名無し

歯並びが悪いことくらいしか特徴がない、おとなしいJK主人公。
彼氏や女友達との人間関係でストレスをためまくってブチ切れるものの、変人な美術部男子に救われる(?)というちょっと不思議な話。

序盤で描かれる女友達のマウンティングは本当に恐ろしくて、主人公のストレスのため方には共感を得られそう。
とはいえ、ヒーローの髪型と歯並びフェチなところは、ちょっとマニアックすぎる気がしないでもない。

読みたい

オムニバス短編としては、ベストな終わり方だった。
自分の醜さに気づき、吹っ切れる主人公の笑顔は爽やか。
そして、次にクローズアップされるキャラも、またちょっと闇を抱えていそう……。

2話目読んで思ったけど、絵柄すごいすき
ベタ、トーン、ハイライト、カケアミのハーモニーよ...!
伸君の髪の毛とかラムネの瓶のツヤツヤ感がたまらない

小物や植物がどれもこれも素敵なんだけど、その中でフラフラしてる蝶・落ちた花が暗示的に使われてるのがよかった

三辻くん意外と椎葉ちゃんのこと好きっぽいから、次の話で彼サイド読めるの楽しみだな〜!

2話目読んで思ったけど、絵柄すごいすき
ベタ、トーン、ハイライト、カケアミのハーモニーよ.....

「話数(ページ数)の関係上単行本にはしづらく、今ここでしか読めない」
マジかよ...本にしてくれ〜

三辻の神経を逆撫でするような伸くんの態度
ストレス抱えてる人間を爆発させるには十分だわ…

そして三辻はちゃんと椎葉のこと好きなんだな

三辻編も面白い!
そっち側から描かれなければ、問題の本質が掴めないというあたりでギリギリの情報開示。
伸君に可愛い彼女を奪われることが分かっているだけに、彼がどんな心境になるのか楽しみ。

三辻の歪みっぷりにザクザク心えぐられてからの、いきなり時間ワープして同窓会は素晴らしい。
大人になって歯も綺麗になった椎葉さんと、変われないままだった三辻の関係がこれからどうなるのか気になりすぎる。

これ伸くんもきっとまた登場するよね…?デルタだもん

三辻は宙ぶらりんのまま、椎葉は吹っ切れて大人になった…って感じになるのかな〜。

4話は三辻のこぼれ落ちる涙がすごく良かった…!

これにて完結…!

伸の視点から語られるあの夏の話のおかげで、3人の関係が実際はどう成り立っていたかよくわかった。

居酒屋での三辻と椎葉の会話や振る舞いで、2人ともあのときの16歳の子どもとは違う大人へと変化したことが伝わってきた。

伸はまた登場するだろと思ってたけど、ああいう登場の仕方は最高に好き…!

あの最後のコマすごいよかった…!
けどそれ以上に単行本もちゃんと出るみたいでそっちにテンション上がったわ

本誌によると9月6日(金)発売予定とのこと

ましゅまろ

電子版発売のときのイラストが伸くんだった…!!

真夏のデルタ

満足感の高い1巻完結作品。

真夏のデルタ 綿貫芳子
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

とある3人の高校一年生、ひと夏の出来事。 人の顔色を伺っていい子のふりして勝手に不満を溜めて落ち込む女の子、椎葉。 背が高くてかっこよくて運動も勉強もできて周りの期待とプレッシャーの中で空気を読み続け「いい奴」を演じる男の子、三辻。 周囲からの視線、評価を一切気にしないで好きな美術と好きなだけ向き合う、伸。 付き合っている椎葉と三辻。孤独を楽しむ伸。 椎葉の歪な歯の形をきっかけに、ひと夏限りの三角形が浮かび上がる痛くて淡い思春期の記憶をそれぞれの視点から描くオムニバス。 https://twitter.com/atomicsource/status/1169210747240402944?s=20 「空気読まなきゃ」とか「嫌われないようにしよう」といった部分は多くの人の思春期に共通する息苦しくってたまらない問題ではあるんだけど、その分かりやすい手前の痛々しさだけをピックアップするべきではない奥行きを持った漫画だなと思った。 この漫画の、夏の強い陽射しとそよ風と木陰と美術室の匂いと蝉の声の中で鮮やかに描かれているのは、その時期の一点ではなく成長と変化の軌跡だ。 それぞれの立場の人間がこの出来事を機にそれぞれの方向へ軌道を変えていく。 そのときは運命的に感じるかもしれないが長い目で見ると偶然そこに居合わせたそれぞれの通過点に過ぎない。 それでも多感な時期に起きた出来事は、人生の行く末を変え得る力を持っているものだ。 読んですぐは、 ・変われた人(脱却、変化) ・変われなかった人(後悔、反芻) ・変わらなかった人(自分の価値観を信じて美しいものを追い続ける) の三者を描いているのかもと思ったけど、発言の内容だけ見ればそう単純ではない気もする。 当時は全てだった何もかもは、久しぶりに会えばあの日はあんなこともあったね、なんてささいな想い出のように語られるだろうけど、本当は誰しもが何かしらの形で一生その時代に囚われている。 そんな三者の羽化した先まで美しく描いているので一冊としての満足感がとても高い作品。

まなつのでるた
真夏のデルタ
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叢の市

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