中学3年生の椎葉歩(しいばあゆむ)は、成績が良くて頼りになる親友のしーちゃんと同じ高校に入るために、二人で勉強するが……。――ただ生きてるだけのつまらない毎日。友情、あこがれ、ねたみ、ケイベツ。心と身体を切り裂く衝撃作!!
歩(あゆむ)にとって高校でできた唯一の友達・安西愛海(あんざいまなみ)。彼氏のカツミにフラれ、やつれていく愛海のために、歩は話をしようとカツミに近づくが……!!――逃げたい。傷つきたくないのに傷ついてばかりいる。心と身体を切り裂く衝撃作・第2巻!!
愛海(まなみ)たちから羽鳥未来(はとりみき)のことを無視するように強要される歩(あゆむ)。しかし、未来の事情と強さを知り「自分も強くなりたい」と思うようになり……。――強くなりたい。こわくても、弱くても、前に進まなきゃ。心と身体を切り裂く衝撃作・第3巻!!
“裏切り者”になった歩(あゆむ)。さらに、愛海(まなみ)からカツミを盗ろうとしていると完全に誤解され、いじめのターゲットになってしまい、再びリストカットを……!!――わかってくれない。暗闇にひとり、いくら叫んでも声は届かない。心と身体を切り裂く衝撃作・第4巻!!
「死ぬまで追いつめてやる。」激怒する愛海(まなみ)たちから逃げまわり、学校を飛び出した歩(あゆむ)は盗んだナイフで、またリストカットしてしまう!――生きるのがコワイ。嫌われて、無視されて、追いつめられていく……。心と身体を切り裂く衝撃作・第5巻!!
自分の苦しみを受け止めてくれた未来(ミキ)と彼女からもらったリストバンドを心の支えに、強くなれる未来を信じて歩(あゆむ)は登校する。愛海(まなみ)たちの嫌がらせに強気な態度で反抗する歩だったが、その現場を担任に見られ職員室に呼ばれてしまい……!?――きれいごとばかりの教師やクラスメイト……。負けたくない。心と身体を切り裂く衝撃作・第6巻!!
歩(あゆむ)に対するいじめを見かねたクラスメイト・薗田優樹(そのだゆうき)の行動に、歩は「自分はひとりじゃない」と気づき、元気を取り戻す。……しかし、憎しみが募る愛海(まなみ)の思惑によって、歩に新たな悲劇が降りかかる!!――ひとりじゃない。どんなにつらくても、きっとわかってくれる人がいる。心と身体を切り裂く衝撃作・第7巻!!
愛海(まなみ)に頼まれたアキラたち不良グループによって拉致されてしまった歩(あゆむ)と未来(ミキ)。必死の思いでケータイから薗田(そのだ)に助けを求めるが……!?二人に男たちの魔の手が迫る!!――あきらめない。襲いかかる恐怖と絶望。それでも光を信じる。心と身体を切り裂く衝撃作・第8巻!!
愛海(まなみ)の命令で拉致された歩(あゆむ)と未来(ミキ)に迫る廃墟の崩壊、そして降りかかる火の粉。薗田(そのだ)に助けられ、命をつなぐことができた歩と未来だったが……。再び学校に戻ったふたりを待っていたのは、変わることのない冷たい世界だった!!――生きている、ただそれだけでつかむことのできる希望がある!!歩の愛海との新たな戦いが、今、始まった!!心と身体を切り裂く衝撃作・第9巻!!
教師までも自分の思いのままに操ろうとする愛海(まなみ)の策略によって、イジメの“加害者”となった歩(あゆむ)。愛海から“イジメ”を告白され、激昂した父親が学校へ乗り込んできた!!真実を知ろうとせず、すべてを隠蔽しようとする教師たちに、強制的に頭を下げさせられる歩と未来(ミキ)だったが……!?――嘘で塗り固められた現実。隠されたイジメの真実!!目をそらすな!!心と身体を切り裂く衝撃作・第10巻!!
愛海(まなみ)のことが信じられなくなった廣瀬(ひろせ)の裏切りに、怒り狂った愛海。廣瀬に制裁を加えるべく、愛海は“第2の歩(あゆむ)”として廣瀬をイジメのターゲットに!!そんななか、歩は廣瀬から真実を聞きだそうと必死だったが……。愛海の支配下から抜け出せない恐怖でパニックになった廣瀬は、ついに……!?――伝わらない想い、届かない心の叫び!!くじけない!!心と身体を切り裂く衝撃作・第11巻!!
明日は今日よりも、少しだけ強くなっていたい――。ふりむかない。心と身体を切り裂く衝撃作・第12巻!!
自分を守るためなら、手段は選ばない。愛されたい。――ビルから飛び降りたクラスのハブっ子・ヒロが、教師を前に爆弾発言。アユムいじめの黒幕は自分であり、マナミには謝らなければならない、と……。アユムは一瞬にして、それがマナミによって仕組まれたウソだと気付くが、その叫び声はまたも圧殺されていく……。心と身体を切り裂く衝撃作!!
あなたがいたから前を向けた。大切な存在。守りたい。――いじめの真相を明かそうとしていた副担任・平岡が『飛ばされ』た。アユミとミキは、この事件の黒幕がマナミの父であると断定。沸騰する怒りをバニーガールの衣装に包み、彼を引っ掛けようとワナを仕掛けていくのだが……。講談社漫画賞受賞!心と身体を切り裂く衝撃作、第14巻!!
「先生もイジメの加害者です――」。担任・戸田の強引なやり方にクラスのムードは一変。羽鳥未来(はとり・ミキ)がカンニングするはずがないと違和感を感じていた男子生徒たちが、すべては安西愛海(あんざい・まなみ)のせいじゃないかと疑い始めた。冷たい世界は急激に変化し、椎葉歩(しいば・あゆむ)は光を取り戻した。「あたしは今日を、この日を、一生忘れない」。そしてはじまる新たなる地獄――。
椎葉歩(しいば・あゆむ)、羽鳥未来(はとり・みき)と教師たちの前で、真実を語り始めた担任の戸田(とだ)。イジメの主犯を安西愛海(あんざい・まなみ)と認め、歩に謝罪した戸田は学校を去っていった。戸田に裏切られたと知った愛海は逆上、再び歩に襲い掛かる。しかし、学園の流れは完全に歩側へと移っていた。真実を知った生徒たちの強烈な憎悪が、今度は愛海に襲い掛かる!
暴徒と化した生徒たちに取り囲まれ、身も心も追いつめられていく安西愛海(あんざい・まなみ)。糸が切れた彼女の怒号さえも、もはや周囲の増長を煽るだけだった!歩(あゆむ)の想いとはうらはらに事態は凄惨さを増し、騒然とするが、そのとき佐古克己(さこ・かつみ)が鳴らした非常ベルをきっかけに、愛海は学校から逃走する!!――あたしはきっと知りたいんだ。安西の本当の気持ちを――。
底なしの悪意で椎葉歩(しいば・あゆむ)に襲いかかる安西愛海(あんざい・まなみ)。包丁を振りかざす愛海に、歩は全身全霊をかけて立ち向かう。「あたしは決めたんだ。未来を信じる、生きるって――!!」歩とのやりとりの中で、元カレ・佐古克己(さこ・カツミ)の本性を知ってしまった愛海。「愛海を壊したのは椎葉じゃなかったの……!?」
イジメの張本人が自分だとばらされて、本当は自分が孤独であったことを思い知らされた安西愛海(あんざい・まなみ)は、元カレ佐古克己(さこ・かつみ)と椎葉歩(しいば・あゆむ)を包丁で刺し、自らも自殺を図った。幸い三人とも命に別状はなかったが、事件が公になり、とうとう愛海の父親の知るところとなる。学校側も責任を認め、歩の周囲は大きく動きはじめた。そして親友であるミキと、新たな人生を歩きはじめようとしていた矢先、歩は突然ミキから別れを告げられる。
イジメなんかに負けないで、私は光になりたい。誰かに笑顔をあげられるような。そして今日を、明日からを――。歩いていく!!愛海(まなみ)の犯行が明るみに出てから、明るい未来が待っているとばかり思っていた歩(あゆむ)に、未来(ミキ)との辛(つら)い別れが。しかし、自分たちが選んだ道を歩む覚悟を決めた少女たちは、まっすぐ前を見て進みはじめた――。衝撃と感動のリアル、ついに完結!!
女子のいじめは陰湿。子どもは大人と違い学校がすべてと思いがち。大人になった今は「大丈夫だよ」と思えるけど子どもだった自分は思えない可能性大。この漫画を読んで事例として参考にしておくのもアリ?!
いじめのきっかけが些細なことなども含めて、 リアルでそれが心苦しさを増加させるなと思いながら読んでいました。 子供の頃の私はリストカットなどもこの漫画で知った気がします。 いじめは人の心や人生をズタズタにするということがよく分かる作品です。 主人公は芯の強い子で、ただのバットエンドで終わらない点には救われます。 若い子、特に学生にはぜひ一度読んでもらいたいです。
イジメへ繋がる些細なきっかけや、女の子特有の陰湿なやり方がリアルに描かれていて恐ろしく、いじめの怖さがものすごく伝わってきます。 衝撃を受けます!! ショックを受けそうなほどの描写があり、いじめの経験ある人は覚悟が必要かも。 でも、前に向かって進んでいく主人公に勇気を貰えます。 最後の方なんかは、自分も強くなれた気がするので勇気をもらえます。 是非、学生のうちに一度は見るべき漫画だと思います。
女子のいじめは陰湿。子どもは大人と違い学校がすべてと思いがち。大人になった今は「大丈夫だよ」と思えるけど子どもだった自分は思えない可能性大。この漫画を読んで事例として参考にしておくのもアリ?!