きっちんのたつじん
キッチンの達人
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あらすじ

読んでおいしい、作っておいしい☆ビギナーさん大歓迎、かんたんお料理コミック決定版!!【収録メニュー】フライドチキン&ポトフ/ピザもち/ツナのキッシュ/鮭(さけ)の南蛮(なんばん)漬け/肉巻き卵/ケーキちらし&つみれ汁/キャベツのミートソースグラタン/トッピングサンド/菜の花のスパゲティ/ごちそうハンバーグ

はこにわのいえ
ハコニワノイエ
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あらすじ

天根清子は、空気が読めない変人心理学者。人生で一度も嘘をついたことがなく、お世辞も言えず、世渡りスキルは皆無。無用な人づきあいを避け、孤独で静かな生活を愛していた。ある日、唯一の友達から手紙が届く。それは自殺した彼女の遺書だった。そこには、自分の大切な子供を引き取ってほしいと書いてあり…。不安定な心を抱える14歳の悠斗(はると)。ワガママ盛りの4歳児、凛音(りおん)。繊細で予測不能な子供たちの保護者になった清子は、心理学を武器に子育てに挑むもうまくはいかず…!? 一つ屋根の下、「普通の幸せ」から外れた3人が紡ぐ哀しくも可笑しなサイコロジカル・ファミリーストーリー。

難易度の高い疑似家族 #1巻応援

『いつも月夜に米の飯』の小森江莉さんによる新作は、かなり重いテーマに取り組んでいます。 主人公の天根清子(あまねきよこ)は、他人の考えていることや空気を読むことが極端にできない、神経質で短気で正義感は人一倍強い心理学者。対人スキルが絶望的であるが故に孤独を愛し、 「私だけの小さな世界を守れればそれでいいと思っていた」 というモノローグから物語は始まります。 しかし、そんな他人との関わり方が極端に下手な彼女が、ある日突然自殺した友人の遺志により遺児である14歳の息子・悠斗(はると)と4歳の娘・凛音(りおん)を引き取り共同生活を営んでいくことになります。 本来は独りで生きていくべき人間であり、今後もそうしようと思っていた 彼女の小さなハコニワ。そこにやってきた少年少女。近年多い疑似家族ものの中でも、最初から用意されているハードルが多く高い作品だな、というのが第一印象でした。 まず、母親を喪ってしまった少年少女の哀しみが丁寧に描かれます。 「僕は何で母さんの生きる理由になれなかったんですか」 という問は14歳が背負うには重すぎますが、ましてや4歳の妹の方はまだ永遠の死という概念すら理解が覚束ない状況。亡くなった直後だけではなく、その後に尾を引くように波打つ感情が連綿と描かれます。悠斗はかなり上手にそれをコントロールしようと取り繕おうと努力しますが、その営為がまた哀しさを呼び起こします。周囲との差異などから不意に呼び起こされてしまう理不尽さを抱えて生きていく困難は終わることがないものでしょう。天根は、心理学者としての知見はありながら親を亡くした子供相手にはそれが通じないことを痛感する場面もあり、そこにどうやって向き合っていくのか。 そして、肝心の新たな共同生活については、案の定天根の性格に起因する問題が多発していきます。最初に問答無用で引き取る決意をした天根はシンプルに格好良かったのですが、その後は人としてどうかという言動もその性格から取って行ってしまいます。感情移入しきることはできない、しかしだからこそ目が離せない部分も大きいです。子供たちとの生活という天根の人生にこれまで全く存在しなかった体験を通して彼女自身どのように変わっていくのか。 本作は表紙が美しく店頭で目を引きますが、小森江莉さんの絵が前作からますます綺麗でスタイリッシュになっており、天根さんの凛とした表情などとても魅力的です。 14歳と4歳、今後さまざまなライフイベントもある中でこの家族がどのように立ち行くのか。どうか、ハコニワのような作り物の家族であったとしても、彼らに幸せな時間が訪れますようにと祈るような気持ちで見守っていきます。

兎来栄寿
兎来栄寿
とうだいくんともとぎゃるさんかくさこんろわいやる
東大くんと元ギャルさん~格差婚ロワイヤル~
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東大卒エリート・東条秀太郎と高卒の元ギャル・真夏が恋に落ちた!家の格式、しきたり、お姑様…次々と真夏に困難が立ちはだかり!? 未来のお姑様が毒義母だったとき、元ギャルはどのように立ち向かうのか? 身分違いの格差婚、爽快プレ嫁姑バトル、開幕!! 1話目 序章 2話目 ご挨拶 3話目 策略 4話目 鬼になる 【分冊版「東大くんと元ギャルさん」1~4巻収録】

かぞくをあむ
かぞくを編む
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あらすじ

さまざまな事情で産みの親による養育が困難な子どもを、新たな温かい家庭に迎え入れる特別養子縁組。民間養子縁組あっせん機関「ひだまりの子」のケースワーカーとして働く主人公・ひよりの元には、予期せぬ妊娠や不妊に悩む人々が訪れる。家族にとって一番大切なのは心の繋がりだと信じ、親と子に寄り添うひより。複雑な時代だからこそ読んでほしい、新しい「かぞく」の形を描いた感動作!待望のコミックス1巻発売!

いないぼくはほたるまちにいる
いないボクは蛍町にいる
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あらすじ

小学6年生の健と卓哉。交通事故で卓哉が死んでしまい、ショックの健は夏休みになっても何もやる気が起きない。そんなある日、偶然見かけた蛍を追って古い切り株をくぐると、そこは自分の町とそっくりの町。しかも、その世界では死んだはずの卓哉が生きていて!?そっくりだけど何かが違う二つの町で健が体験するひと夏の冒険!新しいのに懐かしくて、切ないのにちょっとワクワク。新鋭が描くパラレルワールドストーリー!

小6の夏、友達が死んだ。もう一度だけ彼と遊びたい……ボクはそう願った。

> 「なァんかさ思い出すンだよナ >  クラス離れてから遊ばなくなった奴とか >  転校してったやつとかを >  でも それでも仲良かった奴って覚えてるだろ?」 > 「――…ウン >  普段思い出すことはないけど >  忘れることもないよ >  ずっと覚えてる」 ページを開くと在りし日の想いを、鮮烈に蘇らせてくれる…… 今回紹介する『いないボクは蛍町にいる』はそんな作品です。 小学生の頃、一番仲が良かった友人のことを覚えているでしょうか。 私は今も彼との想い出を昨日のことのように思い出せます。 40日以上の長い夏休み。 好きなだけ寝坊できて、でも夏休み特別アニメの時間には起きて。 普段は観られない昼ドラまで観て。 毎日のように遊んで。 プールやイベントや海や山に行って。 そして、最後の数日は溜めに溜めた宿題に追われて……。 その時、夏休みの日記に何度も書いた名前。 中学で離れ離れになった後もたまにやり取りすることはありましたが、今何をしているのかはもう判りません。ただ、元気に生きていてくれれば良いなと思います。 『いないボクは蛍町にいる』には、小学生の時分ならではの喜怒哀楽が鮮やかに描かれていて、当時の自らの記憶や感情が強く呼び起こされました。 他人から友達へと変わる最初の些細な切っ掛け。 重いランドセルを背負った登下校中の、他愛もない会話や奇行。 わずかな休み時間を目一杯校庭を駆け回って遊んだ時間の楽しさ。 些細なことで守れなかった、友達との約束。 もっと優しく接することができたはずなのに、幼さ故にそうできなかったこと。 それらに対する後悔や気不味さの苦味。 読み手によって、様々なシーンで様々な想いが引き出されることでしょう。子供という存在のリアリティを感じ取れる数々の表現からは、筆者の誠実で真摯な眼差しが感じられます。 この物語の主人公・健(たける)は、大切な友人・卓哉(たくや)を交通事故で喪くしてしまいます。 小学6年生というのは、一般的に考えられているよりもずっと大人で分別もつく歳だと個人的には思いますが、それでも大人でも辛い友人の死を受け止めるには幼すぎるのも確かでしょう。 しかし、健は卓哉が言っていた「不思議な光る物体」に導かれた先で、卓哉が生存しているもう一つの世界線のような町に行き着きます。自分の住んでいる町とほぼ同じながら、少しずつ違う所もある町。この不思議な世界を行き来しながら、切なく優しいドラマが紡がれて行きます。 本作で特に印象的だったのは、ある人物が健にこんなセリフを述べる一連のシーン。 > 「…ボクもねぇ > 不幸を嘆いたことがある > 何度も 何度もね > …だけどねそんな中でも > なにかに感謝する気持ちを持てたとき > それは立派な幸福の気づきだと思うんだ > …この歳になってようやく > そう思えた」 この言葉は、友達を喪って自暴自棄になっていた健の心にどんな響きをもたらしたでしょうか。 そして、健を通して読者の心にも慈愛をもって響いてくるセリフです。 誰かに何かを感謝することができるなら、それは幸せなこと。そんな幸せを、人は生きているだけで日々沢山もらっているはずですが、不幸に囚われるとそのことを簡単に忘れてしまう。だからこそ、辛い時ほど感謝する気持ちを大事にして生きていくべきだ、と。 最後のページの健の表情を見た時、澄み渡るような気持ちになると共に、この作品に出逢えて本当に良かったと思いました。 ひと夏の哀しい喪失と優しい奇跡を経て、少年が成長する物語。 現実と地続きの少し不思議な世界を一度は体験してみたい、と思ったことのあるあなたに強くお薦めしたい一冊です。

兎来栄寿
兎来栄寿
えいちぴーほすぴたるぽりすのきんむにっし
H/P ホスピタルポリスの勤務日誌
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不特定多数が昼夜を問わず出入りする病院、そこはまるで一つの街。モンスターペイシェントや院内暴力、様々なトラブルから患者と医師を守るため、国立H大学病院に試験的に設けられた「院内警察隊」。配属された恋河内環(こいごうちたまき)巡査は、柔道有段者の23歳。医師と患者、どうやったら異なる立場の人々に寄り添える?悩みながらもとにかく全力で、病院の安全と健康を守ります!病院×警察の新感覚医療ドラマ!

しんおおくぼであいましょう
新大久保で会いましょう
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あらすじ

恋も仕事もどん底のがけっぷち女子・花の、ときめき2000%新大久保グルメ漫画、第1巻!がけっぷち漫画家・花は、彼氏にふられ仕事のコンペも散々と、どん底の日々。そんな中、新大久保で見知らぬイケメンに声をかけられ、おすすめのグルメを食べることに!?ホットク、チーズタッカルビ、台湾風かき氷、トッポギ、チキンと新大久保でしか食べられないグルメも盛りだくさん☆

ごーがいいわてちゃぐちゃぐしんぶんしゃべすとせれくしょん
ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 ベストセレクション
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あらすじ

岩手チャグチャグ新聞社の支局に着任した坂東さきるは、支局長・小田原のもとで確実な記事作りを学ぶ。生まれも育ちも岩手のさきるは、県内をくまなく回りそれぞれの土地を彼女なりの目線で捉えていく。ときにおせっかいが発動し、記者以上友達未満の行動をしてしまうことも……。『ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社』1~3号目から選りすぐりの「舟上のマドンナ」「鬼と言霊」「記者の母」「ひび割れた心」「三陸の海」を収録。

すーとたいちゃん
スーと鯛ちゃん
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あらすじ

おばあちゃん猫・スーが暮らす家に、やんちゃな黒猫の男の子・鯛ちゃんが預けられることに。放っておくと何をしでかすかわからない鯛ちゃんを、ついつい構ってしまうスー。穏やかな日常はいったいどこに…!? 「チーズスイートホーム」「ふくふくふにゃ~ん」のこなみかなたが描く、猫マンガ最新作!!

ごーがいいわてちゃぐちゃぐしんぶんしゃ
ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社
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あらすじ

生まれも育ちも岩手県盛岡市。岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東(ばんどう)さきるは、突然の異動で県南の照里(てるさと)市へ。赴任早々、「わんこ冷麺大会」の体験取材を命じられたり、百歳を迎えた遠野の民話の語り部の秘密に迫ったり、さらには平泉の街中を逃げ回る馬を追いかけたり……。盛岡の本社にいたころに比べ、取材内容はもうメチャクチャ。しかし、地元の人たちとの交流で、次第に県南に愛着が湧いてきたさきる。次こそスクープだ!

ハッピー!ハッピー♪
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あらすじ

無事にリタイアを迎えた盲導犬ハッピーの物語、第2章スタート!!病気で全盲となった19歳の桜子(さくらこ)は、夢のために盲導犬と歩こうと決意する。けれど、パートナーとなる盲導犬アポロは、桜子を主人とは認めようとしなくて……!?盲導犬をリタイアしたハッピーと香織(かおり)、そして新たに歩き出す桜子が織り成す、愛と感動の物語。

ほうかごかるて
放課後カルテ
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あらすじ

過食症、ナルコレプシー、ベル麻痺――。小学校にはあなたの知らない病気で溢れている。子供たちの未来を守る最後の砦「保健室」に謎の問題医・牧野(まきの)先生がやってきた!小学生たちの身近に潜む、名も知らぬ病気の数々――。口も態度もでかい謎のドクター・牧野先生がだれもが見落としてしまう小さな病気のサインにどこか冷めながらも(?)向き合うようですが……!?