さいろく2020/04/12ウィルチェアー(車椅子)ラグビーギャングースが大ヒットした肥谷圭介の次作。 4巻で完結したものの、伏線もしっかり回収されていていい終わり方だったと思う。 ウィルチェアーラグビーというパラスポーツもこれで初めて知ったけど、実際の動画をYOUTUBEで観てみたが、鉄の塊と言えるような専用車椅子達がガッツンガッツンぶつかるのがすごい音と衝撃なのがよくわかる。 この「ぶつかる」というのが本作の主人公海野アサリを魅了するキッカケでもあり、本作ではウィルチェアーラグビーをしっかり解説しつつも、肥谷先生らしいエグみみたいなものも背景に絡んでいて、読み応えも十分ある作品だと思います。マーダーボール肥谷圭介4わかる
さいろく2020/04/12現代をベースにした感じの異世界系これもなろう系? 全身勃起症とかいう勃起したら全身が固まってしまい気絶してしまう体質の主人公がいて、彼は「魔王を倒す勇者の父」であることが遺伝子的に判明したため、勇者の母候補(降臨乙女)達と子作りしなければならず、降臨乙女に選ばれた亜人女子たちと「興奮して気絶。気づいたら中○しセッ○スされまくって朝を迎えていた」というオチを毎回迎えるテンプレ的ストーリー。 ひどく雑なんだがそこが おトイレ困る こと 音井れこ丸 先生のいいところでもある。 あんまり深く考えちゃダメだ。 ただ、これはほぼエロマンガだと思う。世界を救うために亜人と朝チュンできますか?音井れこ丸1わかる
さいろく2020/04/01久しぶりにこういうのが読みたかった9巻が出た…ずっと熱い展開が延々と続いて手が止められない。 こういうのが良いんですよね〜 超展開ばかりでもあるのは池上遼一なので当然として、ストーリーが広大な背景なのに裏世界すごい狭く感じちゃう(笑)BEGIN池上遼一 史村翔 史村翔1わかる
さいろく2020/03/30プロレス好きにはわかりやすいモーションサイバーパンク+賞金稼ぎ、という感じの世界観でヒロインの羅生門エミーがトンファー片手に(両手か)賞金稼ぎをしていく。 にわのまことセンセーと言えばジャンプ黄金期終了間際?にやってたプロレス漫画「THE MOMOTAROH」や「リベロの武田」だが、サッカー漫画でもモンゴリアンチョップを筆頭にプロレスネタがバリバリ出てくる作風。 ボンバーガールシリーズも同様で、女子プロレスラーっぽいヒロインたちがセクシーに技を決めていくのだが最終的にはロボだったりトンファーの仕込み銃だったり何でもありな感じの内容。 何も考えずに読めて割と好きだけどもう少しシリアスにギャグなしで描いてたら結構違う方向性もあったのではーと思える。でも合わせて3回も続いてるんだから多分相当描きたかった事なのでしょう。 すごいどうでもいいけどリベロの武田だったかの作者コメントでプロテイン飲んだ後にタンパク質を出しちゃった、というのが小学生の頃何のことかわからず親に解説を求めた記憶がある(親がなんと言ってたかは憶えてないけど) にわのまことセンセーが元気にタンパク質を摂取されてることを願う。BOMBER GIRL CRUSH! ボンバーガール・クラッシュ!にわのまこと
さいろく2020/03/30森山塔が山本直樹になる過程当時森山塔というペンネームで成人漫画を描いていた山本直樹御大が有害指定された作品第一弾(多分)。 あくまで学園ラブコメなのだが80年代の作品なのでノリが当時のものなのでそこが許容できるのであれば高身長ナイスバディなヒロインかなめ×ちびでスケベで根性なしなのに…な主人公かもしだ君のコンビは結構楽しめるのではないかと思う。 ただ、有害指定されるだけあって主人公の妄想シーンや学生である彼女たちに平気で手を出そうとしてくる大人たちはかなりヤバいものを感じる。でも当時結構そういうノリあったんだろうなーと思う。 当時のTVはとんねるずを筆頭にバラエティも今思えばかなりゲスい内容(当時悪いと思っていたかは置いといて)が多く、ドラマ&映画の「高校教師」は超話題だった。それを漫画で5年前にコメディでやってたのが山本直樹だと思えばそういう内容だよね、という感じ。 この頃から女性を斜め下の角度から描く(お色気シーンだけではなく)画角が多く、山本直樹の根底は全て揃っているのではないかと思う。 最近のREDとかと比べるとこの頃はだいぶ線が細く、ライトな印象で読めるとは思う。極めてかもしだ山本直樹
さいろく2020/03/24あンた、背中が煤けてるぜ麻雀を打つ人はきっと「哭きの竜」という名前ぐらいは聞いたことあるでしょう。 麻雀打ちにとって神のような無敵の麻雀打ちの代名詞のようなものです。 でも意外と読んだことある人は多くないのかも? 著者の能條純一先生は今現在は「昭和天皇物語」を描いておられますが、「月下の棋士」も超有名な作品です。絵柄や間の使い方が独特で、読者を魅了する作品を残しています。 本作の主人公は「哭きの竜」と呼ばれる雀ゴロ。 竜自身はめちゃくちゃ口数が少なく、たまに喋ったと思うとヤクザの親分達相手にも怯まずズバッとコケにしちゃうという恐れ知らずにも程がある性分。 ただ、ヤクザの親分になる器が私にはないのだと思うのですが、親分さん達には「神のヒキ」と言わんばかりの竜の持つ「強運」が魅力的に映るようで、テッペンを目指す親分がたは、こぞって竜の強運を欲しがります。 しかし彼らに対して竜は 「あンた、背中が煤けてるぜ」と言います。 背中が煤けてるってどういう意味?という議論が割とあったようなのだけど私の解釈だと「死相が出てる」ってことかと思ってます。 死相が出ている、今やろうとしてるソレはやめときなよ、と言ってあげているのではないかと。 事実、それを言われた人たちはその後大体死んじゃうんですよね。 死神ってわけじゃないんだけど。 触るもの皆傷つける的な、ギザギザハートの子守唄のような存在。 竜は最初こそヤクザの代打ちで稼いでいたものの、気づけば各方面の組長達からのラブコールで引っ張りだこ。 で、仕方ないからついてって麻雀打てというから打ってあげて、勝ったら相手が激おこで死ぬ。 そりゃー竜も嫌になりますわ。 「ふっ」って嘲笑に近い感じでよく笑うんですが、親分からすりゃ「いい度胸だ」と思われて逆に気に入られちゃうっていう悪循環。 竜本人は根無し草をヨシとしているとこもあるんですが、最初の"甲斐の正三"親分から充てがわれた女をしっかり家で待たせてたりと、人情っぽいものも無くはない。ミステリアスというと安っぽいですが、不思議な魅力の持ち主。 漫画としてはどうなのかというと、抽象的な表現が多く、ヤクザ屋さん達の意地や任侠の在り方がわからない私には少し難しかったですが、逆に麻雀を打つシーンはあるものの麻雀のルールを知らなくても全く問題ない感じです。 詰まるところ、竜を囲う周囲の成り上がりたいヤクザ達の物語、と言っても過言ではない。 というかほとんど甲斐組の話ですが、京都の大親分なんかですら竜に魅了されちゃってるわけで… 竜は「ファブル」の"山岡"のような恐怖を知らないタイプの男かもしれません。 読後感はとても良く、新装版では全5巻っぽいので(1冊380Pとかあるけど)一気に読むのには最適ではないかと思われます。 麻雀打ちなら嗜みとしてマスト、そうでない人でも話のネタにはもってこいの作品でしょう。哭きの竜能條純一4わかる
さいろく2020/03/20ネタバレ聖書デビルマンの並行世界デビルマンについてはデビルマンを読んでいただくとして デビルマンレディーはそのパラレルワールド的な物語。 不動明が主人公を務めた私のバイブル「デビルマン」と同様に、不動ジュンという不動姓の女教師が主人公となる本作。さすがに女子高生でやるとマズい内容なので大人の女性が主体である。(教え子JKがミンチになるケースはいっぱい出てきちゃうけど) 確か連載開始時に西武新宿線の中吊りでデカデカと宣伝されていたのが97年だか98年なので今考えるとだいぶ古いけど、私にとっては初めてリアルタイムで読んだ永井豪作品でもあって思い入れの深い作品でもある。 作中では男性が主人公だったデビルマンよりもやっぱりというか当然というか、ギャグなしのお色気シーンが多数あり、不動ジュンもアスカ蘭(エヴァじゃない)もかなりアダルトな意味で酷い目にあう。 初っ端からジュンは強制的にそういう覚醒の仕方をさせられており(こちらは瀕死のバイオレンス寄りだった気がする)、アスカに至っては完全に壊れてしまう描写が印象的で当時ネットもそんなに普及してなかったと思うのでクチコミはわからないけどあれは結構波紋を呼んだのではないだろうか。 どちらも超美女という事もあり♂デーモンは人間の姿の彼女たちに興奮するのは仕方ない、とする豪ちゃん節が効いている作風。 そういう意味では期待を裏切らないが、果たしてデビルマンを聖書として崇める私のようなタイプは結末まで読んでどう感じるのか賛否両論ありそうな感じではあります。 個人的には(今となっては、だけど)パラレルワールドであることを理解して読めばそれでもいい、と大半は飲み込めるのでいいかな。 だがほんとに最後の方、終盤の展開は…という感じですかね。 男性(ヒーロー)が女性を守るというのはわかるし、これも永井豪先生のパズルとしてカチッとハマってしまった形なのであれば納得しなければとは思いますが、でも彼が出てくるのは…まぁ、うん。 とにかくクオリティは高く、シリアスな永井豪作品をあまり読んでいない人には(「デビルマン」はもちろん「魔王ダンテ」「凄ノ王」「バイオレンスジャック」など)入りの作品としては良いのではないかと。 衝撃的な展開が多く、永井豪デーモンを知るのにはピッタリである。デビルマンレディー永井豪1わかる
さいろく2020/03/20オタク四天王の次世代を担うヒラコー様この本は電子にもなっていないし1巻しかないし未完である。 とだけ書くと凄くアレなんですが、ヒラコー先生の一般作品処女作という貴重なモノでもあります。 それまでエロしか商業誌で描いてなかったので初一般単行本作品というと結構重要なところだと思う。 が!未完! Wikipediaによると ________ 打ち切りに際して、「ガム(掲載誌)? 知らねえよ。電話ひとつねえ。理不尽には無視で返すべきなのだ。故に知らねー」と、出版社との確執を吐露した。 ________ とのことなので本当にもったいない。 Amazonとかではほぼ送料だけで買えるので読んでみるのはアリだと思うのですが、何しろ普通に続きが気になってしまうので興味のある方だけでいいと思いマス。中古しかないんで先生に1円も入らんし。 ただ、この後「HELLSING」や「以下略」や「ドリフターズ」を描いてるこのヒラコー先生はWikipedia読むだけでも非常にかわいらしい性格なのでツイッターとかを遠くから見ながら応援するためにも本作も齧っておくと良いと思われます。 内容は当時のコミケをマンガマーケット、通称「マンケ」として同人バブル(萩原一至先生を悪く言ったりはしていない)において同人ゴロをやっていこうという、マンケ内での派閥争いとそのルールなどを含め非オタからは想像もつかないであろう謎の戦いを描いているもの。 「以下略」のどっかでネタにしているとWikiに書いてあるけどあったか思い出せないのでまた今度。大同人物語平野耕太4わかる
さいろく2020/03/13これまでと違うテイストこの後にもあまりない、ちょっぴりファンタジーが入った作品。 ダークさは割と強い(プンプンほど怖くないと思うけど、深く考えるとゾッとするところが結構あるので考察するかどうかはお任せします) あと浅野いにお作品ではモブじゃない少年が出てくると大人が痛い目にあう気がする。 痛い目にあうのは少年含む弱者じゃない方が個人的には良くて、そういう正しさが守られていると「よし!」と思える。他作品思い出さずに書いてるけど。 なんか月並みですが「一本の映画のよう」なきれいなまとまり方をしていて、読後感も良かった。 私は浅野いにお作品は全部好き。ヴィレヴァンは特に好きじゃない。アジカンも別に好きでもない。 好みは人それぞれだと思うが全部好きじゃないとサブカル好きとして認められないのかもしれないがそもそも私はサブカル好きという自覚はない。 漫画好きなら漫画作品でだけ浅野いにおに触れたら十分だと思う。もちろんハマってそこから派生した何かしらに触れていくのはファンとして正しい姿勢だし、世界が広がっていく事にも繋がると思うのでソラニンの映画を観て和泉多摩川に行った帰りに下北沢の屋根裏(ライブハウス)にでもふらっと入って一杯飲んで帰ったりすればいい。 脱線しましたが、本作は非常に試験的な要素がいっぱいござるのでそういった意味でも「こいつおもしれーな」と思わせてくれるに違いない一冊です。おすすめ。 自分の中では「おやすみプンプン」以前と以後ではだいぶ異なると思っている。 「何言ってんだこいつ」と思う人は読み比べてみて感想を聞かせてください。虹ヶ原ホログラフ浅野いにお1わかる
さいろく2020/03/13一枚のCDのような自分で書いててタイトルがキモいけど、でもそういう感じの一冊。 全てのキャラに愛着が持てるようになる素晴らしい作品で、全員に幸せになってもらいたいがそうも行かないよねっていうダークな町の物語。 キャラの名前や特徴が割と他の作品にも出てくるのだがだいぶリンクして見える。 なんかクチコミ書いてて思ったけどやっぱ昔の作品から順番に読んだほうが浅野いにおを楽しめる。間違いない。ひかりのまち浅野いにお6わかる
さいろく2020/03/13エモいの極み短編集なんだけどファンが読むとブワワッとなるやつ。 もちろんこれから読み始めてもいいと思う。でも他の作品も読んだらもう一回読んでみてほしい。 何がどれにと説明できるほど憶えてないけど、浅野いにおの世界観にドップリ浸るカギになる。 2008年らしいので時系列的に並べるとこれより前の連載作品は 素晴らしい世界 ひかりのまち 虹ヶ原ホログラフ ソラニン ※「おやすみプンプン」と「おざなり君」連載中 なので↑これらを読んでからだとなおエモいんじゃないかな。世界の終わりと夜明け前浅野いにお2わかる
さいろく2020/03/13カリスマのデビュー作初連載作品、だったと思う。 毎回読み切りだと思ってたんだが単行本で読み返してアレ?となった。 全部繋がっとるやんけ。 毎回エキストラとして出てくるようなキャラに次の回でスポットが当たり、繋がってくこの世界の全貌が観たくなる不思議な感じ。 最初から天才!サブカルのカリスマ!とか言われてたわけじゃない。だからこそ別作品を読んだことある人は原点(?)の本作を読んでみるといいかも。 こんな感じでライトに殺伐としてる空気が描けるのは天才的だと思ってしまうけどもね。あとやっぱ書き込みが良い。この頃から背景は実際の場所そのまま使ってたりするんだろうか。素晴らしい世界浅野いにお2わかる
さいろく2020/03/13赤木さん愛してる沙村広明の漫画に出てくる女性は魅力的である。 なんかブサイクな女性がいた記憶がない。沙村先生は女性を崇拝しているに違いない。モブですら美しい。ロリ、メガネOL、ヤンキーあがり、中国娘々、くノ一、暗殺者、マッドサイエンティストや宗教家であっても美しい。素晴らしい、素晴らしいぞ。 それは置いといて、なぜ今こんなに「波よ聞いてくれ」が話題なのにこの「おひっこし」にクチコミがないのか不思議である。 赤木先輩は沙村作品に定番のタバコの似合う女。泣きぼくろがまた良い。 顔に傷のあるオトコもモブとして定番の立ち位置のヤツ。 うん、全て「波よ聞いてくれ」に出てくる。 この一冊は如何に「波聞」に沙村成分が詰まっているかがわかる原点の一つでもある。 あれ、美大の話これだったかな(紙の本どっかに埋まってて読み返してないですごめんなさい)あれも好きだった。 ともかくババーンと解決もせずメリハリも強くなく、それでいてあとを引く感じの幕とじは、やはりこの人の作品だなぁと思うのです。おひっこし 竹易てあし漫画全集沙村広明8わかる
さいろく2020/03/13かわぐちかいじ×「カイジ」の生みの親 福本伸行娘は14年間行方不明、更にガンで妻を亡くし、自身も全く同じガンを宣告され生きる希望を見失ってしまった一人の男。 会社においては専務まで上り詰め、立派な家と家族を作ったものの、自分の人生に何の意味も感じられなくなってしまった彼は、悔やむことばかりだと自身の人生を自ら終わらせようとしたその時、一本の電話が入る。 どうせ部下だろう、今日は休むと伝えたのに。 死のうとしてるんだ、ほっといてくれ、と思っていたら留守電に切り替わる。 留守電に録音されたその声の主は警察で、14年前に行方不明となった娘が遺体で発見されたと言う。 確認に付き合うももちろん白骨化している娘に面影などない。 だが彼はその時に刑事から受けた説明から「時効」のリミットが約半年であること。そしてその後医者から余命半年であると告げられ、自身の残ったリミットを生存し続ける意味をそこに見出す。 あらすじまでしか語らないけど本作は読み返すとさすがのコンビだなと感じるところが随所に詰まっている。 ガンへの恐怖に怯える描写や娘に何もしてやれなかったと振り返る描写が冒頭にあるが、そこだけでも福本伸行の物語をかわぐちかいじが描いているんだといちいち頷きながら読んでしまうぐらいに。 二人の名匠が描くサスペンスドラマ、非常に面白いです。生存~LifE~かわぐちかいじ 福本伸行6わかる
さいろく2020/03/12展開が予想できなかったオッドアイのうぬぼれノラ猫「ナァ」が主人公の猫視点での物語。 外で出会った飼い猫「おもち」や「グリ」、番犬の「ゴブ」などハートフルな感じの展開が期待されるはずなのに、さすが羽生生純先生…こんな物語なのにエロと暴力が欠かされない。 謎の侵略者(?)vs人類の戦いにおいて猫は何故か危害を加えられる事がないまま(タイトルどおりです)物語は進んでいく。 なんとなくですが井上三太っぽさを感じるバイオレンス要素がちょっとだけありますが、あとはやっぱ羽生生純だなぁという感じ。 もう少し自我を抑えて上手く続く連載とか持てたらいいのになぁと勝手ながら先生の成功を願っております。。。 「恋の門」は映画化されたし、原作もおすすめ。この物語でネコに危害はいっさい加えておりません。羽生生純2わかる
さいろく2020/03/09湾岸戦争バージョン「黒騎士物語」で名台詞を量産した小林源文先生のフルCGアニメ化された作品としても有名な「Cat Shit One」の湾岸戦争ver。 戦地では実際どうなのかわからないがプライベート・ライアンとか観たあとに読むと意味がわかってなかなかヤバい。 内容は女子には一切理解されないであろうガッチガチの戦争モノであり、見た目が可愛くなかったら一般受けも全くしないだろうし、かわいいのに一般受けしないレベルのガチだと思う。 結構なシリアスさだけど命の大切さや戦争が如何にヤバいか(核もさながら劣化ウラン弾とか生物兵器とか)もわかるし、専門用語がいっぱいあるけど「了解(コピー)!」とか余計な知識がいっぱい増える。こういうのは真似したくなるので読んで真似しよう。ラインスタンプもあるぞ!(ラインスタンプは黒騎士物語の方が推し) ちなみに自分はあまり戦争に明るくないのですが、ウサギが米人、クマが露人、中東はラクダみたいな感じで描かれている程度の認識で読んでおりハッキリ理解してませんので違ったらご指摘ください。 ネズミはなんだろね。 にしてもCGアニメが話題になったのが10年前…なついぜCat Shit One JP小林源文2わかる
さいろく2020/02/20巨大わからない…わからない。ただひたすらにわからない、だが100億は10の10乗らしいこととグラハムが64と関係あってなんだか大変強いことはわかった。きっと強い。寿司 虚空編小林銅蟲1わかる
さいろく2020/02/20初めての田村由美実はちゃんと読んだ事なかった田村由美作品。 BASARAも7SEEDSも有名すぎて後の楽しみにしようと思ってたけどつい手にとってしまった。 主人公がひたすらに喋りまくる作品だけど、これは見る人が見ると救われるのではないか。 ミステリー作品は割と毎回スッキリしないのが多い気がしてて(被害者がかわいそうだから暴いてみせる!みたいなのは結構そういうの多いような)これはどうかなと思ったけど、被害者も加害者も、さらには幽霊でさえも納得させられるような語りがあってとてもスッキリ!する。 読む手が止まらないのは主人公の整くんが魅力的だからだろう。これが田村由美作品の入りで良かったかもしれない。他の代表作も楽しみに思えるもの。ミステリと言う勿れ田村由美2わかる
さいろく2020/02/14よくある設定、だがそこがいいどうやらこの後単行本化されてる作品がないようで残念。 絵もそこそこバランスがよく崩されていて味があって好き。 物語もよくある設定から「どう展開してくんだろう」という感じで読み続けていくと読み終わってしまう、気持ちよくスパッと読めるものだった。 まだ漫画描いててくれたら読みたいなぁ桃栗三年亀井薄雪
さいろく2020/02/13ヒョウモントカゲモドキことレオパルドゲッコーのナンシーちゃんあたおかな主人公でとても良い。 1巻で出てくる主要な爬虫類ちゃんは レオパ(ナンシー) ニシアフ(ミシェル) ニホンヤモリ(ヤモリン) フトアゴ(ジェシカ) などであるが、爬虫類スキーとしてはとても良い。 ただ、恐らく漫画のネタにするほど生態系に特徴がない(飼いやすい子ばっかなので)ためか、女体化して見えるっていう頭のおかしい主人公の目だけが頼りのストーリーである。 と思ってたら他にもいた…! いずれにせよ可愛いしサクッと読めるので良いです、アオジタはどういうキャラになるだろう(2巻以降できっと出てくると信じて)爬虫類ちゃんは懐かない佐々木マサヒト1わかる
さいろく2020/02/13動物代表、チキン・ジョージ人類vs.鶏!と思いきやそんなちっぽけなスケールではない(文字通り)天才マンガ家楳図かずお先生の超名作。 本作を知る人と知らない人とでは大きく人として異なる、14歳を読んだ者と読んでいない者だ。 人類の存亡をかけたサバイバルと息をつく暇もない怒涛の展開は圧巻(よく聞くフレーズ)で、不気味な生物チキン・ジョージの魅力もさながら、作中で滲み出る「アメリカ」という自由の国への羨望のようなものが時代を物語る本作を大人になったのに未読なのであればそれは羨ましい。読み返すだけでもこんなに凄いんだから。14歳楳図かずお3わかる
さいろく2020/02/13いつ読んでも素晴らしいオタ道。日本のオタク四天王(ヲタではない)の一人、エヴァンゲリオンやシン・ゴジラの監督として名を馳せた庵野秀明を夫に迎えた妻・安野モヨコの2人生活ってどうなってんのーってのがユルユル描いてあります。 限定のDVD付きが出た時にも買ったし、自分としては紙の本2冊持ってる珍しい例でもあります。そのぐらい好きであります。 だって、もう「流行り」の話じゃなくて昔のオタク道なんだもの、これって廃れないんですよ。 いつ読んでも題材が廃れないコンテンツである安心感たるや。 エヴァンゲリオン世代なので庵野監督に素直にハマりました。車で古い特撮の主題歌を聞いたりするのが楽しくなりますのでやってみよう!監督不行届安野モヨコ3わかる
さいろく2020/02/11赤鬼と青鬼の兄弟が人間社会に潜む見た目どう見ても普通の中高生の兄弟、実は赤鬼と青鬼の兄弟である。 鬼はほとんど赤鬼で、青鬼は低確率でしか生まれないのだそうだ。 赤鬼は人間からは嫌悪感を抱きやすいオーラを纏って見えるのだそうで、それを表現してるコマがあるのだが視界が全てゴキ○リで埋まっていて気持ち悪さを超越したヤバさが表されていた。ヤバい。 一方青鬼にはそれがないようでむしろ好感を持たれやすい。赤鬼くんは兄弟に嫉妬する日々だ。 もちろん彼らは鬼なので人間のように高いところから身を投げてみてもタンコブができるだけであった。 試してみる赤鬼くんの心境や如何に。 そんな二人のちょっと変わった日常…なのだが、設定はなんとなく「トーキョーエイリアンブラザーズ」を思い出させる。 いずれにせよ、現代社会にコッソリ潜む若い異世界人たちの葛藤を描く作品といった感じであるがどっちも好きである。鬼死ね岡田索雲5わかる
さいろく2020/02/11美味しそうに食べてるだけなのに読み続けてしまう主人公のサラリーマン飯沼くん、あだ名が「めしぬま」。 冴えない感じのめしぬまにちょっと萌える要素として「美味そうに食う」というのを売りとした漫画。 気楽に読めてよい。妹かわいい。妹も大食漢で美味そうに食う(笑)めしぬま。あみだむく