nyae2020/08/25ネタバレ『鬼灯の冷徹』作者の新作読切!食べ物と引き換えに相手が欲しい物を何でも売る「ぬえ」は、雨を降らせたり病気を直したり。ぬえは感謝されそして様々なかたちで後世に伝えられていきます。どんな願いも報酬さえ約束されれば叶えてしまうため、ときには天使、ときには悪魔のようにみえることも… ぬえって結局、何者なのか?それはあなた次第です… 都市伝説じゃないけど、ちょっと不穏なおとぎ話のような。最初、連載が始まったのかと思って読んでいましたが読切だったので残念。また読みたい。ぬえはどうみえる?江口夏実
nyae2020/08/25ネタバレかなり好きな狂い方です #1巻応援ホラーやサスペンスというより「狂ってる」というジャンルだと思ってます。唯一まともな主人公のマリにもあの親の血が受け継がれているんだなとわかるシーンもあり、2巻以降も大波乱の展開が待ってることが予想されます。まだまだ明かされるべき謎が沢山残ってます。長男がどんなやつなのか早く知りたい!! マリの恋の相手がアホなのも良いんですよね。容赦なく踏み込んできそうな危うさと、マリに対しての偏見が全くないピュアさを持ち合わせている、とても好きなキャラです。でもいちばん好きなのは家政婦の安田さんですかね。めちゃくちゃ強くて、眼帯がお似合い。この人いつか家ごと乗っ取りそうだな…ときめきのいけにえうぐいす祥子3わかる
nyae2020/08/22ツボすぎて一気読み…今連載中のブラックガルドが好きなので、こちらも読んでみようと思ってとりあえず試し読みしたら、あまりにツボすぎて一気読みしてしまった。 血に反応して変異する体質をもつ「鬼」が、現代社会でどう生きていくかというような話なので、そんなにファンタジーを進んで読まない私にもハマりました。 各キャラの恋愛の部分にも惜しみなくページを使って描いているのが特徴的で、とくに安斎とつかさの揺るぎない愛を存分に見せつけられました。良かった。デビルズライン花田陵1わかる
nyae2020/08/20なんかわからないけど前向きになる(気がする)何度も「何を読んでるんだろう?」という気持ちになったけど不思議とページを捲る手は止まらないし、あのおっさんたちの前向きさに救われるような気がした。唐突に現れたキミオちゃんという小さいおっさんが実は警察署長だったというオチの話がいちばん好きでした。 3人のホームレスと不幸にも巻き込まれるひとりの女性。ジャンプ作家とかが同じ設定で描いたら普通に人気出そうと思いました。ワガランナァー羽生生純1わかる
nyae2020/08/18いい短編集だ「母とは」みたいなことを考えさせるような内容かと思ったんですが、そういう複雑さとか押し付けがましさとか一切なくただただ良い短編集でした…。 他の方も書いてますが、一番最初に載ってる「きらきらと雨」が抜群にいい。過去の回想シーンがたまらなかった。 この作者はどんな年齢の女性を描いてももれなく可愛らしくて好きです。ねぇ、ママ池辺葵
nyae2020/08/18"今"を生きてる高校3年生たちの群像劇 #1巻応援受験シーズン真っ只中に行われる校内コーラス大会の練習や準備に追われる様子を賑やかに描いた1冊。途中までピンとこなかったんですが、最後のセンター試験と言っていて、あ、これまさにいま(物語の中でいうと2019年夏)を生きている高校生の話なんだと気づきました。人によっては失敗できない大変な状況だったりするんですね。 そんな忙しい中でやらなければならないコーラス練習。本来ならば適当に済ませて大事な試験勉強の方に時間を使いがちな気もしますが…なにがクラスをひとつにしたのか、そのきっかけが「優秀な成績をおさめたクラスに与えられる学校オリジナルの手ぬぐい」というところが高校生らしくて可愛らしいのです。 また、あらすじにもあるようにクラス内にいくつも発生する「片思いの連鎖」も見どころ。ほんとどこまで続くのこれ!?という感じ。 いろんなものを乗り越えて大会の本番を迎えたクラスはどんなステージを見せてくれるのか。私は鳥肌が立ちました! 1冊完結でさほど長くない話ですが、みんないい子たちなので、これからいろんな辛いことたくさんあるかもだけど頑張って生きてね…と謎の目線で読んでしまった。クレッシェンドで進め宇仁田ゆみ4わかる
nyae2020/08/17思った以上のエンターテイメント!!フルカラーというのもあり映画のような雰囲気で勝手にモノローグとか情報量が多そうと思って気負ってしまっていたんですが、トーチで無料公開していたのを機に読んでみました。自分が思っていた500倍くらいはTHE・エンタメな内容でした!ひとりの男の純粋な愛と正義の心に感化されて、敵役だった者たちが仲間になっていくとか皆が好きなやつじゃないですか。最初から最後までページを捲る指が止まらなかったです。 やっぱりうる星やつらとか見てるようなちょい上の人達に刺さるんだろうか。ミーナを「弁天じゃん」って思った人たくさんいるはず。 改めてこれがデビュー作というのはやばすぎると思います… 今回は無料で読みましたけど、紙で買います。買わないとダメなやつだと思った。 ナイトメアバスターズも早く単行本化してほしい!! サザンと彗星の少女赤瀬由里子
nyae2020/08/16よく生き抜いた決して、生き抜いた人々は生きたいと強く願ったわけではない。運だ。全てにおいて自分の意思など意味がない環境で命令されるまま、怪我や病で死んでゆく仲間を横目に「次は自分か」と思うだけ。 極限とか絶望とか簡単に口にできなくなる。「死んだほうがマシでは」と何度も思った。しかし、生き抜いた。そして何十年の時を経ていろんな人へ漫画を通して伝えられた。凄いことだ。 そこで「それに比べれば今がどれだけ平和か」と思えることにも意味はあるけど、毎日能天気ではいけないと思う。 主人公たちが受けた仕打ちはもちろん、日本がしたことも、事実として一生歴史から消えることはない。新装版 凍りの掌 シベリア抑留記おざわゆき1わかる
nyae2020/08/15壮絶だけどその辺で普通に生活している人の話読み始め、作者の中村キヨさんが前の奥さんを病気で亡くして別の女性と再婚するところから始まるんですが、別れの部分があまりに衝撃的だったので「その話を描いたエッセイがあるのでは」と思って探したんですけど、多分ないみたいです。そして、作中でも亡くなった方とどのような暮らしをしていたかはほぼ語られません。 メインは酔っ払って道端で座り込んでいたところを中村さんが介抱してあげたことがきっかけで知り合い、結婚(もちろん事実婚)したサツキさんとの生活が描かれますが、その中身は私が想像できるレズビアン同士のやり取りからは想像を遥かに超えるものがありました。 ただそれは、この人達がこうなだけであって、レズビアンとはLGBTとはこういうものという話ではなく、言うなればその辺で生きてるとあるカップルの日常を描いたに過ぎない。 サツキさんには息子が3人いるのですが、当然中村さんとは血の繋がりはありませんので、父と母が1人ずつではない家庭を彼らなりに受け入れなければならない。そこで親が先駆けて周りにカミングアウトするのもありではという中村さんに対し、サツキさんが「子は親を選べない以上、選べることは全て選ばせたい」「遠くの1億人が理解してくれたって、身近な10人が無理解だったら地獄でしょ」と伝えます。ほんとその通りですね。 「愛とはなんなのか」というのも常に問い続けているのも印象に残ります。もちろん答えは見つかりませんが、読者として感じたのは、愛する人が幸せであるように願うこと、かもなと思いました。お母さん二人いてもいいかな!?中村珍 中村キヨ7わかる
nyae2020/08/14最前線にいる人をたたえたい常に命の危険に晒されながら、感染拡大を抑えるため、ひとりでも多くの命を救うために最前線で働く人たちの目線を体験したような感覚でした。凄まじい。 自宅隔離生活で人との会話に飢えてる人の描写も、今の自分は近いものを経験してるからこそ「ほんとそう…」となります。 ついウイルスは人間の敵と思いがちですが、人を殺すためではなく、あくまでも目的は寄生することなんだと、ただ憎むだけでは何もならないという考えを学びました。Final Phase朱戸アオ1わかる
nyae2020/08/12ネタバレ人生を懸けた創作中学生でありながら、小説を書くことにとにかく真摯で邪念がない主人公。死ぬまで書き続けることを心に決めている様子です。 どんなときでも全てを「書く」ことに昇華させる生活の中で、上手くなるには、憧れの作家に近づくにはどうすればいいのかわからない不安の中でもとにかく書き続けることを「虚空の中で踊るよう」と例える彼女の感性が凄い。 ネットで公開している自身の作品に寄せられるコメントは、評価するものが多い中批判をするひともかならずいる。主人公が多大な影響を受けた、同じく小説家を志す年上の幼馴染によれば、批判を受け入れられない作家は駄目になっていくという。しかし、その幼馴染とはなんとも悲しいかたちで関係が終わってしまう。同時に、それにより彼女は目指すところへ一歩近づけたとも言えるなと思った。 全体的にキャラクタの表情が乏しいんですが、内容にあってました。虚空で踊れ宇津江広祐1わかる
nyae2020/08/11モーニングからリトルプレスまで📷森泉さんといえば「爪楊枝で漫画を描く人」ですが、一番最初に掲載されている「最後のフェリー」は初めてボールペンで描いた作品だそうです。 あとがきに「そろそろペンで自分の線を描けそうな気がしたから」とありました。 普段爪楊枝で描いていることに対しては「自分でもよくわからない」と言っているのがなんか笑えました。 通常のマンガ誌に掲載されている読切等は読んだことがあったのですが、文芸誌やアーティスト個人に寄稿したものがあるのは初めて知りました(ランバーロールは読んでいます)。活動範囲が広いというのがわかる短編集です。大林宣彦監督って義理のお父さんなんですね。監督との二人のエピソードを描いた話が好きでした。 タイトルの「爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇」という普通ならどれかひとつの短編タイトルを付けたりするものですが、こういうかたちにしたというのになにか意味がある気がしてなりません。 またこれだけは強く言いたい。紙版を買って読むべし。 作品によって用紙が変えてあり(なのでさわり心地も違う)、ただお金がかかっているなという高級な感じはなく、リトルプレスのような自由さがあります。 ▼こんな感じ 爪のようなもの・最後のフェリーその他の短篇森泉岳土
nyae2020/08/10"2008年の江戸"が舞台津田雅美先生は「色んな意味で無敵な人」を描くのが上手いな−と思います。主人公たちが最初から最後まで不幸な目に合わない。 ショックを受けるような展開は絶対にないし、悪役が出てきても絶対に読者に嫌われないように考えている。 どうしてもカレカノという絶対的不動の代表作があるので比べてしまうのは仕方ないのですが、これは津田先生の新境地というか、圧倒的振り幅の広さを見せられてるということなんだと思います。要するに津田先生ってめちゃくちゃすごい。 多分新人作家が同じストーリーを編集部に持っていっても通らないと思うんですよね。恋愛要素はあるにはあるけど二の次、いや三の次?かなというくらいですし、情報量がとにかく多い。でも細かい部分は飛ばして読んでも全く問題ない作りになっています。 江戸時代が現代まで続いているという設定で、それだけだと何だそれはという感じなんですが、違和感ないんですよね。やっぱり凄い。 あとこれはあくまでもおまけですが、ちょっと江戸までの世界にカレカノの2人がいたら…というパラレルワールドな短編も載ってます。これは必読でしょう…!ちょっと江戸まで津田雅美7わかる
nyae2020/08/07やはり沖縄はカオスな島だ!すべて沖縄で起こった怪奇な出来事を、東京から来たアヤコちゃんにタマというおばさんが語り伝えるという構成です。やはり沖縄は独自の歴史と文化、風習があり、ユタと呼ばれる人間があたりまえに存在するためか、起こることも今まで読んできた怪奇漫画とはまた毛色が違う気がしました。その背景には戦争が残した傷跡が色濃く出ています。全体的にコミカルに描きながらも、決して風化させてはいけない大事なものを物語にしっかり落とし込んでいるなと感じました。 背筋がゾ〜〜〜〜〜〜ッとなるような話から、クスっとできる話まで幅広いです。個人的には飼い猫に「バーサーカー」と名付ける家族の話がいちばん記憶に残ってます。いやバーサーカーって…と思ったんですが、誰も名前に対して突っ込みをいれてなかったので自分がおかしいのかなと思いましたがどうなんでしょう。琉球怪談太田基之 小原猛
nyae2020/08/06ネタバレ結婚直前に居なくなった婚約者は…いい話だった…。 順調だと思っていた婚約者である彼との関係が、彼が突然居なくなったことで、知られざる過去が次々に明らかになり、崩れそうになります。 「家族になる」とはどういうことかを描いていると思うんですが、途中に主人公の 「彼のことは信頼してたからあまり詮索しなかった」 的なセリフがあり、信頼ってなんなんだ?という、もっと前の段階の事を考えました。 彼は母親が亡くなった山へ死にに行ったのかなと思ったんですが(もしかしたら彼女が行かなかったらそうしてたかも)、最後は舞台である山から見える景色のように今までのモヤモヤが晴れ渡ったようにスッキリした結末でした。 山の上の結婚式、いいかもしれませんね。誰も来てくれなさそうだけど。 もしかしたらこの話が「山と食欲と私」を描くきっかけになったのかなと少し思いましたが、どうなんでしょう。茜色のカイト信濃川日出雄6わかる
nyae2020/08/03極上B(弁護士)L(ラブ)タイトルと表紙の感じからBLだと思わずに読み始めたんですが、結果的にBLであること含めてすごくいい作品に出会えてラッキーでした。 主に弁護士4人ほどが活躍するんですが、法廷でバチバチ戦うようなものではなく、主な依頼は不倫・離婚・遺産相続など、実際は意外と地味な弁護士の仕事をリアルに描いているので、お仕事漫画としても読み応えがあります。イケメン弁護士が一箇所に集まっちゃってるんですが、仕事内容はしっかり現実的。 2巻の表紙に居るのが美形弁護士の三上さんで、主人公の早坂は彼に憧れて彼の事務所に入社するんですが、実は彼の恋の相手は三上さんではなく…!?というのが好きな展開です。 続編があるとのことなので早く読みたいです!一生続けられない仕事山田ユギ
nyae2020/08/01時代を感じる…ちょっと(いや、かなり)自分の感性とかけ離れた人たちの話なので、別世界の話として楽しく読めました。身内にひどい酒飲みがいたら他人事として読めなかっただろうな… あと今だったら絶対描けない話ですね。 売れっ子はこのくらい破天荒であるべき、とは思いませんが二ノ宮知子先生はこの酒と共に生きてきた人生があるから奥深い漫画が描けるんだなと納得(するしかなかった)。 いやー、ますます酒飲みじゃなくて良かったなと思います。反面教師としては非常に優秀な漫画です。平成よっぱらい研究所 完全版二ノ宮知子1わかる
nyae2020/08/01日本のお盆はいいですね。お盆っていい風習ですね。自分は先祖の霊を迎える準備をしたりするような家庭で育ってないので馴染みがないんですが、一時的に亡くなった方が戻ってきてくれるってロマンを感じました。 この漫画ではとくに、主人公がそれらを視ることができるため街が賑わっているように見えます。ある意味お祭りの前夜がずっと続くような気持ちを味わえました。 あ、それって私がこの世で一番好きなアニメ映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」と一緒ですね!盆の国スケラッコ4わかる
nyae2020/07/31男性恐怖症の陶芸家と5人の男たちの濃厚人間ドラマ #1巻応援主人公が5人の男性の中で誰と結ばれるのか?という話ではなく、男性キャラも全員主人公と言っていいほど、どんな人間かを丁寧に描いていて、人間ドラマとしてかなり面白い漫画です。もちろん恋愛関係が今後どうなるかも注目です。でもそこはゆっくり進行かも? 男性恐怖症で体に触れると拒絶してしまうランさんですが、講師として生徒のことをよく見ていて信頼も厚く、意外と果敢に人にぶつかっていくところやドジなところもあり、一方で芸術家兼職人という側面もあるので、人間味あふれたカッコいい女性だなと思います。友だちになりたい。 恐怖症はどうにか克服して心置きなく次のステップに進んでほしい。 わたしは紙の単行本(1・2巻同時発売)で読んでいますが電子と収録されてる話数が違うみたいなので、一気にたくさん読みたい場合は紙の方をおすすめしたいです。表紙のデザインも違うので、その好みで選んでもいいかと。 思いっきり影響を受けてしまい、通えるところに陶芸教室あるかな?と探してしまった。それでも男は信じませんアキヤマ香1わかる
nyae2020/07/29これは著者が歩んだ道の通過点のひとつでしかないのだ…📷可憐でthe少女漫画な絵柄に対し、容赦のないグロ描写。キャラクターの独特なテンション、一貫性があるんだかないんだかわからないストーリー。作者の頭はちょっとオカシイとしか思えない。 これを読んで「なんだこりゃ、アハハ」と笑うことはとても簡単だ。 しかし著者が生前に生み出した作品の数と幅の広さを知ると、これは長い漫画家人生のほんの一作に過ぎないんだな、これだけ読んでとやかく言うのは愚かしいな、とやけに厳かな気持ちになってしまった。だって15歳で貸本劇画でデビュー(Wikipedia参照)って…それだけで凄いじゃないか。 いろんな点でホラー漫画とは、短編集とはこういうものだという固定観念をぶっ壊してくれました。谷間先生はもう亡くなっているので、現代でもそういう作家に出会ってみたいものです。 固定観念がぶっ壊れたというのは、全ての短編において主人公の少女は別人であるはずなのに、ボブヘアに小柄なセーラー服、不自然に逆だった前髪と、風貌が全く同じであるということ。何か意味があるのか…?と最後まで読んでみたものの、何もなかった。そういう「なぜ?」というところがたくさんあるのにそのまま貫いていたので、それでもいいんだなという気付きになったということです。 「動脈切れてないわ…」じゃあないんだよ(とやかく言ってしまった)絶叫劇場谷間夢路
nyae2020/07/29良いBL作品を探す手段としても役立った。タイトルの通り、いろんな作家さんが描いた4PのBL漫画を掲載したアンソロジーです。普段BLを描かれてない方も参加していますので、この作家さんがBL描くとこういう感じか…!という良い発見があります。 漫画自体はすべて4P完結なので、それぞれがどうということでなく(もちろん全部あますことなく素晴らしいBのLでしたよ)この漫画を描いた作家さんは普段どんな作品を描いているのかな?と都度調べて、面白そうだなと思ったらポチる、の繰り返しをしていることに気づきました。この商売上手め!! なのである意味カタログ的な役割を果たしていたのです。あくまで自分の場合ですけど、もし「面白いBLを読みたいけど多すぎて探すの大変…」という悩みをお持ちの方にこれを差し上げたいという気持ちです。#BがLする 4ページアンソロジー ~そのとき僕は、恋をした!~加藤マユミ ヤマダ 雲田はるこ 黒江S介 寺井赤音 倉橋トモ 日野晶 ダヨオ アキヲ クロフネ編集部アンソロジー らくたしょうこ 井口病院 ぱらり 園田ゆり 黒井モリー ゆうぎ 原百合子 嶋次郎 馬あぐり すずり街 ツバダエキ 桂馬びんぞこ びみ太 三星たま 宮田トヲル 吾笠花 結城にこ 深澤ねじ ショオ どうざき
nyae2020/07/27ネタバレ「生と死」「光と闇」が同居するカオスなコンビニ #1巻応援あまりネタバレしたくない内容なので、とあるコンビニが舞台のオムニバスであること以外は、できれば前情報はあまり入れずに読んでほしい! まずコンビニを「光の箱」と名付けるセンスの良さ。どこか文学的なタイトルですが、内容は「生と死」「光と闇」など対局にあるものが同時に集まるようなカオスが描かれていました。 例えば、真っ暗で何もない道を不安と恐怖を感じながらただ歩いている時に遠くにコンビニの光が見えたときの安心感をちょっと思い出した。(あまりそういう経験はないけど。) 死ぬ前に立ち寄りたい場所が選べたら自分ならどこにするかな?と考えてみたけど、けっこうコンビニって、いいかも。 2巻が出ることを熱望してます!光の箱衿沢世衣子8わかる
nyae2020/07/26ギャグ漫画家が原作付きで挑んだホラー・オムニバス!ホラーというよりは、最後に「実は〇〇は✕✕だった!」的なサスペンス・ミステリー要素が結構強いのかなと思いました。 ギャグ一本でやってきたおおひなた氏も、原作付きとなるとギャグを見事に封印しています。ただ表紙のトメちゃんの、どこか抜けた感じで魔法少女であることをみじんも感じさせない風貌からは、著者のらしさがにじみ出ているように思います。 オムニバスなので話によって怖さに多少ばらつきがあるものの、構成も展開も凝っていて全部面白いです。めちゃくちゃ怖いのが読みたい!という人にはもしかすると少し物足りないかもしれないので、ちょっと苦手だけど怖いもの見たさで読んでみたい、という人に丁度いいかもしれません。まほう少女トメおおひなたごう 武内優樹1わかる
nyae2020/07/24やまもり三香先生が描く男子はやばい。いま人気があっておもしろい少女漫画読みたいなーと思っていたら、テレビでアッキーナがおすすめしてたので読んでみました。 ありがとう、アッキーナ。君を信じてよかった。 やまもり三香先生も人気と知っていながら読んでこなかったんですけど、やまもり先生が描く男子のイケメン度やば過ぎません…???読みながらハフハフしちゃった。あと作家って設定がずっちーよ… 年の差カップルだけど、そこまで年の差は感じなかったです。男女共に落ち着きがあって地に足ついてるタイプ。そんなふたりからあれだけのときめきを生み出すんだから凄いですよ。 金石さんがちょっとふたりにとって都合のいい人過ぎたかな。好きなのにあんなに跡を濁さずに引き下がれる人なかなかいないと思う。椿町ロンリープラネットやまもり三香2わかる