女性マンガの感想・レビュー3218件<<117118119120121>>バズりにバズった保育マンガ!実録 保育士でこ先生 でこぽん吾郎ななし元保育士の作者・でこぽん吾郎さんが、2019年1月頃よりTwitterで連載していた保育漫画が書籍化! *「かつて保育士をしていたでこぽん吾郎の実録漫画です。 "でこ先生"を代理人として私の体験を元に描いています。」* (2019年1月4日のツイートより) https://twitter.com/Dekopon_56/status/1081167167284862976?s=20 中でも自分が好きなのは、**お迎えに来るパパ達の悲喜こもごもの反応。パパ…!!** 「第74話 パパは幸せ」 https://twitter.com/Dekopon_56/status/1148501662509572096 「第68話 悲しみのパパ」 https://twitter.com/Dekopon_56/status/1139460024390995969 子どもたちだけでなく、保育士さんもご両親もみんな全力で毎日生きていて、可愛くて面白くて読んでて元気が湧いてきます。 笑顔になりたいときにぜひどうぞ…!!岡崎京子のハッピーな作品もオススメ岡崎京子未刊作品集 森 岡崎京子名無し巻末の解説でも表題作の『森』ばかり取り上げられてたけど、他の読切も面白いよ。岡崎京子のハッピーな作品もいいよね。17歳の誕生日を迎えた女の子が幼なじみで片思いの男の子に無理やり迫ろうとする『やさしくしてね』がコミカルで好き。男の子の「オレの少年心 ふみにじりやがってー!!」が名言だなと思った。けどなんかこのフレーズを前にも読んだことがある気がした…。 岡崎京子は文章もよく書いていてエッセイ集『オカザキ・ジャーナル』を愛読してるんだけど素の彼女もとっても面白い。おちゃらけたり真面目になったり悲しくなったり作品そのままの人だなぁという印象。1991年4月のエッセイ『ナニが「少年の心」だッ!!』で、とある雑誌で若い男の子が「いくつになっても男は少年の心を持っていたほうがいいと思います」と発言しているのを読んで「本当の少年は自分が少年であることにうしろめたさとごうまんさと恥ずかしさを持っているはずだから」と憤慨したと書いていた。 このエッセイの4年後に『やさしくしてね』を描いてるんだよね。本人は忘れてるかもしれないけど。でもこの岡崎京子の言葉を踏まえると「オレの少年心 ふみにじりやがってー!!」の感じ方も変わってくる。男の子にも女の子にも『やさしくしてね』のダブルミーニングなのかもな。1巻出たので読んでみたアイネクライネナハトムジーク いくえみ綾 伊坂幸太郎名無し前情報ほとんどなしで読んでみたところ、この漫画やけに斉藤和義出してくるな…と思ってたら、映画化ありきの作品だったんですね!笑 短編集なのかと思って読み進めるうち、登場人物が少しずつ繋がってることがわかるオムニバス形式?の漫画です。 結婚とか夫婦にまつわる話が多いです。 電話でしか繋がってなかった人が実は…という話がとくに面白かったです。 なんてことない、見過ごすような出来事を、自分で意味のある出会いに持っていくというか、将来「あの時出会ってよかった」と思えればそれは劇的な出会いなんだというようなセリフが印象的でした。 悪い意味でなく、この感じ映画でやりそ〜と思いました。後ハッピーマニアが話題なので読んでみたハッピー・マニア 安野モヨコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 名もなき人々が奏でる美しき水辺の組曲『どぶがわ』どぶがわ 池辺葵原正人どぶがわ。この言葉から想像されるのはどんな物語だろう? 例えば、昭和を感じさせるさびれた町と因業な人間のさが。丸尾末広に「童貞厠之介」(『薔薇色ノ怪物』所収)という怪作があるが、極端な話、“どぶ”という言葉はあんな作品にこそふさわしい気もする(念のために言っておくがホメ言葉である)。 だからこそ、池辺葵の『どぶがわ』を手に取り、ページをめくった者は肩すかしをくらう。 **Our life is connected.** 冒頭に登場するのは、ある洋館に暮らす4姉妹。表紙にも描かれた人物たちである。女中のロゼッタを除き、身の回りには誰もいないらしい。かといって生活に困っている様子もなく、彼女たちは、毎日のように送られてくる招待状を、あーでもないこーでもないと吟味しながら、ロゼッタが作ってくれるおいしい料理に舌鼓をうつ日々を送る――。 ところが、実はこれ、ある老婆が見ている夢なのだ。2人組の少年たちに起こされた彼女が現実に生きる場所は、タイトル通り、どぶがわが流れる町。その臭気は近隣でも語り草になっている。少年の1人が言う。「こんなくさい川/ゴミバコとかわんねー」。その川辺のぼろアパートで、身寄りもなくひとり暮らしをしている彼女は、どぶがわの対岸にちょこんと置かれたベンチで、洗濯物を干しながら居眠りすることを日課としていた。 現実生活がいかに寂しく貧しいものであったとしても、夢の中でなら王侯貴族のように豊かに大らかに生きることができる。老婆は決して多くはないだろう知識や経験を総動員して、夢を美々しく飾る。だから、古い西洋を思わせる豪奢なロケーション(ヴィクトリア朝風?)で主人公がアボカドにかけるのは“わさびじょうゆ”で構わないし、いかにも定食屋にありそうなしょうゆさしが出てくるのもうなずけるのだ。老婆はこんなふうに夢見ることを生きがいに余生を送っていた。 どうやらその町では、富裕層は丘の上、低所得層は川辺というふうに住み分けがなされているらしい。やがて物語は、老婆の暮らしと彼女の見る夢を主旋律に、町に住む人々の人間模様を映し出していく。川辺に住んでいると思しい2人の少年、丘の上に住むある家族、もともと丘の上に住んでいたが、両親の離婚がきっかけで、母親と一緒に川辺に移り住む高校生、彼の隣人でレンズ工場に勤める青年。いつしか小学生たちは中学生になる。月日が経過するとともに、登場人物たちが直接間接につながっていく。池辺葵らしく表紙や目次ページに慎ましやかにある英文が記されている。Our life is connected. **水辺の組曲** 人々はどこか鬱屈した気持ちを抱えながら日々を過ごしている。だが、老婆を軸にゆるやかにつながっていくことで、わだかまりがとけていく。圧巻は第4話。「ダンス」と題されたこのエピソード後半の畳みかけるようなサイレントのコマの連続。登場人物たちは言葉を交わさずとも共感し合し、このシークエンスにセリフがないことによって、私たちもまた、その場に居合わせるような気持で彼らの体験を共有できるという至福。このエピソードはきっと作者にとっても思い入れの強いものであるに違いない。この本のジャケットを外した表紙には4姉妹とロゼッタが、裏表紙にはその他の登場人物たちが、それぞれ踊る姿が真上から描かれている。 この場面のBGMはヘンデルの名曲『水上の音楽』。管弦楽組曲と言うそうだが、冒頭に序曲が置かれ、複数の舞曲がそれに続く構成である。なるほど、ならば、全6話のエピソードとエピローグからなる『どぶがわ』も、水辺の組曲と呼んでみてもいいのかもしれない。そういえば、不思議なことに、『どぶがわ』の登場人物は、老婆の夢に登場する女中のロゼッタ以外、名前が与えられていない。老婆も、少年たちも、夢の中に登場する老婆以外の3姉妹も。逆になぜロゼッタには名前が与えられているのだろう? 彼女は夢の中に登場する老婆自身によく似ている気がするのだけど。これはそんな名もなき人々が奏でる、現実と夢がたゆたう水辺の音楽。 **やさしきどぶがわ** 池辺葵が描くどぶがわはいわゆるどぶがわではない。老婆の半生が夢というフィルターを介して甘美に加工されているように、池辺葵の筆から描き出されたどぶがわは、どれだけごみだらけであっても、愛らしく懐かしい。ちなみに、エピローグの最後に記された言葉から、作者が想定している『どぶがわ』の英訳がThe Dark Riverであることがわかる。Ditchなどではないのだ。 雑誌『ハツキス』創刊記念として、コミックナタリーが池辺葵に敢行したインタビューの中で、池辺は次のような発言をしている。「でも最近は、作り上げたマンガの世界くらい、もっと幸福感に満たされていてほしいって思ったりします」。これは『どぶがわ』について語った言葉ではないが、池辺作品はどれもこのやさしさに貫かれている。『サウダーデ』でも『繕い断つ人』でも、登場人物たちは、『どぶがわ』の登場人物たちがそうであるように、どちらかと言えばぶっきらぼうで、決して感傷に浸ることはないが、常に誇りを持って生き、限りなくやさしい。そんな彼女が描く一編の寓話のようなこの物語がどんな風景を見せてくれるのか、続きはぜひご自身でお読みいただきたい。 **『バベットの晩餐会』のほうへ** 物語の冒頭、寝しなに老婆がぼろアパートで読んでいた本は『バベットの晩さん会』(ママ)だった。夢の中のロゼッタの料理に誘われるようにして、イサク・ディーネセン『バベットの晩餐会』を読み返してみる。終盤、ある登場人物がこんなセリフを語っている。「われわれ人間は先が見えないものです。この宇宙には神の恵みがあることを、われわれはよく知っております。しかし、先を見ることのできない人間は、神の恵みを限りあるものと思うのであります。だからこそ、われわれは怖れおののくのであります――(……)しかし、われわれの目が覚まされるときはかならずやってくるのです。そして、神の恵みは果てしないことを悟るのです。(……)われわれにはわれわれが選んだものが授けられております。しかしまたそれと同時に、われわれが選ぼうとしなかったものも、われわれには与えられているのです。そう、われわれが拒否してきたものまでがわれわれにはあり余るほどに与えられているのです」。しかり、私たちの人生には、「われわれが選ぼうとしなかったもの」、「われわれが拒否してきたもの」があふれている。おそらくは老婆の人生もそうだったに違いない。彼女はどんな風に自分の人生と折り合いをつけたのだろうと、ふと思う。それにしても、『どぶがわ』を通じて『バベットの晩餐会』を読むというのは(あるいは、第5話に登場するあの歌を聴くというのは)、なんとステキな体験であることだろう。 関連リンク: 出版社書籍情報ページ https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253155502 第18回メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞(2014年) http://archive.j-mediaarts.jp/festival/2014/manga/works/18m_Dobugawa/ ハツキス創刊記念!池辺葵「繕い裁つ人」インタビュー http://natalie.mu/comic/pp/hatsukiss意外なかたちで恋を知る中学生女子の話初恋チョコレート もり可南子 名無し※ネタバレを含むクチコミです。読み応えある良作真夏のデルタ 綿貫芳子む3人の学生を軸にストーリーが進むんですが、読み応えあって内容も面白いです。 歯並び悪い子から始まります。 容姿のコンプレックスから内面的なコンプレックス。人間関係のわだかまりとかこの人といると解放される、とか! 3人どれも悩み、考えがあって絡み方がうまい…! ラストも気持ちがいい 久々に漫画一冊で満足しました、是非オススメ! 鳥飼さんの作品を最初に読むならコレ、かもしれないマンダリン・ジプシーキャットの籠城 鳥飼茜sogor25鳥飼さんが作家性をそのままにSF要素を加えるとこうなるのか、という作品。最近出たエッセイ「漫画みたいな恋ください」でマンガで伝えたいメッセージ的なことを書いてらっしゃったけど、今までの作品は生々しいほどのリアリティで表現していたのを、今作では暗喩的というか、背景に忍ばせるような形で表現されてるように感じた。といってもリアリティがないわけではなくて、むしろ鳥飼さんの絵柄も相まって現実味のあるフィクション感を感じる作品に仕上がっている。フィクション部分のストーリーがあるので、これまでの作品と比べると入りやすいかもという気がしている。なので、鳥飼さんの作品を勧める際の最初の1冊には一番向いてるような気がする。 上下巻読了済。国宝塩田先生と雨井ちゃん なかとかくみこnyae3巻まで読んで、とても多幸感に包まれました…国宝級の純愛漫画です。 単行本派なので連載は追ってないですが、4巻はいつ出るのだろうか。それまでは生きていたい。 雨井ちゃんが作った朝顔のキルトを見た先生のシーンは思わずホロリ。うん、うん…!楽しかったよね…ッ!! 話が進むほどギャグがどんどん冴えていっているような気もします。恋愛以外の部分もしっかり面白いのがこの漫画の魅力です。とくに雨井ちゃんの親友、織田さんのボケっぷりが最高でした。 画像は、雨井ちゃんがお菓子作りの本を読んでたら「子作り」のところだけ読んでしまった織田さん。どうかそのままでいてくれ…年の差百合メタモルフォーゼの縁側 鶴谷香央理Junoこのマン1位、某百合インタビューで取り上げられていたので気になって読んでみた。58歳差のJKとおばあちゃん。BL漫画がなければ決して関わることのなかった二人の生活が交わってお互いの世界が広がっていく感じが良い。同人誌即売会に血のつながっていないJKとおばあちゃんで来るシチュエーションなんかはあまりにも現実離れしている。しかしおばあちゃんの寛容さと物腰の柔らかさで終始ほのぼのしていて安心して見ていられる。この作品独特の落ち着いた空気感が魅力的。 完結!シェアハウスの女たちは…地獄のガールフレンド 鳥飼茜バナ全3巻。若い子にはわかるまい、自立した女たちの現実。悲壮感や絶望感を共感するものではなく、人間関係をじっくり味わいながら生きていきたいと思わせてくれる、前向きな一冊。タフな男たちもよい。完璧な第1話から始まる最高の妖怪譚百鬼夜行抄 今市子starstarstarstarstarたかこれを超える妖怪・怪奇漫画はなかなか無いと思う。まずとにかく第1話「精進おとしの客」が最高すぎる。 「小説を書くために妖魔と取引していた」と言われた主人公の祖父は、自分の死後にすべき事を言い残して死ぬ。精進落としの日、幼い主人公は魔除けの赤い着物を着せられ、客間には7つの膳が用意された。すると家に8人の妖怪が現れて…というあらすじ。 http://sonorama.asahi.com/comic/post.html 強い力を持っていた祖父。 身を守るための迷信。 妖怪との約束…。 妖怪話に求めるロマンがここぞとばかりに詰まっただけでなく、衝撃の事実が明らかになったり、主人公がうまく立ち回ったりカタルシスも大きい。 「この物語はこういう話ですよ」と簡潔に自己紹介するかのような見事な導入で、ガンガン読み進めて気づいたら全巻買っていた。 作中には様々な霊や妖怪が登場するけれど、そのどれもが「本当に郷土史に残ってそう」と思わせる説得力があるのがたまらない。 間違いなく少女漫画の名作なので、まだの人は死ぬ前に読んでみてください…! ▽『百鬼夜行抄』今市子 第1話(このページだけでもう好き)なんだろな・・・隠し部屋 さかきなおもとnemukeとりあえず今ある全4巻を読んだけどなんだろな・・・ 作者の欲望?かな? って思った、そしてエロシーンがムズムズするような歯がゆさだった。 (変な意味じゃないよ笑) 男しっかりせい!女素直になりやがれ! とね笑 エロ漫画は性に合わないのかな? でもね!学園エロ漫画の定番ストーリーで安心して見れた笑 人気ドラマのコミカライズ!おっさんずラブ 山中梅鉢 TVドラマ「おっさんずラブ」(制作:テレビ朝日 脚本:徳尾浩司) 徳尾浩司名無し人気ドラマのコミカライズなので、絵柄は可愛くストーリーもキャッチー。 出版社さんも力を入れているという感じがする。 しかし後輩の写真を隠し撮りする部長はちょっと不気味というか、完全にストーカーで、ドラマを見ていない人にとっては普通にキツいと思われそう……?最高に興味深い駄作呪魔の奪衣婆 杉原那月 日向名無し※ネタバレを含むクチコミです。答えは作品中にある呪魔の奪衣婆 杉原那月 日向名無し作者が主人公。実の母親、弟に振り回されいじめぬかれ嗚呼なんて可哀想な悲劇のヒロイン‼︎ってことにしたいのかもしれないけれど、無理。敵が多いのは女性の悪いところを凝縮し自己中をドバッとプラスし責任転嫁をモリモリに盛りまくって形成したかのようなクズ主人公だから。仕方がない。その上腰掛けOLのランチ時の悪口のようなノリで話は進められて、感想は一言で言うと…「は?」です。 6巻まで出てたとは…呪魔の奪衣婆 杉原那月 日向名無し※ネタバレを含むクチコミです。事実は小説より奇なりとでも言いたいのか呪魔の奪衣婆 杉原那月 日向名無し※ネタバレを含むクチコミです。ヤマシタトモコ先生のファッション観と日常裸で外には出られない ヤマシタトモコたか表紙のイラストと装丁(ピンクの液体のところがちょっと立体になってる)が素敵で思わず購入。ファッションをテーマに、ヤマシタトモコ先生が好きなものや悩みを語ります。 好きなメンズファッションの話題で、スケーター男子、空港で見かけた素敵なアフリカ系ビジネスマンのおじ様と並んで、**日曜日のお父さんファッション**(※私服にスーツ用靴下をあわせる)が登場したのには笑いました。 **「田舎貴族の娘が着てそうなドレスが好き」**から始まるヤマシタ先生の妄想がジブリの影響を多大に受けていて、「わかる!!!そういうの大好き〜!!」と激しく共感しました。 読んだのはかなり前ですが ・槇村さとる先生とお食事することになったら ・入院したときのファッション ・フンドシとブラの話 **・松たか子が姉ちゃんだったら** ・ファッションを褒められたときのリアクション など、面白すぎてメチャクチャ記憶に残ってます! この本1冊でヤマシタ先生のことが大好きになりました…! わたしもいずれ手ぶらで新幹線乗りた〜い。 好きな人が障害者だったらパーフェクトワールド 有賀リエ名無し可愛らしい絵柄で、『障害』というかなりディープな社会問題に切り込んでいる作品。 車椅子生活の人たちがどんな風に生活しているのか、特に災害時に身動きが取れなくなるようなときはどうすればいいのか……というあたりをしっかり描いているため、ちょっと読むのが辛いシーンもある。 (もちろん少女漫画なのであまりエグイ描き方はされていないが) 好きという気持ちだけではうまく行かない、苦しい恋をする主人公たちを応援したくなる。タケコさんの恋人タケコさんの恋人 望月玲子starstarstarstarstar干し芋タケコさんの『仕事』『夜遊び』『しーちゃんとの時間』の切り替えが 素敵! 寡黙で自分の世界観を大切にしているしーちゃんは、とても魅力的だけど、恋人にするとずっと落ち着かない気持ちになって、自分を失いそうになる予感。 でも、タケコさんが唯一、素直に可愛い女性になれる相手なので、貴重かも?文豪達の恋愛遍歴を描いた「恋愛烈伝」も読んで欲しい!齋藤なずな作品集 齋藤なずなstarstarstarstarstarかしこ太宰治が玉川上水で心中したことは誰でも知っているけど、なぜそんなことをしてしまったのか、その気持ちを理解することは困難だ。けれども齋藤なずな先生はそれを漫画で描き表している。まるで太宰本人の告白のようにリアルな心情描写である。もし自分が同じ量の資料を読み込んだとしても、ここまでの人物像を突き詰めることはできない。なぜなら作家に対しての憧れという妄想を抱かずにはいれないからだ。もしかしたら齋藤先生の観察眼は描かれている文豪達より鋭いかもしれない。 これはいい大学ゼミ漫画…!!!ほしとんで 本田たかガイコツ書店員 本田さんの人の新作ということで、発売当時から面白いと噂は聞いていたものの手を出せずにいた作品。が、この作品についてのマンバ通信の記事がメチャクチャ面白くて、読んでみたらやっぱり最高でした! https://magazine.manba.co.jp/2018/12/07/hayashi-gennkoukakitai/ 動物のお医者さん もやしもん 数字であそぼ。 海とドリトル アヤメくんののんびり肉食日誌 など、大学ゼミ漫画というと理系のお話が多いイメージでしたが、芸術学部の俳句ゼミが舞台ということで、授業の内容を読みながら「自分だったらどの言葉を選ぼう」と考えることが出来てすごく楽しかったです! 1巻を読んで、あまりの良さにLINEマンガで最新話まで追いかけて読んだのですが**鎌倉での句会、尊すぎませんか…!?** **レンカさんが初めて感じた「そのままの自分を評価される」感動と、隼先輩の俳人としての圧倒的センスの良さ…!!** こちらは2巻に収録されているエピソードですので、ぜひ未読の方は1巻・2巻続けて手にとって、俳句の世界の奥深さに・言葉の美しさを存分に味わってほしいなと思います…! https://manga.line.me/product/periodic?id=0000aunv やっぱり葬儀屋は面白そうまいど御愁SHOW様!! 水野トビオnyae葬式や葬儀屋がテーマの漫画は元から好きだったのと、表紙の絵が妙に滑稽で気になったので読んでみた。 タイトルの軽々しい感じからギャグかと思いきや、シリアスもあり葬儀屋のリアルもちゃんと描いている。 実家の葬儀屋を継ぎたくなさすぎて、葬儀屋と対角にある(と思い込み)医者を志すも受験に失敗し仕方なく葬儀屋に勤めだした男・木戸次郎が主人公。 高校の同級生の家の葬儀を担当したり、ライバルに大手チェーンの葬儀屋が出てきたり、次郎のオヤジが破天荒すぎたり、自殺志願者を助けたり… 葬儀屋とひとことで言っても、人それぞれ違う人生の最期を締めくくる責任重大な仕事だと思う一方で、面白そうな仕事だな〜とも思います。 昔、葬儀屋で仕事がしたくてバイトの求人を探すも、スーツを着なければいけないのが嫌で断念したことを思い出しました。<<117118119120121>>
元保育士の作者・でこぽん吾郎さんが、2019年1月頃よりTwitterで連載していた保育漫画が書籍化! *「かつて保育士をしていたでこぽん吾郎の実録漫画です。 "でこ先生"を代理人として私の体験を元に描いています。」* (2019年1月4日のツイートより) https://twitter.com/Dekopon_56/status/1081167167284862976?s=20 中でも自分が好きなのは、**お迎えに来るパパ達の悲喜こもごもの反応。パパ…!!** 「第74話 パパは幸せ」 https://twitter.com/Dekopon_56/status/1148501662509572096 「第68話 悲しみのパパ」 https://twitter.com/Dekopon_56/status/1139460024390995969 子どもたちだけでなく、保育士さんもご両親もみんな全力で毎日生きていて、可愛くて面白くて読んでて元気が湧いてきます。 笑顔になりたいときにぜひどうぞ…!!