日坂水柯先生インタビュー【数学ガール/白衣のカノジョ】|東京マンガラボ|note
note(ノート)
日坂先生の作品は、ひとたび雑誌で目にすれば2度と忘れなれないはずだ。掲載誌は青年向けながら、少女漫画を思わせる豊かな心理・感情表現。筆によって、ときに大胆、ときに繊細に描かれる画面。そしてなにより、深く深く掘り下げたれたメガネッ娘描写......「日坂水柯」名義のデビュー作が、自身の同人作品をまとめた単行本と経歴も異色な先生に、ここまでの道のりから創作の秘密まで、じっくりとお聞きしました! ...
胸が大きいことがコンプレックスだったデザイナーの女性と、元々家族ぐるみで知り合いだった男性との恋愛が軸となった漫画。ただ、普通の漫画のようなダイナミックな展開などはなく、静かに少しずつ進んでいく恋愛模様がなんとも言えず癖になる。表情にも現れにくい感情の変化を、絶妙に心の声としてナレーションしていくことで徐々に世界観に入り込んでいってしまう気持ちになる。特に少女漫画を読み慣れてしまった女性におすすめしたい一作。