あらすじ「天下とは風に舞う風船のようなもの。ならばわしの手もとに飛んでくることもあろう。」そしていま、秀吉の永眠によってその風船は豊臣の手を離れ再び宙に浮かびあがろうとしている。これを握るは家康か、三成か、はたまた政宗か……。そんな中で徳川と縁組を成功させた政宗は三成と家康の争いに乗じて東北に確固たる地歩を築き、天下取りに乗り出そうとする。慶長五年ついに東西両軍は関ヶ原で全面戦争に突入。しかし、ここに政宗にとってとんでもない誤算があった……
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山岡荘八と横山光輝のコンビだとこれが一番好きかもしれんな。文庫版だと4巻数でちょうどいい ・特に好きなところは? 関ヶ原前に伊達政宗と徳川家康を取り持つ今井宗薫。伊達政宗と徳川家康という傑物の合間に挟まれ取り持つが自分のやっていることがとんでもなく大きい話の大事な部分だと気づいた時だな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 自分の年齢によって読んだ感想が変わりそうなマンガで今回は中期の関ヶ原の少し前から直後あたりの従うべきか戦うべきかを色々計算しつつ考えているあたりが良かった