あらすじ神官庁に乗り込んだバルドを助けに現れたのは、かつてリビを追い落とそうとしたラニ・アリステスだった。バルドの兄と共にやってきた彼の真意とは…。 さらに、ニケのアメフラシ能力に突如異変が!?幼き妻の乙女心が揺れ動く第14巻!
始まりこそ政略結婚だったかもしれないが、二人が出会わなければ世界が恐怖で治められていたでしょうね。 太陽王なんて戦争を終結させるためとはいえ、子供につけていい呼称ではなかったよ・・・全然輝かしくない。 その代償はリヴィの中に濃く深い入り込んでいて、ちょっとやそっとじゃぬぐえない。 まっすぐで行動力のあるアメフラシの才能を持ったニケ姫とふれあい、彼が世界を美しく感じることができるようになっていく素敵なお話でした。