気づけば「浦安鉄筋家族」は秋田書店の伝統のようなタイトルになっている。初代が始まったのが1993年だそうなのでもう27年…!?
私も95年ぐらいからチャンピオンで読んでたので(ここ5年ぐらい読んでなかったけど)25年前から読んでいる馴染み深いタイトルである。

「浦安鉄筋家族」はチャンピオン関連作品達からのオマージュ(というかモロ)が登場人物として多数出演していて、例えば刃牙シリーズのファンというだけでも超馬鹿笑いできるような真のギャグ漫画である。

初期の頃はマンガ業界内での横展開はあまり目立たなかったものの、プロレスネタであったりホラー・ゾンビ映画関連ネタであったり、インディー系のネタなどが今と変わらずギャグ化されていて昔からゲラゲラ笑わせてもらったものです。
浜岡賢次先生は好きなものをギャグに昇華させて拡散する力を持っている。

あっぱれ!は4作品目ではあるものの、このまま合計100巻まではいくであろう…感慨深い。

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BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
さいろく

まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

あっぱれうらやすてっきんかぞく
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