さまざまな事情で産みの親による養育が困難な子どもを、新たな温かい家庭に迎え入れる特別養子縁組。民間養子縁組あっせん機関「ひだまりの子」のケースワーカーとして働く主人公・ひよりの元には、予期せぬ妊娠や不妊に悩む人々が訪れる。家族にとって一番大切なのは心の繋がりだと信じ、親と子に寄り添うひより。複雑な時代だからこそ読んでほしい、新しい「かぞく」の形を描いた感動作!待望のコミックス1巻発売!
幸野市役所納税課に勤める百目鬼華子は、クールな見かけとは裏腹に、お客の前で机にペンを突き刺すなど、予測不能な行動も多いマイペースな新人職員。脱力系チャラ男公務員・饗庭蒼一郎とペアを組みワケあり滞納者と毎日本音で向かいあう!
セミの鳴かない奇妙な夏――。それは突然発生した。進路に悩む高校生の優七と愛莉。両親を事故で失った優七と、両親との関係がいびつな愛莉は仲の良い親友同士だった。しかしその夏、その町ではセックスワーカーが消えていくという奇妙な現象が相次いでいた。やがてその原因は体から目のような湿疹が飛び出し、「何か」に蝕まれていく感染症が原因だという噂が広がっていく。人に言えない秘密を抱えていた愛莉は未知の噂に怯えるが、それはさらなる脅威の幕開けに過ぎなかった――。極限下を生きる少女たちを描いたシスターフッド×パニックホラー。
「BE LOVE 2017年20号」に掲載された読み切り作品!※雑誌掲載当時のままの内容です。
「男は要らない!仕事に生きる!!」メンズ服を手掛けるアパレルメーカーでデザイナーとして働くサキは仕事に野心を燃やすアラサー女子。しかし意外にも男社会なアパレル業界ではキャリアはなかなか伸びず苦悩する日々だった。ある日、酔いつぶれたサキはアキラと名乗る年下の男の子と運命的な出会いを果たす。転がるように恋に落ちたサキだったが、アキラは目には見えない障害を抱えていた――。誰もが違う個性を持って生きている。生きづらさを抱える男女の恋の行方は…!?
著名な画家・相田の専属モデルとして「ミューズ」と称えられる美女・エリカ。「無能」と罵られながら、相田の付き人をする画家の卵・武藤。心を閉ざし、相田に求められるがままに身体もささげるエリカに、「でけぇ声で喘ぎやがってみっともねぇんだよ」と言い放つ武藤。興味を抱いたエリカは、武藤に自分を描かせてみる。そこに描かれたエリカの姿は…?(44P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.71に収録されています。重複購入にご注意ください。)
高校教師が襲われた傷害事件。容疑者として浮かび上がったのは、同じ学園に通う美しき四姉妹の三女・青子。担当刑事の調査が進むにつれ、その妖しくもいびつな姉妹たちの絆が、あらわになっていく…(表題作)。ホラーテイストのミステリーから、心温まるショートショートまで、慎結が描く珠玉の短編集!
近未来の東京。元天才少年で今はさえない探偵業の青年ハルナは、ある日叔父から介護用で開発中の子供型ロボットA-3を預かり、彼と親子として暮らすことに!!突然始まった里親生活…感情豊かで愛くるしいA-3との擬似親子関係の行方は!?
「自分の身体で芸術家を育てる」という志で、誇りを持ってヌードモデルをしている舞以。だが、周りからは共感を得られず、下世話な視線にイライラする日々。そんな中、なぜか新日本美術会賞に輝いた、若手注目画家・笠原貴からモデルの依頼があり…?(44P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.29に収録されています。重複購入にご注意ください。)
夜ごと死者が集う幽霊専用レストラン“GHOSTONLY”。お客様もスタッフも全員が幽霊のこの店に、あるバイトとしてスカウトされたフツーの女子高生・えま。“見える体質”のえまは、怖がりながらも個性豊かなスタッフたちと、お客様の“思い”を叶えるため働き始めるが_?
※ネタバレを含むクチコミです。
実の子の子育てでも陥りそうな問題に加えて、養子縁組ならではの悩み、マッチングさせる側の視点など、独身女性としては色々と勉強になります。 絵もとても綺麗なので、読みやすいし、 このテーマを題材とした漫画はまだ少ないと思うので、貴重かも。
様々な事情があって実親の下で生活できなくなった子どもを養子として迎える養親たちを描いた物語。 現代社会における養子制度を非常にわかりやすい形で描いたドラマとなっています。まず実際に面談をして養親となるのに相応しいかどうか、そしていざ初めての親となった後の苦労と段階的に「養子を迎えるということ」を描いており、学びがあります。普遍的な子育ての苦労と重なる部分も多いですが、逆に養親はある程度の年齢になっている時点でそこと向き合わねばならないというリアルさでもあります。 「親になる」ことに終わりはない―― という言葉、1巻で描かれるエピソードに色々と考えさせられました。 順調に巻数を重ねればその内実写化されそうな内容です。制度的なものを知るという意味でも、社会的な知見を深めるという意味でも、読んでおいて損はないでしょう。
養子縁組を進めるNPO職員の視点で描かれる、ハートフルなだけではない家族のエピソード。 短編連作なので1組1組の話はあっさり進むが、内容はとても重たい。 ビーラブの読者層にマッチしているし、社会的な意義のあるテーマではないかと思われる。
オムニバス形式で色んな滞納者から税金を取り立てる話。読んでるうちにへぇこんな制度あるんだって勉強になる。
※ネタバレを含むクチコミです。