドイツ暮らしを紹介してくれる漫画じゃなくて、生きていく上で感じる息苦しさをどうすれば少しでも気楽に出来るかの考え方をシェアしてくれる漫画ですよね。私は日本でしか暮らしたことがないけど、息苦しさは国や時代が違えど同じように感じてしまうものなんだと思います。 しかし特に私の身近では最近「いいことをしなければならない」という空気をすごく感じてしんどかったので、香山さんの「今日は気分がいいし、財布に余裕があるから募金をしようかな」のラフさが新しくて、自分の生活にも取り入れたくなったのです。 ちなみに私は2巻が好きです。色んな人が洗濯とシャワーを無料で出来るスペースを友人達と運営する話で、ちょっと1巻とも3巻とも違うストーリーで独特なんですよね。