HARTA COMIXの感想・レビュー354件<<910111213>>花丸の漫画星屑ニーナ 福島聡ぱにゃにゃんだー特にいうべきことがない漫画ってたまにあるんですが、星屑ニーナがそれでした。つべこべいう必要もなくただ単純に面白かった。面白い以外の感想がない。きっとあるんだろうけど、言葉にすると「こんな程度では表しきれていない」と自分から取り下げてしまう。だから言葉にならない、みたいな。あえて何かしらの評価を下すなら、花丸。 あらすじも作品をよく掴んでいます。だから、気になったら読めばいいし、気にならなくても読むといいと思います。 追記 もしものときのために、単三電池は買いだめしておくように!不思議な関係が妙にクセになる金曜日はアトリエで 浜田咲良六文銭画家×ヌードモデルの恋愛?的なマンガ。 すごく良いんです。 二人共、少しズレていて、勘違いも加わり、会話が噛み合っているような、どこか噛み合っていないような感じで関係がすすみます。 もう、1話でやられました。 死ぬつもりだった主人公が、ひょんなことでとある有名な画家と出会い、魚につられて、ついていったらヌードモデルになって、画家がつくる美味しいご飯を食べたら死ぬ気も失せて・・・という流れ。 (字になおすと意味不明ですね。でも、こういう内容です。) 色男で自信過剰な画家は、携帯番号渡すけど、 主人公、連絡せず、1年後の画家の個展で再会 「え、なんで連絡しないの?」 と思わず画家のセリフとシンクロして、もう、ハマりましたよ。 ご飯食べているときは、いい雰囲気だったのに、まるで全てなかったかのように裏切る感じ。 たまりません。 全体的に、微妙なボタンの掛け違いのようなやり取りが大笑いではないのですがクスリと笑えてクセになります。 主人公が、天然ぽくちょっとヌけているけど、恋心を意識しはじめて、これからどうなるか楽しみな作品です。人間観察バラエティとしても面白いラブ考 緒方波子名無しうっかり2人の出会いが収録されてる「モテ考」を読まずに「ラブ考」を読み始めましたが問題なく面白かったです。作者の波ちゃんと恋人の牛田君が結婚するまでのエッセイなんですが、2人ともマイペース…というか変わり者なので、恋愛要素抜きにしても人間観察バラエティとして面白かったです。生まれてから大人になるまで実家で猫に囲まれて暮らしていた波ちゃんが同棲生活を始めて極度の猫ロスで情緒不安定になっちゃった時に、牛田君が猫語でしゃべりかけてくるようになってストレスが緩和されたって話が好きです。波ちゃんも自由人だけど牛田君も変人ですよね…!とってもお似合いな2人だなと思いました。これはいい異種間恋愛!! ヒト×人型吸血植物緑色の牙と恋 小林愛天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。夜を引き寄せる少女と師匠の2人暮らし夜の名前を呼んで 三星たま名無し※ネタバレを含むクチコミです。イザベラ・バードの日本紀行ふしぎの国のバード 佐々大河名無しイザベラ・バードの日本紀行を漫画にしている。 バードさんのキャラクターもかわいいし、日本の大衆習俗が細かく描写されてて面白い 乙嫁語りっぽい面白さ君はコオロギの闘いを観戦したことがあるかB/W 渡邉紗代兎来栄寿日本人にはあまり馴染みがないですが、中国ではコオロギ同士を戦わせる「闘蟋」は唐の時代から大人気で、現代でも夢中になっている人が多くいる歴史あるものだそうです。 映画『ラストエンペラー』でも、闘蟋の戦士であるコオロギがラストシーンで紫禁城の玉座から印象的に登場していました。 本作は、まさかのそんな「闘蟋」をテーマにしたマンガ! 改めてマンガの「何でもあり」な懐の深さを感じる作品です。『少年の名は』ではイギリスの寄宿学校を、『ギャラクシートラベラーズ』では宇宙の旅を描いた渡邉紗代さんがどうして「闘蟋」に行き着いたのか興味も尽きませんが…… ともあれ、やはり全然知らない世界のお話というのはそれだけで興味深いものです。「闘蟋」という競技に生活や命を賭けている者たち、強いコオロギの見分け方、それを育てて管理する者、実際の蟋蟀同士の迫力溢れる闘いの様子など、この作品でしか見られないシーンが目白押しです。 また、主人公である青年・バービーの悪漢ぶりも本作の特色。バービーには蟋蟀に対するリスペクトなど一切なく金蔓としか思っておらず、「クソ虫」と罵り惨殺します。また、虫だけでなく人間に対しても私利私欲を満たすための道具として利用するだけ利用します。酒と女と金が大好きでありながら、女の子から好意でもらったアイスクリームを悪びれず道に捨てるなどサイコパス的言動のオンパレード。しかしそんな一貫したクズっぷりが不思議と魅力的でもあります。 バービー以外のサブキャラクターたちも魅力的で、香港という都市の猥雑な空気感も見事に表現されている一作です。狼に育てられた少年が人を斬って斬って斬りまくる #1巻応援九国のジュウシ 西公平名無し狼の母に育てられた少年が主人公。人を斬ることに抵抗がないような野生児ですが殺しの腕は抜群で、老いた母のエサにする死体を探す為に出かけた戦場で将軍に認められ同盟を結ぶことになる程です。この二人の関係は後の「岩屋城の戦い」に繋がります。初めて知ったのですが戦国時代でも最も激しい寡戦(700対50000!!!!)の一つと言われているそうです。第1巻でも人を斬りまくって死体がゴロゴロ出てきますが、絵力は強いのに全然怖くないし、笑える場面がたくさんあるのがいいです。さすがギャグ漫画家だと思いました。 私が笑ってしまったお気に入りの場面は、将軍の息子が落ち込んだ時に主人公の母である狼を見ることで癒されてたアニマルセラピーの場面と、その母が亡くなった時にたくさんの花と一緒にエサにするはずだった人間の頭や腕を埋葬している場面です。特に最後は残酷なのに笑っちゃう名場面だと思います。鉄仮面姉弟(仲良し)の生きにくい日々。真柴姉弟は顔が固い 菊池まりこ名無し表情筋が固すぎて、まわりからは常に距離を置かれ友だちができない不憫な姉弟。ひとりで居るのが寂しいので、お互いに依存してしまい、片方がうまくいきそうでも、ひとりで居る方を放っておけず結局シスコン・ブラコンから抜け出せない。仲いいのはいいことだけど、それじゃあ友達は出来ないね。 表情筋が固いだけで心は明るいのか…?とも思えるんだけど、あまりにこういう生活が続きすぎて心もちょっと捻くれてる感ありますね。笑 救世主、現れてくれ…!!ふたりの距離感の描写が上手い。さよなら100円 天野実樹名無し※ネタバレを含むクチコミです。ヒナまつり完結しましたねヒナまつり 大武政夫みつを※ネタバレを含むクチコミです。ゾンビサバイバル版、テ○スハウス…!?生き残った6人によると 山本和音名無し※ネタバレを含むクチコミです。明日2巻発売っぽい極東事変 大上明久利さいろく戦後の日本のドヤ街を舞台としたアクション。 GHQとゲリラとの戦い(少なくとも1巻では)なのだが、影ではユニット731での人体実験を重ねた結果生まれた生体兵器たちが暗躍する物騒な社会。 そんな中でいいヤツを貫き通す主人公には結構好感が持てる。 最初のうちはキャラ設定と構成どうなるんだろうと思ってたけどキャラも割と良い感じにどんどん出てくるし、この2人のバディは最後まで見届けたい。 あと背景も含め描き込み度が(ペンのタッチのせいか?)結構頑張っているなーって感じで特徴的。 局長かわいいよ局長。良い馬に乗る為なら手段を選ばないジョッキーゲス、騎乗前 西公平名無し「馬七人三」という言葉があるが、これは本来レースは馬の力だけではなく騎乗する人間の力量によって差がでるという意味である。しかしこの漫画の主人公の騎手・牧聖一は「7割が馬の力で決まるなら良い馬に乗れば楽勝じゃん!」と考えており、名馬に乗る為なら手段は選ばない。調教師や馬主に媚を売り、悪知恵を働かせ、プライドを捨て、コネのある女と寝る…とんだゲス野郎なのだ!!! 主人公が清々しいくらいのゲスっぷりで読んでるうちに好感が持てるようになってきました。実はいい馬を見抜く目は確かだったり、騎手としての才能もなくはないところもあるんですけどね。真面目な競馬漫画だったら絶対こんなこと描かないだろうけど、実際に良い馬に乗せてもらう為の営業力って大事なんだろうなとも思いました…ちなみにこれはギャグ漫画ですが(笑)主人公はヤバい奴ですが他のキャラも相当ヤバいです。ある意味みんなゲスですね。おもしろシーンはたくさんあるけど、3巻での謎の三角関係の発生とか結末も含めて好きだったな。競馬以外のネタも充実してました。夜食の背徳感って最高トネリコ 粟屋汐里名無し世界観はファンタジーなんだけど、やってることは現代っぽい 寝すぎて夜中に起きちゃって、生活サイクル乱したくないから朝まで無理やり寝ようとするけど、夜食つくちゃった……。そんな背徳感にまみれたご馳走のようなチーズトーストはさぞ美味しかろうなぁ(◜◡◝) これは…姫と忍 木原悠里子名無しこれがデビュー作って、いままで何をしていたんですかってくらいの完成度です…すごすぎる…上手すぎる…好きすぎる。 世にもドジなお姫様が主役、なんですがこのお姫様ただ者じゃなかった!! この読切ひとつに感動する要素いくつ入れるのってくらいずっと感動しっぱなし。内容だけでなく、背景作画とかコマ割り、描き込みのメリハリの付け方、世界観、お姫様の表情や挙動、ちっちゃい2人が動き回る可愛さ、全てが素晴らしい。愛している。 こんなこというの下品かなと思うんですけど、Twitterにあげたら30万いいねは堅いと思いますよ。いつでも福島聡に期待している機動旅団八福神 福島聡名無し福島聡の新刊は必ず買っている。ホームランを見るまで買い続けるからな。リアルに駄目で憎めない父親秋津 室井大資ふでだるまFellows!で連載していたギャグ漫画ある意味日常漫画 鳴かず飛ばずで周囲に迷惑をかけまくる漫画家秋津薫と周りの人々を描いた作品 室井先生のリアル目な絵柄に台詞と独特のテンションで気がつくとどんどん読み進んでいくクセになる漫画 とにかく出てくるキャラの殆どが面倒くさい 癒やしは薫の息子のいらか君とアシスタントの西さんだけと言っても良いかもしれない スランプの漫画家で薫の友人山口 いらかの困ってる顔が好きで薫ファンのことこ メンタルが超弱い編集村瀬 超ネガティブでショタ好きな瀬戸 他にもクセのあるキャラが大量に出てきます そして面倒くささの中心にいて周りに迷惑をかけ続ける秋津薫に振り回される人々 それでも皆秋津薫の漫画が好きなんだろうなって描写が随所に入ってるのがずるい その空気が漫画全体に漂っているのがまた良い 僕含めて結局皆秋津薫が嫌いになれないんです続きはよ〜忍ぶな! チヨちゃん 設楽清人nyaeあー!すごく面白い。一瞬で3巻まで読んじゃった。 チヨちゃん、はじめは想い人のワタルくんと会話どころか姿を見せることすらできないけど、話が進むと着実にチヨちゃんも周りに助けられながらみるみる成長してくので、いつまでもモダモダしてないのがいい。 展開も早くて絵も最高レベルに上手いし、忍者マンガとしてもバトルシーンが物凄くかっこいい。 6月に3巻でたばかりだから、4巻出るのまだまだだなぁ、つらいダンジョン飯久々に読んだダンジョン飯 九井諒子名無し読むとなんとなく前向きになれる 現実世界にある食料でないもので作られた料理の味も気になりつつ、ちゃんと物語が骨太で面白い 絵も綺麗クラムボンがかぷかぷ笑ってそうな世界観ハクメイとミコチ 樫木祐人野愛ファンタジックだけど体温や匂いのある作品。宮沢賢治や長野まゆみが好きなひとはこの漫画が好きだと思うし、この漫画が好きなひとは宮沢賢治や長野まゆみを読んでほしい。 幻想的だけど民話のような温度があるので、どこか知らない世界の話ではなく臨場感を持って物語に入り込める。 きっとどこの国のひとが読んでも、なんとなく懐かしい気持ちになれる気がする。 あとは食べ物がとても美味しそうなところも魅力的。 大きく切り分けられたブルーベリー食べたい…。人間のサイズをうらんでしまう…。 個人的な願望ですが、長野まゆみの『少年アリス』を樫木先生に漫画化していただきたい…。宮沢賢治だったら『シグナルとシグナレス』か『やまなし』をぜひ…。ふうらい姉妹ふうらい姉妹 長崎ライチ名無し絵柄が昔の少女マンガ風だけれど、ギャグセンスは最先端。ふうらい姉妹の姉は美人だけれど不思議系。妹はかわいい系でまじめなツッコミかと思ったらボケ殺し系だった。だれもこの漫画で突っ込んでくれる人がいない。内容は四コマ漫画で起承転結ある。だけれど、不思議姉の行動に妹は乗っかる感じだから不思議な感覚で終わる。ほとんどの内容はほのぼのとして面白い。たまにある毒が癖になる内容。心に疲れたときに読みたい漫画。二人の姉妹愛を感じる。女性理髪師のカッコよさ。燕のはさみ 松本水星Pom 燕の仕事に対する熱意、同じ女性としてとてもカッコいいと思った。仕事以外はダメダメなところも可愛らしかった。女性の理髪師の物語って新鮮でしたね。 創様と燕の色恋も話が進むにつれてドキドキさが増して、二人の際どい距離感、好きです。笑 最後まで飽きることなく読めました。 登場人物達のファッションも素敵で一緒に楽しめました。 面白かった! 正統派のスタイリッシュ和風SF!峠鬼 鶴淵けんじANAGUMAまだ神さまが人とともに暮らしていた倭の国で、道士・役小角とその弟子ふたり組がさまざまな神さまと人智を超えた交流をしていく…というのが大筋のコンセプト。 草木の香りが匂い立つような、現世とはおよそ異なる濃密な大気を湛えた世界が高密度の筆致で閉じ込められています。 無駄のない、整理された描線でこのエキゾチックな空気感が生み出されていくギャップがたまらなくて…。表紙の題字なんかからも分かると思うんですが、超・オシャレなんですよ!スタイリッシュ! 物語の構成も王道の和モノファンタジーの妙味をおさえながら、随所で変化球が飛んでくるのが飽きさせません。 僕が一番気に入ったのが「神さま」の捉え方が、ほとんどSFをそのままぶっ込んだかのような自由さにあふれていることです。デザインも素敵。 起きる超常現象の演出も毎話ケレン味が効いているので、こういうジャンルに親しんでる方でも新鮮に楽しめるんじゃないかと思います。 とりわけ2巻分通してキマる物語のギミックは超テクニカル、和風SFココにあり! 続刊が待ち遠しい作品です。<<910111213>>
特にいうべきことがない漫画ってたまにあるんですが、星屑ニーナがそれでした。つべこべいう必要もなくただ単純に面白かった。面白い以外の感想がない。きっとあるんだろうけど、言葉にすると「こんな程度では表しきれていない」と自分から取り下げてしまう。だから言葉にならない、みたいな。あえて何かしらの評価を下すなら、花丸。 あらすじも作品をよく掴んでいます。だから、気になったら読めばいいし、気にならなくても読むといいと思います。 追記 もしものときのために、単三電池は買いだめしておくように!