あらすじ【心を癒す、かけがえのない仲間たち】お蝶夫人や蘭子、藤堂といった西高時代のメンバーたちと一緒に夏季訪問試合の旅に出かけたひろみ。懐かしいメンバーとともに過ごす中、ひろみはかつての明るさを取り戻していった。しかしある晩、桂コーチが大好きなお酒を一滴も口にしていないことに気がついてしまい…。
主人公と宗方仁の関係がすごく好き。藤堂さんはじめ、主人公の周りは良い人が多すぎる。人によっては良くなかった点として挙げるかもしれないが、私は彼らの精神性に感動した。だからこそもう少し周りの物語も読みたかった。 細かいところを見れば突っ込みどころは多々あって好みは分かれると思われる。だが、それ以上に不思議な魅力を感じさせてくれる作品。また読み直したい。