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用心坊
ようじんぼう
あらすじ
その名を聞けばヤクザのお兄さん達も裸足で逃げ出すという、ケンカ駆け込み寺・瑞寛寺(ずいがんじ)。その住職にして、瑞寛打拳法の使い手・青円(せいえん)と、怪力の丈巌(じょうげん)。町の人たちは、仏の道に背く者には鬼より怖い青円達を警察よりも頼りにしていた。ある日、アイドル歌手・長倉由起子(ながくらゆきこ)の全国ツアーでのボディガードの依頼が舞い込む。しかし、由起子の護衛に付いていた丈巌(じょうげん)が、何者かに病院送りにされてしまい……。はたして、青円は由起子を守りきれるのか!?今野敏&土山しげるコンビが描く、格闘説教劇画がいよいよ登場!!
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フリテンくん
ふりてんくん
あらすじ
90パーセント笑える人は正常。30パーセントしか笑えない人は異常。100パーセント笑える人もまた異常。植田まさしの4コマを知るならまずはコレ!!これ基本です。読んでおきましょう!!
子どものころ、床屋に置いてあって順番待ちのときに読んでいたのがフリテンくんだった。大人のサラリーマンの日常生活が淡々と描いてあって、子供ながら大人たちの世界を垣間見た気分でいた。もちろん、子どもにとって意味がわからない話も多かったのだけれど、なにを皮肉っているのかは、子どもでもなんとなくわかるものだった。 きっと昭和のサラリーマンのたしなみの一つとして、この漫画が読まれていた時代があったのだろう。 ちなみに、この本のあらすじ紹介には、 > 植田まさしの4コマを知るならまずはコレ!!これ基本です。読んでおきましょう!! と書いてあるが個人的には「子どもにはコボちゃんを読ませましょう」と付け加えてあげたい。