天堂きりん先生の新連載

子供の頃は子役をやっていたおかめ顔のうずめは、28歳で挫折して12年引きこもり続けたらある日実家の目の前に結婚して子供のいる同級生が引越してくる。荒れながらもいつも通り夜中にコンビニ行くとその間に親が業者を実家に呼んで…という1話。

高すぎるくらい自己肯定感の高い子供だったのに一体なにがあったのか。気になります。

お母さんはステージママってタイプじゃなくて純粋に娘の夢を応援してたいいお母さんなんですね。今も娘のこと見捨ててないから偉いと思います。

ウズメというと、アマノウズメノミコト(天照大神)が岩屋にこもったとき、エロい踊りを踊って神様たちを笑わせ、天照大神が外に出るようにした、という話とか、「おかめ」の面を思い出す。ふつう親が娘につける名前じゃないんだけど・・・
逆に、ひきこもっていたのは天照大神のほうかと。

まちがえました。
ウズメというと、天照大神が岩屋にこもったとき、アマノウズメノミコトがエロい踊りを踊って神様たちを笑わせ、天照大神が外に出るようにした、という話とか、「おかめ」の面を思い出す。ふつう親が娘につける名前じゃないんだけど・・・
逆に、ひきこもっていたのは天照大神のほうかと。

ロギーは引きこもりの人を無理やり連れだす人かと思った。
結構ウズメさんの取り扱いがうまいなと思ったけど、仕事となると豹変して鬼になるかも?
ウズメさんはひきこもりといっても、働いた経験もあるし、夜は外出できるのだから、環境が変わればなんとかなるという気もする。バイトぐらいはできそう。
監督クズだな。

12年引きこもって家とコンビニの往復だけだったわりにスラスラほぼ初対面の業者と喋れるの、さすが元役者って感じだな。

奥さんには全部バレてたから仕事のクォリティとしてはダメダメな気がするけど、ウズメの再生のきっかけには十分な出来事だったね。

ロギーからICレコーダー?を奪い取って及川さんに渡したウズメあっぱれ。
自分の意志できちんと動いてる。
及川さんもクレーマーのようなことはよくないけど、子どもには当たったりしないで大切にしていたんだな。あとはパワハラコンビニ店長にバチがあたってほしい。

ロギーも小田切ちゃんも調子のいいことを言うけれど、実は正反対のような気がする。小田切ちゃんはどこかで人を裏切りそうで信用できない感じ。ロギーは調子がよくても結果的に嘘にはしないような。

気難しそうな大河内さんの心を、うわべでなく心の深い所でつかみましたね。テーブルマナーも簡単なところから勉強して、以前の前向きだったウズメが戻ってきたみたい。ウズメは本来まじめな人なんだなと思う。
でも最初の時、仕事だとはいえ、大河内さんにひどくけなされながらキレなかったウズメはえらいと思った。私だったらできないな。
大河内さんも、女性の自立を重視して、女性を外見で判断するような価値観を嫌っていたのに、ウズメに対してはその逆になってしまっている。気づいているんだろうか。
案外、大河内さんの娘が「才色兼備」って、親バカなだけだったりして。

洞察力すばらしいですね!!最新話すごく面白かったけど名無しさんのコメントを読んでより理解が深まりました!!

もとのコメントの名無しです。ありがとうございます。この場でみんなで話せるのって楽しいですね。私もいつもみなさんのコメントを読んで、「そうだったのか」と膝を打っています。

フィーヤン面白い作品がいっぱいあるので語れるの超嬉しいです!これからもよろしくお願いします!よく考えたら私も名無しだったの名前を変えてみました(笑)

今回もよかった。「嘘から出たまこと」という言葉を思い出した。大河内さんは自分の人生と黒木さんの人生では重みがちがう、と言っていたけど、大河内さんは大河内さんで人生を積み重ねていたんだと思う。ウズメはそれを感じ取ったからこそ、「母」大河内さんの身になれたのでは。そして、その共感性は、やはり役者としての訓練をしていたからではないだろうか。大河内さんを通じて役者ヘの道が開ける、なんて甘いかな。
ラストシーンも意外だけどよかった。

ウズメと大河内さんはこれからも関係が続いて欲しいですね!ウズメも自分の過去のことを大河内さんになら話せるんじゃないだろうか。

奏君が何をしていて、どうやって便利屋Qちゃんで働くようになったのかも気になる。性自認が生まれたときの性別と違う人だったのかな?
小田切ちゃんに「ロギーに甘えているのは僕たちもあの人(ウズメ)も同じだよ」と言ってたけど。

小田切ちゃんめんどくせー女から一瞬で切り替えててすげーww家出した妹を連れ戻す姉の振りがうますぎる

小田切ちゃんや奏くんなど、Qちゃんで働いている人たちの輪郭がだんだんはっきりしてきましたね。ロギーの前職も驚き。
小田切ちゃんから見たらウズメは両親に甘えているように見えたかもしれない。引きこもりの前は頑張っていたのを知らないから仕方がないけど。反論しないウズメは素直な人だな。これはこれで長所だと思う。

小田切ちゃんの父親も、女性の知的障害につけこんで肉体関係をもって、妊娠させてしまったのではないかという疑惑。
親にひどい扱いを受けた子どもが、まだ自分も子どもなのに、お腹の赤ちゃんを殺してしまった罪悪感に苦しむというのが本当に悲しい。
ロギーじゃなくても、彼女をちゃんと受け止めてくれる人に会って幸せになってほしい。そうしたらウズメさんのような人に反発しなくてすむようになるかもしれない。
茉莉花さん登場した!知的だし善意も感じる人。今でも市役所で働いているのかな。

ウヅメが自分の経験を話したことがきっかけで桃葉ちゃんのお母さんの気持ちが変わったシーンよかった!

ウヅメはうぐいす嬢に向いてそうだけど興梠さんを悪く言う人を応援したくないよね。なんか赤壁さんって怪しくない?

再生のウズメ

アラフォー引きこもり女性の再起 #1巻応援

再生のウズメ 天堂きりん
兎来栄寿
兎来栄寿

『きみが心に棲みついた』の天堂きりんさんによる最新作です。 28歳のときに、とある事件がきっかけで心を病み身も窶してしまった主人公のウズメ。それから12年間、実家で両親に煙たがられ日々衝突しながらも引きこもり生活を送り続け気付けば40歳。働きもせず、結婚もせず、両親は70歳になりいつ何があるかもわからず未来の見えない日々を生きる彼女が、ひとつの出逢いをきっかけに社会へと復帰していく物語です。 引きこもりというと自由な時間が多くて何でも好きにできて楽しそうに思えるかもしれませんが、当人は常に見えない不安や焦燥感、罪悪感や自己嫌悪など恒常的にストレスに晒され誰からも必要とされずweb上以外では人と出逢ったり話したりする機会もない状態は、むしろ普通に働いて定期的に給料をもらって社会に関わっている方が圧倒的に幸せであったりもします。 また、作中でも8050問題が言及されるように問題は当人にとどまらず家族や周囲の人にも及びます。本作では、その渦中にある母親視点からの想いやエピソードも濃密に描かれることによって、この問題を立体化させて把捉しています。 2022年の内閣府のデータでは日本には広義の引きこもりは75万人ほどいるということで、パーセンテージから見れば僅かではあっても絶対数で考えれば熊本市や新潟市、あるいは浜松市の人口に近いほどの人数がいると考えると社外的に看過はできない課題でしょう。 「容姿の冴えない40歳の引きこもり女性が主人公」というのはいわゆる売れ線作品の特徴からは少し離れており、企画的にも難しさを抱えるテーマだと思います。しかし、だからこそ意義や価値がある作品であり、今の『FEEL YOUNG』が面白い理由の一翼を確実に担っている作品と言えます。 ウズメは引きこもり生活によって鬱屈として多少偏屈になってはいても、根本的に人に対する優しさを持っている人物なので読んでいて清々しさがあります。そんな彼女が、別の現代社会の闇に晒されて歪められてしまった人々との関わり合いを通して、元役者という才覚を活かしながら少しずつ再起していく様は良いものです。物語の始まりや根底のテーマは重いですが、作品全体として見ると暗くなりすぎず前向きに進んでいく雰囲気があります。 巻末のあとがきでは連載が継続するか・3巻か出るかどうかは不透明とのことですが、是非とも続いて欲しい作品です。躓かずに生きていける人の少ない世界に必要な物語です。

プッタネスカの恋

プッタネスカの恋

彼がプッタネスカを食べる日、それはあたしを食べちゃう日。プッタネスカ……娼婦って名前のオリーブとアンチョビのパスタ……。表題作「プッタスネカの恋」ほか、「ノゾミノカナタ」「ヘルスの女」「キューバ」「グレープ」「白日」など、全6作品を収録した、天堂きりんの処女短編集。

恋傷(コイキズ)

恋傷(コイキズ)

誰に対しても変わらぬ夫の優しさに、ときに胸を傷める新妻。別れを告げられた過去の傷を癒すかのように年下の既婚者を誘うバツイチ・アラフォー。女の子と間違えられるほど美しい顔立ちで定まらない自身の“性”に、戸惑う男子学生。旦那と瓜二つの双子の義弟と、不貞を働く人妻。客に密かな恋心を抱く、シングルマザー風俗嬢。恋うほど傷む、迷えるものたちの過失。

きみが心に棲みついた Love Addiction

きみが心に棲みついた Love Addiction

小川今日子(おがわ・きょうこ)。すぐにテンパり暴走しがち、挙動不振なため通称「キョドコ」。いつも人の顔色をうかがって生きてきた。未だに大学時代の想い人・星名(ほしな)に囚われたまま生きている。そんなキョドコが、吉崎(よしざき)という男との出会いで変わろうと決意する。しかし再び星名が現れて!?――恋愛の痛みをえぐり出す、天堂きりんの新作!

試し読み
恋愛アナグラム

恋愛アナグラム

夜の町で働く小月(さつき)は、いまだ幼い頃のトラウマを乗り越えられずにいた。そんな彼女が恋に落ちたのは“家庭を持った店の客”。その恋の苦しさに押しつぶされそうな彼女を支えていたのは元・男娼の“もうひとりの彼”「あたし利用されても平気だよ」

おひさまのはぐ

おひさまのはぐ

高校時代、派手で目立つタイプだったが今は女として着飾ることをやめてしまった映美(えみ)。彼女と対照的に、地味で目立たない存在だったが見違えるように美しくなり、男性関係も華やかになった綾花(あやか)。同級生の2人は、ある事件をきっかけに互いに傷つけ合いどちらも心に暗い影を抱えることになった。それから数年が経ち、再会した2人を繋いだのは日だまりのように優しい男。傷ついた彼女たちの心を暖かく包み込んでいく――。

性春のキズナ

性春のキズナ

彼のにおいは、純粋で子供みたいなあまいにおい。そのにおいに包まれて、あたしは快楽に夢中になった。それはあたしと彼をつなぐ、一番強くて一番もろいキズナ。表題作のほか、「海を聞かせて」「ソウシソウアイ」「ツミビト」「ココチ。」「横ちょのこいびと。」を収録。

メロウスマイル

メロウスマイル

朝ちゃんはいつもあたしのこと「バカ女」と呼ぶ。名前で呼ばれたことは一度もない。朝ちゃんとあたしはいわゆるセフレ。朝ちゃんには彼女がいる。だけどときどきけっこう好かれてるんじゃないかってかんちがいしそうになるんだ。消すことのできないこの気持ちはどうすればいいの…?

微熱な赤ずきん

微熱な赤ずきん

OLの阪下は、変化のない毎日が退屈で憂鬱だった。そんなある日、一見頼りなさそうな上司の宮本に、「口紅が薄いほうが似合ってる」と唇を触られた。その瞬間から宮本のことが気になり始めた。宮本は既婚者。決して好きになってはいけない人。なのに…。赤ずきんちゃん、そっちへ行っては危ないよ。怖くてずるーい狼が待ってるよ。子供の時は狼が怖かった。なのに大人は知っている。狼とイケナイことをすることが、どんなに気持ちいいかってことを…。

手のひらサイズ。

手のひらサイズ。

なにわの家族をめぐる人間模様!――家族の危うさ、難しさ、素晴らしさ。うちにはおとうちゃんはいません。おかあちゃんは鬼ババみたいに怒るし、家にはお風呂がありません。でも、うちは幸せやと思います。大坂で暮らす人々を、あたたかな視線で描く感動作!

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