「おこづかい、もっとちょうだい!」--ドキュメント漫画家・吉本浩二が叫ぶ。45歳、月額2万千円。1万円は大好物の「おかし」に使いたい。子供にオモチャをねだられたら、おしまいだ。そして、悩ましくも楽しい「おこづかい」との攻防戦が始まった。全国の「おこづかい生活」を営むすべての「定額制夫(ていがくせいおっと)」に贈る吉本浩二流「おこづかい漫画」。
なにごともストイックに取り組む姿は美しいですね。
浪費癖のため彼女にフラれた松本タカオ、30歳。彼女とヨリを戻すために、節約を開始!食費、電気代、洋服代、果ては医療費など数々の名テクニックで節約を実施・・・!! 2017年にドラマ化された「人は見た目が100パーセント」の大久保ヒロミが初めて放つ、泣き笑いの節約コミック!!! これを読めばお金がたまる・・かもしれません。
生まれ育った「カルト村」(所有のない社会を目指す、農業を基盤としたコミューン)の思い出を描いた『カルト村で生まれました。』『さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで』で話題となった高田かやの新作コミックエッセイ。どんなに働いても対価はもらえず、物は共有でお金のやりとりは一切なし、当然子供のお小遣いは0円で、隠し持っているお金が大人に見つかったら即没収……。そんな「カルト村」で育ったことから、「お金は滅多にさわれないすごいもの」「お金さま!」とお金そのものへの憧れが人一倍強くなってしまった著者が、19歳で村を出て両親との同居生活→ひとり暮らし→結婚して夫の家族と二世帯住宅暮らし……と環境を変えながら、自由に持つことができなかった「お金」とどう付き合ってきたか? を包み隠さず丁寧に描く。お金が貯まる心構えやリメイク料理など節約術も学べ、お金に対する感覚の違う夫婦の生活を覗き見る楽しさもあり。読めばお金が貯まるかも!?〈かや流“お金さま”との付き合い方〉村時代に染みついた「我慢」で貯金/買い物トレーニングに100均活用どこで何を買ったか値段も含め毎日メモ/財布の残金は1円単位まで把握車の免許など必要なものにはドーンと使う/安い発泡酒に焼酎を足して度数アップ自己流の「宝くじ必勝法」を考案/料理も服もリメイクして2倍楽しむ食材にひと手間加えて保存力アップ/「夫婦50割」などお得制度をどんどん活用
「ESSE」の人気連載マンガが書籍に!男子3人子育て中のエッセイ漫画家、マルサイさん。「お金の計算が苦手で家計管理はどんぶり勘定」なマルサイさんが、食費、固定費、光熱費など、さまざまなジャンルの節約に体当たりで挑戦します。笑えて共感できてためになる、楽しい節約コミックエッセイです。要望の多かったレシピも掲載!
普通とはちょっと違う(かもしれない)気づきや喜びのある暮らし。夫はSF小説家、妻はイラストレーター、ひとり娘は中学生。夫婦共に収入が不安定なため、どうしても節約生活に……そして、どうせやるなら楽しく暮らしたい。かれこれ20年以上のそんな日々、『年収150万円一家』の森川弘子が描く「現在の節約生活」です。 【目次】プロローグ/食べる物は手作りで/こだわりのフリマ活用/欲しいものは懸賞で/畑仕事のお手伝い/素敵なおさがり/女子らしく/大好きゲストハウス旅/娘の部活動/フリマアプリに挑戦/テント劇団との出会い/我が家の美容師/近所で天体観測/エピローグ
節約好きの侯爵令嬢テレーゼに大公のお妃候補へと声がかかる。だが、貧乏貴族のテレーゼは「憧れの女官」になれるかも!とお城に向かうが、そこで待っていたのはわがままな令嬢達とのお妃争奪戦だった!?
3人の子供をもつシングルマザーのお母さんが子供たちに教えるのは、お金を使わなくたって「幸せ一杯!」の楽しい暮らし方。自然に素直に正しく暮らすこと……、物欲だらけの生き方はもう古い!ごぼうのかりんとう、白菜の餃子、スイカの皮の漬け物、りんごの皮茶……。巻末には、親子が作中で作ったレシピを掲載。読んだら試したくなる! 内田春菊が描く、ほのぼの節約コミック。
内田春菊節
主婦向け雑誌はもちろんのこと、いまや高級ビジネス誌にまで「節約」「貯金」という言葉があふれる時代。身体の贅肉を落とすように家計のムダを省くことは、しあわせへの第一歩なのでしょう。しかし、節約にはそれなりのノウハウと忍耐が必要です。コミックエッセイ『やってみました!「年収100万円の豊かな節約生活術」』の筆者である春原弥生さんは、結婚して三年で貯金がまったく増えていないことをご主人に言えずにいました。贅沢や浪費をしているつもりはないのに、お金は羽が生えたようにどこかに消えて行きます。でも、節約に対しては「辛い」「暗い」「難しい」という先入観があり、背を向けてきました。ところが春原さんは2011年に刊行された『年収100万円の豊かな節約生活術』(文藝春秋刊)という本に出会い、著者の山崎寿人氏に弟子入りすることを決意しました。山崎氏は東大卒の51歳、20年にわたって月に3万円の生活費で面白おかしく暮らしています。書名にある「豊かな」がポイントです。「苦痛」「我慢」「無理」なく、節約をするという“思想”に惹かれて、春原さんは節約の達人を訪ねたのです。まずは出費を洗い出して、問題点を抽出。つぎに市場調査を行い、銀行口座やクレジットカードを整理しました。家計簿をつけ、ついに春原家の“ムダの伏魔殿”が何であるかをつきとめました。そして、節約の途中経過を師匠である山崎氏に報告すると、そこで究極の節約方法を伝授されました……。ほんとうに「ストレスフリー」で節約することはできるのか。本書には、節約アレルギーを克服した筆者の心の揺れと成長が克明に記されています。
オタクでぷちギャンブラー(競馬! )、新しいことが大好きな姉・ぐっちゃんは、今月いくら使ったの!?韓流・美容は好きだけど、ムダなお金は使わない妹・ニコタンは、今月いくら貯金した!?堀内さんちのアグレッシブ&堅実な凸凹姉妹の日常! 描き下ろしに加え、恒例の2人の成長が見える(笑)、写真ページもあり!★単行本カバー下画像収録★
「彼も喜ぶ」「お財布にやさしい」――安い食材でも大満足! 料理が苦手でも美味しくできる! しかも超カンタン! と評判の幸せ料理のエッセンスがコミックになりました! 「ふたりあわせて一日約660円生活、続けてます! 」“たのしく節約”&“カンタンに美味しく”が、しあわせの秘訣。マンガでよくわかる! ・休日は、安い店をハシゴして、食材のまとめ買い。・まとめ買いした食材は、“1度に使う分”ずつ小分けで冷凍する。・乾物、缶詰……ストック食品を用意しておくと、何かと助かる。・夫くんはほめて伸ばす。そして、お手伝いをしてもらう! ・お財布がピンチのときは、安定して安いキノコとおとうふを、いつもと違う調理法で。・どんなおかずもスターメニューにする「作りおきニンニクみそ」の作り方大公開! ・できる女に見える秘策。困ったときの「湯豆腐」。・ひと工夫で見た目もおいしく! 盛り付けのコツ教えます。・お店の味を家で安く再現してみよう! ・肉じゃが、かぼちゃの煮物……“微妙に残ったおかず”のアレンジ方法を公開! ・彼も大満足! 冷蔵庫の残り物で、疲れたときの癒しスープ。・炒め物のマンネリ解消法――マヨネーズやドレッシングで炒めてみる! ・2万円以下におさえられた月は、最終日にちょっと贅沢する! ……ほか、今すぐ真似できる! お金をかけずに美味しく作るポイントを大公開。
話題になっていたので、読んでみましたが、身につまされました。 結婚して家庭をもつと、特に、意識しなければならないのはお金のやりくり。独身のときよりも自由に使えるお金が減りますからね。 なので、毎月のお小遣いも、必然的に制限されます。 本作は、そんなお小遣いをやりくりする夫の話で、世の中の所帯持ちの男性は参考になるのではないでしょうか。 特に、自分もお菓子が好きなので、筆者の少ないお金で最大限の幸福を追求する姿勢は、唸るものがありました。 ただ、添付のように夫婦間でセコイ喧嘩をするシーンがあり、 カルピスを多く飲んだくらいで、また味ごのみを1袋食べたからって、そない怒らんでも(ってか、勝手に食べちゃいかんでしょ)と思いました。 貧しくても、心まで荒むのはよくないすよね。 貧乏や苦労話のジャンルが個人的にトラウマなので、色んな人の小遣いをやりくりする話が続いて気が滅入りそうになりますが、 さっきの、夫婦喧嘩の仲直りの仕方が粋だったりと、読後感は総じて良いです。 金銭的な苦労話が中心ですが、ストーリー全体で暗くならないのが、本作の魅力かなと思います。 また著者の持ち味である人情系のエピソード(小遣いを通した家族の絆的な)もあって、これがすごく良くて、何度も読みたくなります。 お金の使い方はその人の価値観がでると言いますが、すなわち、お小遣いもしかりです。 お小遣いを通した人生観が垣間見える、そんな作品ではないでしょうか。