女性マンガの感想・レビュー3218件<<116117118119120>>ドジヒロインの王道ラブコメ部屋とペンキと日曜日 永田正実名無し注意力散漫でドジなヒロイン、というのが大丈夫なら王道なラブコメ漫画として文句なしに楽しめると思います。 正直、自分はドジヒロインにイラッとくるタイプなので読むのを楽しみにしていた分、少し期待はずれでした。ドジなんだけど何か突出したすごい特技があるとか…なんかしらのひねりが欲しかった。 "自分にとっての幸せ"とは何かを見つめ直せてくれる物語三日月とネコ ウオズミアミsogor252016年の熊本地震をきっかけに同居することになった40代書店員の灯、30代女医の鹿乃子、20代インテリアショップ店員の仁、そして(元々は鹿乃子の飼い猫であった)ミカヅキ。年齢も性別も境遇もバラバラの3人が、地震という不意の出来事を契機にして共に生活を送る物語。 といっても、3人の中の誰かが付き合ったり、もしくは恋仲に発展しそうになったり、というような展開は出てこない。なんなら灯以外の2人にはどうやらちゃんと恋人がいるという描写がある。 いわゆる"シェアハウス"を舞台にした作品では、同性どうしであれば外での恋愛模様に喧々諤々としたり、もしくは異性間の同居となると同居人どうしの恋愛に発展したりしなかったりと、どうしても"シェアハウス"という空間と恋愛が相反する存在として描かれる傾向が強いように思う。しかし、この作品では3人の中での楽しい共同生活とその外の恋愛というのが完全に独立した状態で存在している。一応3人の間に恋愛が生まれなさそうな設定上の仕掛けがあるのだけども、恋愛そのものを否定せず、むしろ肯定したうえで、恋愛に囚われない幸せもあるということを描いている稀有な作品。 もちろん現実ではこんなに人たちに出会えるとは限らないし、この3人も奇跡的なバランスで関係性が成り立っていると思うけど、何が自分にとって幸せなのかを見つめ直させてくれると共に、恋愛だってなんだって、探せば幸せはいろんなところに転がっていると気付かせてくれる、読んでいて多幸感で満たされる作品。普通の女の子が、普通の道を踏み外すとき真夏のデルタ 綿貫芳子名無し歯並びが悪いことくらいしか特徴がない、おとなしいJK主人公。 彼氏や女友達との人間関係でストレスをためまくってブチ切れるものの、変人な美術部男子に救われる(?)というちょっと不思議な話。 序盤で描かれる女友達のマウンティングは本当に恐ろしくて、主人公のストレスのため方には共感を得られそう。 とはいえ、ヒーローの髪型と歯並びフェチなところは、ちょっとマニアックすぎる気がしないでもない。この関係性に"百合"以外の名前を付けたい百合と声と風纏い 蓮冥sogor25同級生の恋愛話に今ひとつ乗り切れない高校3年生の女子・纏(まとい)。テレビ番組で恋愛感情を持たない"アセクシャル"という概念を知り、自分もそうなのだと自認する。そんな中、突然の雨で人気のなくなった教習所でとある女性・百合子と出会う。 一緒に遊ぶうちに親密になっていく二人だが、百合子から見た纏は"年の近い友達"で、一方の纏から見た百合子は"年上"で"友達"以上の感情を持ち始めている。百合子もそれに気付いているが、百合子もまた、自身は恋愛感情を持たないと自認していた…というお話。 現在一般に認知されてるジャンルで言えば、百合作品の中に含めるのが一番適してるとは思う。しかしながら、お互いに好意を持って接しているけど、纏からの百合子への感情は恋愛なのかどうか自分でも判別がついてない様子で、一方の百合子は明確に恋愛ではないと自覚している。読めば読むほどこの作品を"恋愛作品"ではない別の何かのように見えてくる。だからこそ、この2人の関係性には"百合"以外の別の名前を付けたくなってしまう。 また、好意の微妙な違いもそうだけど、例えば"都会の人"と"こっち(田舎)の人"だったり、"年上の友達"と"年の近い友達"のように、2人それぞれの視点によって捉え方が微妙に違う様子が描かれていて、それもとても興味深い。こういう微妙な差異を見せられると、当たり前だけど同じものを見ててもその捉え方は人それぞれで、結局、人間関係に絶対の正解なんてなくて、あるとすれば個々の相手に対する最適解くらいなんだろうなって感じる。 お互い好意を持ちながら些細な気持ちのすれ違いがあるこの2人が、今後どんな関係性を作っていくのかが凄く楽しみ。 ちなみに本編では"アセクシャル"という単語しか出てこないが、近い概念で"ノンセクシャル"という言葉があり、実は作者のtwitterで「ノンセクシャルとアセクシャルな女の子の話」と明言されていたりする。 https://twitter.com/skRe_n/status/1172067936132988929 このあたりの単語をちょっと調べてみてから本編を読むと、2人の関係性や好意の中身がより違ったものに見えてくるかもしれない。 1巻まで読了。 拭い去れない心の傷を芸術によって癒やそうとする道程わたしが「軽さ」を取り戻すまで “シャルリ・エブド”を生き残って 大西愛子 カトリーヌ・ムリス書肆喫茶mori店主テロ事件で同僚を喪った作者が、そのトラウマを癒やしていく道程の物語。 シャルリエブド襲撃事件。日本人には馴染みが少ないかもしれないが、2015年パリで風刺新聞社シャルリエブドをイスラム過激派のテロリストが襲撃し、10人以上の死者が出た。 偶然にも危ういところで難を逃れた作者は、拭い去れない心の傷を負う。なぜこのようなことがおきたのか、事件で亡くなった同僚たちと心の中で対話する。そして芸術や文学に沈潜していく。 作者の文学、芸術に対する造詣の深さは目を見張るものがある。 絵柄はとてもコミカルだが、たまにあらわれる水彩画の色合いがとても心に沁み、事件後のトラウマにもがく作者の姿がにじみ出ているようにすら思える。都市伝説を現代アレンジした前代未聞の短編集ルーモア・ヒューモア さいとう林子nyae有名都市伝説が現代日本に暮らす人々の身に起きたら…?それはホラーかミステリー、もしくは、コメディか…?全く想像もできない切り口で描かれています。こんなマンガ読んだことない! 例えば… メリーさんが孤独に苛まれた女性の心を救ったら? 口裂け女が本気の恋をしたら? トイレの花子さんに仲間が増えてたら? ほっこりできる話もあれば、攻めに攻めてる話もあり。いままで読んだことない漫画を読みたいな、と思ってる人にすすめたい一冊。表現力がすごい夜と海 郷本ANAGUMA女性の間にある「感情」を描くのが百合だと聞きますが、まさに感情をそのまま絵にズドンと描き起こしたようなマンガです。 ミステリアスな美人転校生月子とちょっと抜けている自然体女子の彩。 印象正反対のふたりが出会い、惹かれ合っていく過程が繊細かつエネルギッシュに表現されていくのですが、正確なボディブローを連続で叩き込むかのような“重み”と力があります。ぶっ倒れそうになる。 ふたりのちょっとした喜びや苛立ち、親愛やすれちがいの気持ちが水や魚の形をとって描かれるのが本当に絶妙で、どのページにもずっと見ていたくなる魅力が詰まっています。 ドミノ倒しみたい。グッド・バイ・プロミネンス ひの宙子まさお1つのアクションが次を呼んで、連鎖的にいろんな人の背景が鮮やかに展開する漫画。 これがデビュー作ってやばくない?! 子どもの可愛さがあふれるエッセイ理想の父にはなれないけれど じゃんぽ~る西名無しレタスクラブで連載している子育てエッセイ。 忙しい夫婦が、男の子をふたり育てているとなるとかなり大変そう…というイメージですが、読んでいる方は子どもたちの可愛さにとにかく癒やされて顔がほころんだり、思わず吹き出しそうになったり。 オールカラーなのも贅沢な気持ちになる。 お兄ちゃんが髪を切って弟くんが目をまん丸くしている様子が小動物のよう…写真を撮る事明日を綴る写真館 あるた梨沙まさお写真を撮るのはその空間を切り取る事。 良い写真は、空間を上手く切り取れてる事。 何となく分かるけど、どうやったら撮れるのかを主人公と共に発見できる漫画でした。 キラキラしてて温かい「自分らしさ」の物語!まどかのひみつ 金魚鉢でめ天沢聖司何がきっかけでこの本を見つけたのか忘れてしまいましたが、購入の決め手はこの美しい表紙でした。もう、見てくださいよこれを…!! https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/260588/f9a8b0a9-b873-46a5-bc4a-1d71a4a923e5.jpg この**ファッション雑誌のポートレートのような繊細の色使いの表紙**が最高で、「うわ〜!こういう写真がプリントされたTシャツほしい…」とうっとり眺めていると、登場人物たちが着てることに気づいてクスッときました。 そして表紙だけでなく中身も最高でした…! かわいいものが大好きなまどかがいつきと出会い、自分らしい格好をすることに自信を持っていくストーリーなのですが、主人公といつきの家族が本当に温かくて素敵で、**憧れ・友情・家族愛全部詰まってるんです…!** 憧れは、服装に対する憧れという面だけでなく、第1話で、まどかがいつきの兄・広斗に助けられるシーンが本っっ当に素敵で、子供の頃に近所のお兄ちゃんに憧れていた気持ちを思い出しました。 https://i.imgur.com/sMopUPc.png (『まどかのひみつ』金魚鉢でめ 1話より) **「小学生の男の子と女の子がメインで、毎回可愛い・格好いいお洋服が登場して、自分らしさを周りの年上の人達が認めてくれる」。** このまどかのひみつの「世界が優しい」感じ、なんか馴染みがあるなあと考えてみたら、アラサーのバイブル・カードキャプターさくらと通じる部分があるからでした。**金魚鉢でめ先生の繊細な絵で描かれる、「それぞれが持つ自分らしさ」をみんなが大切に受け止めてくれる世界。本当に美しくて優しくて、読んでいて心に染みます。** https://i.imgur.com/IS0nhGj.png (『まどかのひみつ』金魚鉢でめ 2話より) **ページのどこを開いても美しい絵ばっかりで、眼福に浸っているとあっという間に1巻読み切ってしまいます。**優しい全1巻だと気づいたときの衝撃たるや…悲しかったです。2人がどんな大人になるのかメチャクチャ気になるので、ぜひ売れて続編が出ることを願っています。 https://comic.pixiv.net/works/5257わかる(わかる)アンラッキーガール 中村はなたか主人公の加藤さんと前の席の大野くんのお話。加藤さんが大野くんを見る視点がすごく丁寧に描かれていて共感できる良い読切でした。 **「ろくに話したこともないけど、プリントを後ろに回すときの癖や顔のラインは毎日見ていて知っている」という2人の微妙な関係が、すごくリアルに日常を切り取っていてエモかったです。** https://i.imgur.com/U34NagT.png その大野くんが放課後の仕事をわざわざ手伝いに来てくれて、自分の前で笑ってくれて、『不運』なのを覚えていてプレゼントをくれて…! も〜〜〜!!そういうの好き…良い…。 話の構成や着眼点が素晴らしい一方で、絵はまだまだ伸びしろがあるなと思いました。個人的に、顔と体のバランスや、見せゴマとそれ以外のメリハリが少し気になりましたが、ほんとお話に光るものを感じます…! 中村はな先生の次回作を楽しみにしています。濃ゆい短編集ユー ガッタ ラブソング 鳥飼茜短編集 鳥飼茜名無し本編読んでからあらすじの“男と女の間に横たわる深い溝に横たわる真実の物語。”(文章変だけど)を読んで、あ〜なるほど…と。何の共通点のない四篇だと思って読んでいたけれど、そう言われるとたしかにそうだなと思える。 思考が読めない目とか、どん底じゃないけどままならない生活とか、どっちつかずの気分とかを描くのが上手いので流石だなと思います。 ただ描いたものを並べて終わりではなく、描いた経緯や、どんな曲を聞きながら描いたかなどあとがきが添えられている。そういうのがあると漫画家自身の趣味趣向や好きなものの一部を垣間見れるような気がして嬉しい。 偉大な研究者と仲良くなれる唯一無二の本ドミトリーともきんす 高野文子にわかあとがきを読むと、高野文子はフィクションの世界と実用性を同時に持つ物語を志向し、著した作品であると語っている。 ドミトリーともきんすは、その言葉通りの作品だ。日本の名研究者の若かりし頃に想いを馳せて、もしも自分が寮で暮らしていたら、という空想から展開される。 私は研究者には詳しくないが、なんとなくキャラを掴んでるんだろうなぁと思えるくらい魅力的に彼らが語られている。偉大な研究者に対して、こんなに親しみを抱かせてくれる作品が他にあるだろうか? 物語の世界の中で、研究者たちと仲良くなれたような気になってしまう素敵な作品だった一条ゆかり先生のメンタルの強さが学べる正しい恋愛のススメ 一条ゆかり名無し※ネタバレを含むクチコミです。やっぱりベテラン作家はストーリー展開が上手い!スパデート 聖千秋名無し癒しスポットのレポ漫画っぽいタイトルだけど、そうじゃないです。 主人公の一ノ瀬朋哉はデザイン会社を経営していて、ようやく軌道に乗ってきたところ。しかし多忙によるストレスと女性不信から、どんな女の顔もブサイクなゆるキャラに見えてしまう症状が出ていた(本人はとてもクールなので気にしてないように見えるけど)。ある日、仕事でミスが重なりヤケになって部下がオススメするスパリゾートに行ってみると、受付をしていたのが高校時代の同級生の水鳥美羽で、彼女だけはそのまま人の顔に見えた…ここまでが第1話。 どちらかと言えばヒロイン美羽の存在そのものが癒しかな。裏がなくて本当にいい子だけど「なぜ?」と思うような行動が多いのが謎なところ。彼女の他にも人の顔に見える女性がもう一人現れたのも気になる。ありきたりなラブコメには飽きたけどトキメキも欲しい大人向け。 む、難しい…!BLUE MOMENT ブルーモーメント 小沢かな 荒木健太郎む空の仕事で研究者と助手のボーイミーツガールなのでロマンチックになる場面もあります。 が!台風とか天気とかは深く掘ると難しいですね! 有識者が読むとまた違った印象になるのかも。 天気予報士が国家資格なわけです。 じつは人命にかかわるんですね…。 気象災害は確実にこれからも増えるんで、研究者にスポット当てられるのも頷けます。喜怒哀楽の描き方がうまいグッド・バイ・プロミネンス ひの宙子名無し喜怒哀楽、彼、彼女の描き方がうまい! 告白とか葬式とか結婚、ターニングポイントの人間の感情その機微をかき表すのが上手い方だな、と。 一冊で満足しました。平凡が描かれるということ南瓜とマヨネーズ 魚喃キリコ名無し南瓜とマヨネーズにはリアリティがある。それは設定の話ではない。言うならば『噛み合わなさ』だ。 それは、なんでもしてあげたいとは違う人と一緒に生活していることだったり、あるいは売春までして守りたいものがなにか分からなくなってしまったり、言うつもりもないお金のことを勢いで責めてしまったり、なんとなく気まずくなって同棲関係が破綻することだったり。 セイちゃんとのやり取りにはこうした『噛み合わなさ』にあふれている。 いつの間にか袋小路に追い込まれてしまって、どうしようもなくなっている感覚。これは平凡だからこそ生じるものだ。 理想の恋人『ハギオ』はこうした平凡とは対比的だ。『彼のためならなんでもできる』のだから『噛み合わない』なんてことは起き得ない。 加えて、主人公はハギオの冷酷さに気が付いている。気が付いて、知らないふりをしていたのだ。いうなればハギオは主人公にとって、物語の恋のように盲信できる存在として描かれている。 けれども主人公はリカとの繋がりに助けられ、ハギオの幻想から逃れて、平凡を勝ち取る。 平凡はこれだけありふれていながらも、得難く、劇的だ。南瓜とマヨネーズを読んで、私が心が強く動かされたのは『平凡』だからだろうと思った。 大人が読んで楽しいユーモアのある作品カフェでカフィを ヨコイエミ名無しコーヒータイムはドラマになりますね。このタイトルと絵柄だとオシャレ漫画かな?と思いがちですが、様々な年齢のキャラクターが持つ悩みは生々しくて人間らしい重さがあります。そこにコーヒーが登場することで場が和んでホッとするんですよね。オムニバスなので毎回シュチュエーションも登場人物も違うんだけど、何度か出てくるキャラクターもいて関係が進んだりして楽しいです。異性だけど気のおけない友人である堀と佐藤がお互いを意識していく過程とか面白かった。恋愛の話もそれ以外も、どこか小説っぽいユーモアがあるので色んな人にオススメ出来るなと思います。電車でこの作品の広告を見かけたのが懐かしい。一瞬を永遠にする営為明日を綴る写真館 あるた梨沙兎来栄寿誰もが日常的にスマホで写真を撮り、簡単にSNSに上げて共有し楽しめるこの時代。証明写真すらコンビニプリントで賄えるようになって来たご時世の写真館を描く物語。 この作品を読むと、写真はただ一瞬を切り取った絵ではないということを改めて感じます。写真やその被写体に付随するあらゆる感情や想い。 人を、世界を、創作物を、撮る。その営為について考えさせられます。そして、毎話の人間ドラマも伴って感じ入ります。 現実的に売上は厳しく撤退を余儀なくされてしまう写真屋も多いと思いますが、そこに求められるものは人間が人間である限り無くならないだろうなと思います。 読むと、少し写真を撮る技術も上達するかもしれません。純粋で醜く軽妙で切実な世界の断章グッド・バイ・プロミネンス ひの宙子兎来栄寿間違いなく2019年で最も注目すべき新人作家の一人でしょう。 世界はこんなにも多彩な感情が幾層にも折り重なり、互いに響き合って混在しながら今日も回っているのだなあとしみじみ思わされる物語たちが集まった短編集。その中では、世界におけるその総量など全く意味を持たずそれぞれに切実さを持ちながら発露したり秘められたりしているあらゆる感情が豊かに描かれています。非常に令和感のある、鮮烈な一冊です。 個々の背景から生じる種々の強い想いは、人によって共感したり辛くなったり、愛おしくなったり嫌悪を催したりすることでしょう。 一冊の本としての満足感がとても強いストーリーテリング・構成力もさることながら、端然とした絵もまた実に魅力的です。 また一人素晴らしい描き手が現れたことに乾杯しましょう。ひの宙子さん、今後の活躍が楽しみです。 めちゃめちゃ人に勧めたいやまとは恋のまほろば 浜谷みおむ新しい! なんと言ったらいいか、新しい恋愛もの! ちょっと読んでみてほしい! 安易な非モテ主人公のいきなりモテ期到来じゃない! 主人公の女の子が卑屈じゃない!素でそのままなのに周りが惹かれていく感じです。 恋愛もの読み飽きたという人に是非一読してみてほしい漫画!大切な人との出会いに気付くって大切。真夏のデルタ 綿貫芳子starstarstarstarstar干し芋高校生のひと夏のお話。 だけど、・・・。 それだけじゃない。 そのひと夏で、人との出会いで、人って代われる事。 素敵です。 終わり方が好き♡<<116117118119120>>
注意力散漫でドジなヒロイン、というのが大丈夫なら王道なラブコメ漫画として文句なしに楽しめると思います。 正直、自分はドジヒロインにイラッとくるタイプなので読むのを楽しみにしていた分、少し期待はずれでした。ドジなんだけど何か突出したすごい特技があるとか…なんかしらのひねりが欲しかった。