発明家のジョンは、時間を旅する機械の開発を行っていた。模型による実験を経て、試行錯誤の結果、ついにタイム・マシンを完成させる。圧縮された時間のなかを順調に移動しているかに見えたが……。サイエンス・フィクションの巨人、H・G・ウェルズの代表作『タイム・マシン』を、原作の雰囲気そのままにコミカライズした良作。
7世紀の中国唐朝で、将軍、節度使として玄宗皇帝に仕えた高仙芝。東進するイスラム勢力や反乱者と戦った高仙芝の、唐軍に加わるまえの若き日の物語。
正統派日本SF!たなかせいじ先生の『海底軍艦』が登場。資産家の浜島夫婦の渡欧に同行することになったタケル。荷揚げを見学させてもらっていたタケルは、荷物として運ばれていた折の中に女性が閉じ込められているのを発見し…。
あの『となりの犬神くん』が『新となりの犬神くん』となって帰ってきた!! 獣人一族である犬神一家と、取り巻く人々が巻き起こすギャグあり、アクションあり、人情話ありのドタバタコメディ。電子描き下ろし新作として登場!!
中学生の佳は、ある日宇宙からやってきたロケット族と出会う。ロケットはブーストにゃんと名乗って佳の一家と暮らし始めるが・・・。
たなかせいじの未単行本化短編作品を収録した作品集第1弾は、歴史の闇に潜む“魔”の物語。仁平年間(1151年~1154年)、近衛天皇が病に伏し、病平癒の加持祈祷が行われているなか、帝に憑いた物の怪を討伐の命が下る…… 「鵺」のほか、少女の心に潜む闇を描いた「闇の呼び声」、中国史上、最初で最後の神権国家・殷に起因する“魔”の物語…… 「災いの血」の3篇を収録。
人類が宇宙に棲み始めて幾千年、コロニーには神話が生まれていた。善と悪の心のバランス表示がマイナスを示し、その神話の存在である邪神の復活が危惧される中、邪神を封じる英雄神もまた、目覚めの時を迎えようとしていた…。そんな時、少年ユウが造ったマシンに付けた名は、英雄神の下僕で六神獣のトーテツ。邪神目覚めし時、六神獣の戦士もまた目覚める。彼がマシンにトーテツと名付けたのは、予言の現れなのか!?俊英たなかせいじが描くアクション巨編、開幕!
赤星えるの母親が管理人をしているアパートに、新しい家族が引っ越して来た。えると同じ小学5年生の将太と、その姉・瞳。そして両親の4人家族の犬神家だが、なんだかちょっと変わった家族。実は犬神家は獣人一族で、成長期の将太は少しのことでも変身しやすい狼男だった!ある日、ケンカ自慢の同級生・藤原から、えるを助けるが、将太が狼に変身するところを見られてしまい…!?
精密機械のように几帳面な人間が80日間、1920時間で世界一周に挑む賭けに出た。失敗したら2万ポンドを失うフォグは、パスパルトゥーを旅の供に、イギリス・チャーリングクロス駅から蒸気機関車に乗るのだが……。ジュール・ヴェルヌの古典文学を、絶妙なテンポでコミカライズ。