鎧闘士 トーテツ
人類が宇宙に棲み始めて幾千年、コロニーには神話が生まれていた。善と悪の心のバランス表示がマイナスを示し、その神話の存在である邪神の復活が危惧される中、邪神を封じる英雄神もまた、目覚めの時を迎えようとしていた…。そんな時、少年ユウが造ったマシンに付けた名は、英雄神の下僕で六神獣のトーテツ。邪神目覚めし時、六神獣の戦士もまた目覚める。彼がマシンにトーテツと名付けたのは、予言の現れなのか!?俊英たなかせいじが描くアクション巨編、開幕!
失格人参上
劇画界の巨匠・小池一夫が代表作『子連れ狼』(作画:小島剛夕)の連載終了直後に発表した未単行本作品を電子書籍化!!作画の西村つや子は小島剛夕の右腕アシスタントとしても活躍した漫画家なので、その画風は往年のファンにも馴染みやすい。「生命ってえやつを捨てきれねえで生きてる」失格人と夜鷹達との哀愁に満ちた芳醇な物語に胸を打たれる。
『工場虫』でお馴染みのシュールギャグ作家・見ル野栄司がお届けする、爆笑SFギャグコメディ。宇宙空間を漂う米山運輸では、今日も武蔵野課長をはじめ、竹内、石川や火星人のアマノー達がドタバタ劇を繰り広げる!!武蔵野課長が出張をしていたある日、竹内らは、部長に呼ばれて緊急ミーティングを行った。その議題が部長のアイスクリームを食べた犯人探しだと聞いた武蔵野課長は脱力して…。各話読み切り、全9編収録。
世露の暗殺者
小池一夫、幻の作品…単行本未収録作品が電子書籍化で復活!!しかも、作画は「やる気まんまん」シリーズで一世を風靡した、横山まさみち。…時は明治10年、激動の明治維新に世の中がまだ揺れ動いているとき、西郷隆盛率いる薩摩と政府軍との間で西南戦争が勃発。そして、薩摩の敗戦が濃厚となる中で、暗殺者・世露(ゼロ)が姿を現した!!世露の目的とは!?巻末には、漫画評論家の大西祥平氏の解説を収録。
工場虫
原成守(はらなりまもる)はアリンコハイテック横浜工場・製造部での仕事のかたわらで新製品の開発に取り組む男。「世の中ひっくり返してやる」革命的(?)な新製品の開発は、血と汗と涙と……笑いをもたらす!シュールギャグ作家・見ル野栄司がエンジニア時代の自身の経験をもとに新境地を拓いた今作。疲れたアナタのココロに癒しと笑いを届けます!!
「思い通りにならない人生を救うのは、発酵だ。発酵させよ。そこに創造のヒントがある。」経済思想家・斎藤幸平、絶賛!『ベルリンうわの空』の連載を終えた香山哲が、次なる連載企画を「プロジェクト」と捉え、そのアイデア段階から計画をじっくりと進めていく様子をすべて公開! マンガ制作やものづくりだけじゃなく、勉強、仕事、趣味、生活……、人生にやってくる「プロジェクト」に関わるすべての人に贈る、香山流・ライフデザインの書!
【単話版1~8話までを収録。描き下ろしオリジナル特典付き】宵闇の暗さに目が順応するまでの少しの間、現世と隠世の境が繋がれ、人非ざる者が闊歩する。大禍時に、「誰そ彼」と問われたならば気を付けよ。それは、死すべき運命を告げる死神かもしれないから--。ある日の午後、友人と連れ立って街を歩いていた紫陽花麒麟は、路地の奥で『黄昏』という名のレトロなカフェを見つける。初めて入ったのになぜか懐かしさを感じる麒麟に、帰り際、店員が告げる。「名を訪ねられたら気を付けて」死神と吸血鬼、運命が交錯するネオファンタジー!
【この合本版1巻だけで完結! 描き下ろしオリジナル特典まんが「花」を収録】新型ウイルスが猛威を振るう、先行きの見えない非常事態下。日常や職を失い路頭に迷っていた鈴置ヒナは、暮らし慣れた東京から、かつて祖父が暮らしていた田舎へと転居する。職探しもままならぬ中、途方に暮れていたヒナは、「母の昔なじみ」という個人商店店長・土井田に雇われることになる。慣れない仕事、慣れない言葉、慣れない生活…すべてが今までと違う暮らしに戸惑う毎日。しかしその土地に住む人たちとの交流から、今まで気付かなかったことや感じることがなかった想いに触れ、ヒナは自分の在り方を見つめ直してゆく――。収録話:「第1話 非常事態」「第2話 野菜」「第3話 ラジオ」「第4話 コーヒー」「第5話マスク」「第6話 エコバッグ」「第7話 アクセサリー」「第8話 星空」「第9話 東京」「最終話 日常」「描き下ろし 花」
【単話版1~8話までを収録。描き下ろしオリジナル特典付き】「色のない僕を、君なら、きっとーー…」才色兼備と校内で評判の僕は、その実、満たされない日々を過ごしていた。夢中になれる何かが欲しい。周りが見えなくなるくらい、心を鷲掴みにしてくれる、何かが……。そんなある日、忘れ去られた旧校舎である男と出会う。彼の名は透間実。自分とは正反対の、他人とぶつかり合って生きている不器用な男だった。なぜそんなに非合理的に生きてるのか、僕には理解できない。理解できないけれど、いや、理解できないからこそ、僕の心は確かに色づき始めているのだったーー。
ドイツの首都・ベルリンでの僕の生活は、食事をし、街に出て、友人と声を交わし、家に帰って漫画を描く。とりたてて何てことのない毎日だった。そんなある日、ベルリンの街に点在するシールのパズルに出会ってから、少しだけ、僕のまわりで何かが動き始めた……。『ベルリンうわの空』に続く、僕の「生活と冒険の書」第2幕、スタート!
散歩、買い物、料理、食事、睡眠、勉強、遊び……、どれも欠かすことのできない僕の大切な生活。ドイツの首都・ベルリンで、毎日をただ生きる僕にとっての理想や夢って何だろう?些細だけれども心が動いたものを集めたり、友人たちと行動を共にしたり、僕なりの日々を過ごしていく中で、少しずつだけど見えてきたことがある。平凡な毎日ゆえに楽しめる、ちょっと小さな冒険の書、『ベルリンうわの空』シリーズ最終章!
子どもたちが大きくなってきた。もし、子どもたちを保育園に入れることができれば、自分の時間をもてるかも…。個人サイトで500万PVを記録し、各電子書店でも注目を集めた『育児しんどい』の続編。
次回作でファンタジーものを連載しようとしている香山哲さんが、そのアイディアの出し方から長期連載をどのように段取りしていくか等の思考方法をまとめた一冊になっています。明確なコマ割りもなくベルリンうわの空のようなストーリーものでもないですが、香山さんの考え方に共感する人はぜひ手に取って欲しいです!とにかく無理をしすぎないという姿勢は前作と共通していてるし、読者それぞれが抱えている問題に応用しやすいように提案してくれています。 私は趣味でマンガを描いているのですがなかなか仕事と生活との両立が難しく、作品を一つ描き上げるのに時間がかかり過ぎて心が折れそうになる…という悩みがあったのですが、これを読んで「もっと気軽に創作を楽しもう!」という気持ちになれました。マンガ創作本としてもかなり新鮮で面白いのでオススメです!