主人公の加藤さんと前の席の大野くんのお話。加藤さんが大野くんを見る視点がすごく丁寧に描かれていて共感できる良い読切でした。

「ろくに話したこともないけど、プリントを後ろに回すときの癖や顔のラインは毎日見ていて知っている」という2人の微妙な関係が、すごくリアル日常を切り取っていてエモかったです。

https://i.imgur.com/U34NagT.png

その大野くんが放課後の仕事をわざわざ手伝いに来てくれて、自分の前で笑ってくれて、『不運』なのを覚えていてプレゼントをくれて…!
も〜〜〜!!そういうの好き…良い…。

話の構成や着眼点が素晴らしい一方で、絵はまだまだ伸びしろがあるなと思いました。個人的に、顔と体のバランスや、見せゴマとそれ以外のメリハリが少し気になりましたが、ほんとお話に光るものを感じます…!

中村はな先生の次回作を楽しみにしています。

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不器用くんと片想いのうた

不器用くんと片想いのうた

メンタル弱め女子大生が、憧れのバンドの新ボーカルに大抜擢!? 依吹の日課は、人がめったに来ない大学の屋上で、大好きなバンドの大好きな曲を歌って気分転換すること。ある日、依吹の歌声を聞いたそのバンドのギタリストから、新ボーカルにスカウトされて…!? カリスマ的存在の元ボーカルを巻き込んで繰り広げる、不器用ギタリストくんとの青春キャンパスバンドラブ! 単行本版で登場! ※単行本版限定! 描き下ろしおまけマンガを収録!!

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