巨人の星

巨人の星

星飛雄馬は、父に幼い頃から野球を厳しく仕込まれた。「巨人軍という星座のどまん中で、ひときわでっかい明星となって光り輝け!」という父・一徹は、息子に自分の果たせなかった夢を託すのだった。父の夢に応えるため、ピッチングの練習を続け、つらい特訓に何度もくじけそうになる飛雄馬だったが、高校球界きっての天才児といわれる王貞治と出会い、野球の素晴らしさを知る。かつて、日本中を熱狂させた伝説の野球漫画、ついに登場!!見よ!満点の夜空にひときわ輝く星を――。
最強!都立あおい坂高校野球部

最強!都立あおい坂高校野球部

都立高校教師・菅原鈴緒は、専用グラウンドもない野球部で甲子園を目指す女性監督。だが、その熱血指導が災いして、春休み中の練習試合当日、全10人の部員中6人が退部届を残して逃げ出してしまった。力を落とした鈴緒が対戦相手に謝ろうとしたとき、さっそうと5人の選手が彼女のもとへ走ってくる。それは6年前の夏、甲子園予選敗退に涙する高校3年生の鈴緒に、「甲子園へ連れてってやるよ」と誓った少年たちだった…!!
シャカリキ!

シャカリキ!

自転車に取りつかれ、坂を登ることに全てを賭ける少年、野々村輝の熱血感動物語!!曽田ワールドの原点となる傑作!小学校2年生の野々村輝は、父の転勤のため、東京から関西のとある町に引っ越してきた。輝の宝物は、買ってもらったばかりの自転車。ところが、この越してきた町は急で長い坂が異常に多く、自転車に乗っている子供などはいないらしい。自転車店も町に一軒だけで、その店「双葉双輪館」のおっちゃんでさえも「この町で自転車に乗ってる子供を見たのは5年ぶりだ」と言う。しかし、負けず嫌いで強情っぱりの輝は、この町の坂の中でも特にきつい「二番坂」、そして「一番坂」に挑む…。
グラゼニ~東京ドーム編~

グラゼニ~東京ドーム編~

球界の盟主「文京モップス」にひょんなことから入団することになってしまった凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)。小さい頃から憧れてきたスター集団!でも選手となって入ってみると……憧れだけではやっていけない超過酷なサバイバルが夏之介を待っていた……!!!!グラゼニ東京ドーム編、ここに開幕!!
ペナントレース やまだたいちの奇蹟

ペナントレース やまだたいちの奇蹟

弱小球団アストロズに憧れ続ける山田太一、18歳。幼い頃に観たアストロズの試合で、火の玉男・三原(現監督)の奮闘に感動した太一は、双子の弟・泰二とともにアストロズに入団し、3人で黄金時代を築くことを夢見る。しかし、高校球界No.1投手の泰二に比べ、太一はベンチ入りしたことすらない超ヘタクソ。そんな太一がアストロズの入団試験を受けることに…。
ツール!

ツール!

強い海風が吹きすさぶ港町に住む日出島ヒイロは、サイクルロードレース全日本チャンピオンを父に持つ10歳少年。誕生日プレゼントに憧れのロードバイクをプレゼントされたヒイロは、自転車選手とって最大の敵と言っても過言ではい「風」を読むことに関して、非凡な才能を見せる…。サイクルロードレースの最高峰、ツール・ド・フランス総合優勝という大きな夢を目指す、超本格ロードレースストーリー、ここにグランデパール!!
かもめ☆チャンス

かもめ☆チャンス

男手ひとつで娘・ふくのを育てる更科は、今日も手を焼くほど元気な娘を幼稚園へ送り、勤務先の信用金庫へ。無愛想な新人・小菅の教育係を頼まれ、一緒に外回りへ出かけるが、その小菅が客の大事な書類を紛失しトラブルになってしまう。しかもタイミング悪く、ふくのが行方不明になったとの連絡が幼稚園から入り、更科は小菅を残して営業用の自転車で急行するが…!?
はねバド!

はねバド!

母校である県立北小町高校バドミントン部のコーチになった立花健太郎(たちばな・けんたろう)。部員数が足りず団体戦にも出られない部を立て直せないかと悩む中、校庭の大木を難なく駆け上る運動神経抜群の少女・羽咲綾乃(はねさき・あやの)を見つけ、なんとか勧誘しようとする。だが彼女はなんと……バドミントンが嫌いだった! 目指せ100倍青春、バドミントン部ストーリー開幕! ※巻末に同著者の『新装版 パジャマな彼女。』第1話を収録
オールラウンダー廻

オールラウンダー廻

総合格闘技『修斗(しゅうと)』に打ち込む高校生の廻(メグル)は、小学時代の友人である喬(タカシ)と、リングの上で7年ぶりの再会を果たす。しかし、昔は気の合う仲だった2人だが、育った環境の違いからタカシはメグルを敵視する。再会の喜びを交わすことなく、旧友同士の試合が始まってしまうのだった――。
ショー☆バン

ショー☆バン

練習、練習、また練習!!野球に懸ける中学球児達が贈る、さわやか青春物語、ここにプレイボール!!涼山中野球部に揃って入部した番太郎と土山。中学野球のレベルの高さにとまどいながらも奮闘するふたりに、監督・鬼頭が不慣れなポジションへの変更を命じて…!?
夕空のクライフイズム

夕空のクライフイズム

毎年、いいところまで行くのに「あと一歩」が続く微妙な私立高校・木登学園(きとがくえん)のサッカー部。2年生の主人公・今中(いまなか)はドリブルが武器のフォワードだ。だが彼は、監督が日々繰り返す「勝つ為に無難なプレーに徹しろ!」という方針に正直、なじめない毎日を過ごしている。チームメイト達も、程度の差はあっても疑問や不満が膨らんでいる。そんな危うい状態だ。ところがある日、事件が起きる!3年生が引退し、新チームが動き始めるタイミングで監督が他校の引き抜きに応じてしまったため、体制がガラッと変わったのだ。そして、大昔の名選手・クライフに心酔する新監督の口から発せられた言葉に部員達は息を呑む…「勝つことにこだわっても、どうせどこかで負けます。だったら美しいサッカーにこだわりましょうよ。最高の負け試合をして、絶頂の中で美しく散りましょう!!」おいおい…いいのかそれで!!?俺達の最終学年、この中2病みたいな監督に任せちゃって本当にいいのか!!?