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伊達政宗(1)[コミック]
時に永禄十年(一五六七)、風雲児信長が天下に覇を唱え、長い戦国に一筋の光明が見えはじめた頃、奥州伊達家に一人の男児が誕生した。幼名を梵天丸、のちの「独眼竜」政宗である。幼くして片眼を失う不幸にもめげず、周囲の深い愛情にこたえ凛々しく成長する梵天丸。しかし時代の波は否応なく襲いかかった。十歳で元服、愛姫を嫁に迎え、名も政宗と改めるといよいよ初めての戦に出陣する。名将伊達政宗の生涯を雄渾に描く歴史コミックここにスタート!
伊達政宗(2)[コミック]
初陣以来連戦連勝、常識を覆す合理的な戦いぶりで「十年以内に奥羽を統一する!」と豪語する政宗は十八歳で父輝宗から家督を相続する。会津の大勢力芦名家の尖兵でかつての伊達家家臣大内・畠山の両家を巧みな計略で追いつめる政宗だが、降伏と見せかけた畠山義継の卑怯な裏切りによって父を失う悲運にみまわれる。阿修羅となった政宗はその憎しみを外敵にたたきつけるが、それは反対に相手の結束を固めさせる政宗自身を窮地に立たせる。奥羽の闇いまだ深く……
伊達政宗(3)[コミック]
天正十七年(一五八九)、久しぶりに安穏な正月も束の間、政宗は四月には芦名義広の黒川支城の阿古島城や高玉城を攻略。返す馬は相馬の駒ヶ峯城、新地城ほかを落す。そしていよいよ南奥州の派遣をかけての磐梯山麓摺上原の戦いで、奥州の名川・芦名氏は滅亡。明くる十八年、黒川城内で母保春院の毒殺計画から一命をとりとめた政宗は、百万の大軍で北条征伐中の関白秀吉に小田原参陣を命ぜられるが、率いる軍勢わずか百騎。ここに両雄の知恵競べが……
伊達政宗(4)[コミック]
戦国の習い通り、愛姫を京へ人質に強いられるが、政宗はそれを“奥羽の政宗から日本の政宗”への足掛かりと考えるのであった。さらに大崎・葛西の一揆煽動の廉で関白に弓引く謀叛人とされるが、黄金の十字架と白装束で“磔柱を担いだ旅が実は人生”とうそぶき、鶺鴒の花押事件の難も逃れる……岩出山城58万石の町割り・封地分けの騒ぎの中、後世”秀吉の大早計”といわれる朝鮮出兵の命が下され、ここに天下のダテ者軍団の軍装は、太閤の度肝を抜き……
伊達政宗(5)[コミック]
「天下とは風に舞う風船のようなもの。ならばわしの手もとに飛んでくることもあろう。」そしていま、秀吉の永眠によってその風船は豊臣の手を離れ再び宙に浮かびあがろうとしている。これを握るは家康か、三成か、はたまた政宗か……。そんな中で徳川と縁組を成功させた政宗は三成と家康の争いに乗じて東北に確固たる地歩を築き、天下取りに乗り出そうとする。慶長五年ついに東西両軍は関ヶ原で全面戦争に突入。しかし、ここに政宗にとってとんでもない誤算があった……
伊達政宗(6)[コミック]
関ヶ原以後、定まったかに見えた天下だが、その内部には依然数多くの火種を抱えていた。そんな中、政宗の女婿忠輝の付家老大久保長安は政宗に急接近。この怪人はありあまる黄金と気宇壮大な野望により、眠っていた政宗の野心をよび覚ます。それこそ最強のエスパニヤと盟約し、再び天下の流れを変えるという破天荒なものであった。折しも諸外国は黄金列島―ジパングを虎視眈々と狙っている。反徳川の連判状を機会に政宗は黄金とエスパニヤ、切支丹を武器に生涯最大の謀略を企てる。
伊達政宗(7)[コミック]
慶長十九年、方広寺大仏の開眼をひかえ、俄然東西激突の機運はたかまる。事態の収拾を願う家康は梵鐘鐘銘に異を唱え開眼を延期させるが、仲介役の片桐且元の失脚で「大坂冬の陣」は開戦を迎える。これを機に天下の覇権を握ろうとする政宗だが、家康はこれを巧妙に包囲、大砲「国崩し」で大坂城を一方的に砲撃し、大坂方は無援のまま講和のやむなきにいたる。戦の終結を嫌う政宗は和議の条件を拡大、城の内濠も埋めたため、東西は再び激突。しかし政宗の頼むエスパニヤは……
伊達政宗(8)[コミック]
「天下は天下の天下に非ず又一人の天下にも非ず」豊臣家滅亡の後、泰平を願う家康の熱情に打たれた政宗は率然と謀叛心を捨て、「泰平の家臣」として平和を守る道を歩まんと決意する。股肱の臣、片倉影綱の遺言五ヶ条を守って次々と手を打つ政宗。そんな政宗に全幅の信頼を置き、将軍秀忠に「父と思い、兄と慕え」とまで言い切る家康。その家康逝き、秀忠・家光の治世のご意見番として生きた政宗も病に倒れ、寛永十三年、齢七十歳にして大往生を遂げる。大河歴史コミック全八巻完結!