終わり方がいい
※ネタバレを含むクチコミです。
「彼女として完璧なのに、その歯だけ反抗的なんだよな」空気を読んで言いたいことを飲み込んでしまう椎葉は、彼氏からコンプレックスの歯並びを茶化されても曖昧に笑うばかり。“言えないきもち”は積み重なり、校舎裏で本音を叫ぶ椎葉。しかしタイミング悪く美術部の伸に聞かれてしまい、デッサンのために歯を触りたいと言う伸に協力することに。半ば脅されて始まった伸との関係だったものの、ありのままでてらいのない伸と過ごすうちに、彼の前だけでは素の自分を出せるようになっていき…? オリオリスープの綿貫芳子最新作! 少年少女のひと夏を描く、未熟な歪さが美しい青春群像劇。
これにて完結…!
伸の視点から語られるあの夏の話のおかげで、3人の関係が実際はどう成り立っていたかよくわかった。
居酒屋での三辻と椎葉の会話や振る舞いで、2人ともあのときの16歳の子どもとは違う大人へと変化したことが伝わってきた。
伸はまた登場するだろと思ってたけど、ああいう登場の仕方は最高に好き…!
あの最後のコマすごいよかった…!
けどそれ以上に単行本もちゃんと出るみたいでそっちにテンション上がったわ
本誌によると9月6日(金)発売予定とのこと