あらすじ彼の血を、これまで飲んだどんなものより“おいしい”と思った──。“渇き”に耐えられず、謎の少年・サクとともに勇樹(ゆうき)の血を飲んだ岡崎(おかざき)。その後、勇樹はかつての仲間達とともに行方不明になってしまう…。一人助かった岡崎を殺そうと、再び姿を現すサク。窮地を救ったのは、“あの夜”岡崎を襲った少女・ノラだった! 血の臭いを辿り、夜の空を翔ける。瀕死の勇樹を無事発見した岡崎だったが、新たな異変はすぐに訪れ…。
作中の細かい点をあんまり意識せずに一気に読んでしまったので自分の中で消化不良の感じはある。 作者の作品は「真夜中のパラノイアスター」「アバンギャルド夢子」や「スイートプールサイド」「デビルエクスタシー」などの初期作と「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」と「血の轍」ぐらいしか読んでいない。「血の轍」を読んだ時に随分画風が変わったなという印象だったが「ハピネス」などで徐々に変わっていくのがわかったので他のも読んでみようと思う