ちなみに一条ゆかり先生は今はシングルですが、元ダンナ様の職業は編集者だったはず。それで「あなた色に…」という言葉はすご過ぎる!なおさらカッコいい。
ただしいれんあいのすすめ
男子高校生が出張ホストをする話というのは知ってたんだけど読んでみたら予想を超える内容で、顧客の一人である脚本家の女性に本気で恋しちゃったら恋人の母親だったという衝撃の話がメインだった。ヘタしたら昼ドラかエロ漫画みたいな設定なのに恋のライバル同士である母娘がとてもゴージャスな性格なのでとても面白いのだ。それもそのはず、この二人はそれぞれ仕事とプライベートの一条ゆかり先生ご自身をモデルにしているとのこと。先生が結婚式で「あなた色に染まりたくないから」と黒のウェディングドレスを着たというエピソードにも現れてるけど、少女漫画界の女王と呼ばれるだけの自信と才能があるからこそ創造できたキャラクター達だと思います。結末は決めずに描き始めたらしいけどタイトルに合った粋な終わり方でした。物語にムダが無くて惚れ惚れしながら読んだ。