山岡 荘八(やまおか そうはち、1907年1月11日 - 1978年9月30日)は、日本の小説家・作家。歴史小説を中心に活躍。本名は藤野 庄蔵(ふじの しょうぞう)。従四位勲二等瑞宝章叙勲。 自由党元衆議院議員の山岡賢次は養子。国民民主党衆議院議員の山岡達丸は孫。作風としては、会話劇を中心としたテンポの良さが最大の特徴。
今川か織田か、二つの強国にはさまれた松平・水野両家の命運は、ゆれ動く大国の政爭の渦にもてあそばれ、一日とて平穏の日はなかった。戦国の世の習いとはいえ、弱者の悲しい知恵として、水野家から十四歳になる於大が松平広忠に嫁ぐ。風雲急をつげる中に、竹千代誕生の兆しが見られる。横山光輝氏によるベストセラー山岡「家康」の書き下ろし長編電子コミック第一弾。
応仁の大乱以後、弱い者は滅び、強い者だけが生き残れるという戦国時代が百年も続いた。天文五年(一五三六)正月元旦、ここ尾張に織田家の足軽で木下弥右衛門とお仲の間に、日輪の子――日吉が誕生した。生まれつき賢く、勝気で鋭い神経をもつ日吉は、光明寺宗忍和尚の「平和は日本一の大将の出現にある!」の言葉に、姉・おみつの叫びを背に故郷をでた……信長の天下平定から家康への架橋となった太閤秀吉の波乱万丈な生涯のスタート!!
時に永禄十年(一五六七)、風雲児信長が天下に覇を唱え、長い戦国に一筋の光明が見えはじめた頃、奥州伊達家に一人の男児が誕生した。幼名を梵天丸、のちの「独眼竜」政宗である。幼くして片眼を失う不幸にもめげず、周囲の深い愛情にこたえ凛々しく成長する梵天丸。しかし時代の波は否応なく襲いかかった。十歳で元服、愛姫を嫁に迎え、名も政宗と改めるといよいよ初めての戦に出陣する。名将伊達政宗の生涯を雄渾に描く歴史コミックここにスタート!
応仁の大乱から七十数年。尾張に一人の革命児が育っていた。藁でひっくくった茶筅髪に縄の帯、毛ずね丸出しで荒馬を駆る吉法師こと、若き日の信長である。群雄割拠の戦国乱世に、織田家の内部では相続をめぐって、骨肉相食む争いが繰り返されている。斎藤道三の娘濃姫を迎えたが、信長のうつけ振りは一向に改まらない。廃嫡すると言えば平気で「ああ、そうか」と答える。尾張の大うつけで終わるか、天下を取るか。うつけ者信長の目は新しい時代を指向している。
少年時代、寝小便たれの泣き虫と呼ばれた坂本龍馬はいかにして維新の英雄と呼ばれるようになったのか―――。『徳川家康』『太平洋戦争』など不朽の名作を多数遺した山岡荘八の原作を、歴史漫画の第一人者・横山まさみちが綿密な現地取材を経てコミカライズした大作。江戸への剣術修行に出た龍馬が目にしたのは、ペリーによる黒船来訪とそれに惑う人たちだった。激動の時代の中、龍馬は国を憂い、その行く先を案じて行動を起こす。「太平の眠りを覚ます……」と言われた黒船来航を目の当たりにし、龍馬は何を思い、どう葛藤したのか!?
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山岡荘八と横山光輝のコンビだとこれが一番好きかもしれんな。文庫版だと4巻数でちょうどいい ・特に好きなところは? 関ヶ原前に伊達政宗と徳川家康を取り持つ今井宗薫。伊達政宗と徳川家康という傑物の合間に挟まれ取り持つが自分のやっていることがとんでもなく大きい話の大事な部分だと気づいた時だな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 自分の年齢によって読んだ感想が変わりそうなマンガで今回は中期の関ヶ原の少し前から直後あたりの従うべきか戦うべきかを色々計算しつつ考えているあたりが良かった
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだけど相変わらず竹千代(徳川家康)が出てくるまで長いな。まさしく徳川家康の一生を描いている内容でまあ苦難の人生だな。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」というのを体現している。 ・特に好きなところは? 特に好きなところは2箇所あって本能寺の変で織田信長が亡くなった後の河尻秀隆と豊臣秀吉が亡くなった後の石田三成。 織田信長がいた頃に河尻秀隆は優秀で出世も順調だったと思うが織田信長が亡くなった後は織田信長のやり方をやろうとしているが表層的な真似に過ぎず結局をうまくいかずに終わった 石田三成も豊臣秀吉もいた時は良かったが豊臣秀吉が亡くなった後、豊臣家を守りたいゆえに独善的になりうまくいかずに終わった。特に同じ地位ぐらいのやつに文句言ったあとに前田利家に話を進めてもらうとしたが前田利家に断れてるあたりは今の仕事にも通じそうだ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 徳川家康が出てくるまでは長いが戦後に経営者虎の巻やビジネス書として言われるのもわかるのでおすすめです
原作は山岡荘八先生の小説のようです。全7巻なのですが、前半生に重きが置かれており、特に子供の頃から墨俣城の築城くらいまでをしっかりと丁寧に描かれています。それがとても新鮮で、知らなかった情報もかなり入っていてすごく楽しめました! 柴田勝家さんを倒したあたりで終わってしまったのが心残りです。最後のコマで「晩年の秀吉はあまり良くないこともあった」みたいな締めをされていたので、そういった部分を描写するのが忍びなかったのかもしれません。 そういった負の部分に目を瞑って、いい感じに描くこともできたはずなのに、それをしないところが横山先生の美徳だったのでしょうか。潔す!! 全編を通して秀吉は頭が切れる弁舌家として描かれてますが、それが少し鼻につくことがありました。たまに出てくる寧々様が嗜めてくれ、道を外さずにやってこれたのですが、それがすごく良いです。豊臣秀吉さんがあそこまで立身出世なすったのは、ひとえに寧々様のおかげだと感じました。 あと蜂須賀小六さんが知略の男として描かれているのもビビりました。完全に猪武者の張飛タイプだと思っていたので。信長の野望 戦国群雄伝でも政治28でしたからね。。
偉大なる歴史小説家・山岡荘八先生の原作の、偉大なる歴史マンガ家・横山光輝先生によるコミカライズ作品になります!!! もうこれだけで、特に説明不要、読まずして名作とわかるのですが、読むことをオススメします!! 私も織田信長関連の書籍は文字・マンガ問わずいくつも読んできましたが、意外と語られない尾張統一の過程なども丁寧に描かれており、また新たな発見がありました。 BOφWYの歌詞でたまに出てくる「はすっぱ」の意味がわからず、「すきっ歯」のことだと思っていたのですが、「蓮葉」という比叡山のお坊さんの隠語で遊女を意味するものだということを教えてくれたのもこの作品でした。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山岡荘八と横山光輝のコンビだとこれが一番好きかもしれんな。文庫版だと4巻数でちょうどいい ・特に好きなところは? 関ヶ原前に伊達政宗と徳川家康を取り持つ今井宗薫。伊達政宗と徳川家康という傑物の合間に挟まれ取り持つが自分のやっていることがとんでもなく大きい話の大事な部分だと気づいた時だな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 自分の年齢によって読んだ感想が変わりそうなマンガで今回は中期の関ヶ原の少し前から直後あたりの従うべきか戦うべきかを色々計算しつつ考えているあたりが良かった