あらすじついにリビの眼の前に現れた魔女・カッサンドラ。ニケの治療への協力を仰ぐが、魔女と神官庁の間には長年の遺恨があり、簡単に承諾できないという。カッサンドラは、とある条件を提示してきて…!?リビに次々降りかかる試練で、王の器が試される。感涙必至の12巻!
始まりこそ政略結婚だったかもしれないが、二人が出会わなければ世界が恐怖で治められていたでしょうね。 太陽王なんて戦争を終結させるためとはいえ、子供につけていい呼称ではなかったよ・・・全然輝かしくない。 その代償はリヴィの中に濃く深い入り込んでいて、ちょっとやそっとじゃぬぐえない。 まっすぐで行動力のあるアメフラシの才能を持ったニケ姫とふれあい、彼が世界を美しく感じることができるようになっていく素敵なお話でした。