あらすじ

姉・雪菜の死によって“アギト”を背負ってしまった津上翔一は、その運命を受け入れられず自殺を図るが、すべてを知る駿河がこれを阻止。翔一は駿河の、ある目論見に巻き込まれていく……。いっぽうグロンギ側は、上級集団「ゴ」の面々が、殺人ゲゲルの進行役・バルバを呼び出し、“ゲリザギバス・ゲゲル”の開始を要請したが……。平成ライダーシリーズ“クウガ”דアギト”の、ケミストリー。
仮面ライダークウガ 1巻

東京都内で連続して起こる猟奇殺人事件。その人間離れした犯人の残虐性に、怒りの炎を燃やす警視庁捜査一課の面々だったが、若きエリート刑事・一条薫は、冷静に物事をみつめる「正眼の構え」で、捜査に臨んでいた。時を同じくして起こる、長野県・九郎ヶ岳遺跡の研究員惨殺。一見無関係な二つの事件をつなぐのは、「人間性」の介在しない、ある「生物」の存在だった――――。「平成仮面ライダー」シリーズの第一作として、以降のライダーシリーズの確固たる礎となった『仮面ライダークウガ』を、新たな地平を目指すべく新生&新創出!

仮面ライダークウガ 2巻

「俺、戦います! 皆の笑顔を守るために!」長野県・九郎ヶ岳遺跡で突如目覚めた謎の生命体――通称「未確認生命体」は、東京に場所を移し無差別連続殺人を繰り返していた。警視庁捜査一課・一条薫は事件を追ううち、五代雄介という掴みどころのない青年と出会うが、捜査協力者であり五代の友人でもあった古代史研究に勤しむ沢渡桜子を、「未確認」に攫われてしまう。五代は桜子を救うため、謎の“包帯の男”から“あるもの”を受け継ぎ、異形へと変身を遂げる――!

仮面ライダークウガ 3巻

「もしかしたら人間と未確認は、わかり合えるかもって」古代遺跡で目覚めた謎の生命体「グロンギ」――通称「未確認生命体」と戦うため、五代雄介は、異形の戦士「クウガ」へと変身を遂げ、警視庁刑事・一条薫とコンビを組み、彼の信念である「正眼の構え」を心に、2体の「未確認」を撃破した。同じ頃、警視庁に「未確認生命体対策本部」が新設され、一条の元同僚・駿河徹也が召集されるが……。「未確認」による「ゲゲル」と呼ばれる殺人ゲーム、そして、霊石の儀式の恐るべき「成果」とは―――!? 至宝のテレビシリーズが禁断のクロスオーバーを果たし、たどりつく新・地平。「五代の変身」「ゲゲル」「メビオ」「津上雪菜」「トライチェイサー」「未確認生命体対策本部」「駿河徹也」「グロンギの源」、そして―――「アギト誕生」。

仮面ライダークウガ 4巻

「大いなる石を以て、リントを守る。光の名は、アギトなり」階級上位の未確認生命体・バヂスにより、新たなゲゲルが始まる! 同じ高校の生徒達を執拗に殺害する敵に、一条と共に立ち向かうクウガ。だが戦闘の最中、クウガの身に、ある異変が……!? さらにその頃、霊石から生まれた「アギト」が覚醒し、刑務所を脱走する――。伝説は進化を続け、さらなる未知の領域へと誘う!!

仮面ライダークウガ 5巻

「犯人の名は、津上雪菜……。忘れようにも忘れられない名だ」一条が五代に明かす、妹・香里奈の心を壊した2年前の忌まわしき出来事。香里奈を含む7人の少女が犠牲になった、その不気味な誘拐事件の犯人として捕まったのが、津上雪菜―――。刑務所で“アギト”となった、渦中の女だった……!! 伝説は因縁とともに絡み合い、予測不能の運命を紡ぐ……!!

仮面ライダークウガ 6巻

「俺の中のみのりの笑顔が、もしこのまま消えてしまったら……」東京・渋谷で始まった、メ・ガルメ・レの殺戮(ゲゲル)。抗する五代は闘いの最中、クウガへの変身を、桜子と妹・みのりに目撃されてしまう――。最愛の兄が受け継いだクウガの使命を、みのりは妹として受け入れきれない。そんな矢先、ゲゲルは吉祥寺へと拡大するが、五代は、クウガに変身できなくなってしまう……!!

仮面ライダークウガ 7巻

「俺、まだ、信じてないんです。五代の死を―――」バルバの策に嵌まり連続殺人の罪を被せられたあげく、“アギト”の運命を背負ってしまった津上雪菜は、弟・翔一と束の間の再会を果たしたが、その罪と仇を清算すべくバルバを追っていく。いっぽう、メ・ギノガ・デの死の接吻を受けた五代は、その猛毒に倒れてしまい……。

仮面ライダークウガ 8巻

姉・雪菜の死によって“アギト”を背負ってしまった津上翔一は、その運命を受け入れられず自殺を図るが、すべてを知る駿河がこれを阻止。翔一は駿河の、ある目論見に巻き込まれていく……。いっぽうグロンギ側は、上級集団「ゴ」の面々が、殺人ゲゲルの進行役・バルバを呼び出し、“ゲリザギバス・ゲゲル”の開始を要請したが……。平成ライダーシリーズ“クウガ”דアギト”の、ケミストリー。

仮面ライダークウガ 9巻

ゲゲルを放棄したグロンギ・ガリマと親交を深める五代雄介。そんな雄介の前に、アギトの力に飲み込まれ、暴走した津上翔一が現れる。さらには『ゴ』集団によるゲリザギバス・ゲゲルも始まり…!? “クウガ”דアギト”―― 二つの伝説は交錯し、禁断の火花を散らす!!

仮面ライダークウガ 10巻

ガリマの確保に動く一条と、それを受け入れるガリマ、そして二人を信じる五代…。だが、そんな彼らの前に、ゲリザギバズ・ゲゲルを始めた最強階級のグロンギ“ゴ”であるバダーが、ガリマの粛清に現れる! 五代とガリマは互いに正体をさらし、共にバダーに立ち向かうが…!?

仮面ライダークウガ 11巻

ついに最強階級“ゴ”のグロンギ・ガメゴのゲゲルが始まる…! そのさ中、五代と一条は「未確認生命体対策本部監視委員会」に捕らわれてしまう。彼らの目的はクウガの能力を解析し、未確認生命体に対抗する“力”を開発することだった──。五代は進んで協力するが、その裏には…!?

仮面ライダークウガ 12巻

種族を超えて絆を育んだ五代とサチの望まざる形の「再会」は、悲しみと共に新たな力を宿す―。その力で、クウガはついに強大な「ゴ」のグロンギ・ガメゴと対峙し…!?

仮面ライダークウガ 13巻

心に深い傷を追い、日本から消えた五代雄介(クウガ)。だが、その間にも「ゴ」のグロンギ・ジイノによる新たな殺戮(ゲゲル)が開始される。人間の赤ん坊を抱え、ゲゲルを行うジイノに人類は翻弄される。いっぽうその頃、津上翔一は地下アイドルのさやかと出会い、心を通わせていくが、彼女には誰にも言えぬ秘密がありーー!?

仮面ライダークウガ 14巻

さやかを傷つけられた怒りからアギトへと変身し“ゴ・ジイノ・ダ”へと向かう翔一。「さやかを守りたい」という気持ちがアギトに起こす変化とは!?一方、アマゾンでの放浪を経て、日本に帰国した五代雄介。異国での生活で、辛い過去を乗り越えた彼の前に、新たな未確認“ゴ・ブウロ・グ”が立ちはだかる――!!!!!!!

仮面ライダークウガ 15巻

ゴ・ブウロ・グが遂行する「次代のバルバ探し」。その毒牙が五代の友人である桜子に向けられた。彼女を救うべく、強敵・ブウロに立ち向かう五代だが、そこに彼の身を案じた翔一が駆けつける。互いの「正体」を隠した二人がとる、選択とはー――!?

仮面ライダークウガ 16巻

「さやか」と「はるか」を巡り、五代と翔一の間に生じ始めた溝。互いに譲れぬ状況の中、ついに二人は決定的に決裂する。そんな中、着実にゲゲルを遂行していくゴ・ブウロ・グ。それを食い止めるべく、実戦に投入されるG3システム。その装着者に選ばれた者は!?そして、五代と翔一の戦いの行方はーー!?

仮面ライダークウガ 17(ヒーローズコミックス)

『ゴ』のグロンギに虐げられ、迫害を受け続けている『ベ』。その呪縛から逃れるべく『ベ』の兄弟がゲゲルを開始した。だが、最弱格の彼らは人間相手にも歯が立たなかったがそこに現れた『ヌ』のグロンギから、ある物を受け取ったことで事態が一変する。一方、北海道の海岸に全裸で横たわる謎の少年が発見された。いっさいの記憶を失っている彼は、自分の名を「ン・ダグバ・ゼバ」と名乗るのだった。

仮面ライダークウガ 18巻

『ン・ダグバ・ゼバ』を名乗る記憶を失った少年は“卓真”と名づけられ施設で共同生活を送っていた。彼の持つ不思議な力は次第に周囲の人々を魅了していくが、その矢先に凄惨な事件が起こってしまう。一方、人間界へと逃走した『ベ弟』は単独でゲゲルを遂行しようとするも失敗。落ち込む『べ弟』だが、ひょんなことから五代雄介との邂逅を果たすがーー!?

仮面ライダークウガ 19巻

誤ってポレポレを訪れた『ベ』弟を未確認だと知らぬまま親交を深める五代雄介。だが、アゴンに手術を施されていたことで『ベ』弟にある大きな変化が起こってしまい、それを機に五代も巨大な戦いの渦に巻き込まれていく。一方、都内各所で殺人遊戯を続ける『ゴ・ベミウ・ギ』に対し遅れを取っていた未確認対策本部だったが、一条がその法則性に気づいたことで事態が動き始める!!!!!

仮面ライダークウガ 20巻

津上翔一が身を寄せる牧場へとやってきた瀬羽卓真。一向に働こうとしない卓真に翔一は苛立ちを募らせる。そんな中、五代雄介の妹・みのりの友人が失踪してしまう。捜索のために現場に駆けつける翔一と卓真だったが、そこには未確認が待ち受けておりーー!?一方、かつて圧倒的な力でクウガを制したゴ・ガドル・バが、ついにゲゲルを開始する。かつてない規模で行われる、ガドルのゲゲルとはーー!?新キャラの乱入で波乱必死の第20巻!!!!

仮面ライダークウガ 21巻

突如、一条と駿河の前に姿を現した死刑囚・都沢聖子。アギトとなって戦う彼女の姿を見た一条たちは「未確認を倒す」という共通の目的のため、共に戦うことを決意する。一方、北海道ではゲゲルを放棄した『ズ』の者たちが卓真に疑いの目を向け始め、保身のために彼を亡き者にしようと画策していた。

仮面ライダークウガ 22巻

クウガ不在の中、好き放題に暴れる悪質極まりないゴ・ガエラ・レに対し、三度目の戦いに挑む一条たち。その姿からは想像もつかぬ俊敏な動きで翻弄してくるガエラに対し、勝機は掴めるのか!?一方、ガドルが暫定の『ン』になったことで焦りを覚えるゴ・バベル・ダのゲゲルが始まった。その余りにも凄惨で無慈悲なゲゲルに五代と津上はーー!?

仮面ライダークウガ 23巻

孤島で繰り広げられる“ゴ・バベル・ダ”による凄惨なゲゲル。それを阻止せんと二人がかりでバベルとの戦いに臨む五代雄介と津上翔一。さらに、ドルドにより連れられた新たなアギト・狭山も参戦。「ゲリザギバス・ゲゲル」と「ガギション・ゲゲル」の舞台となり混戦を極めることとなった孤島で最後に立つ者はーー!?

仮面ライダークウガ 24巻

「私の名前はゴ・ジャーザ・ギ。私は本日よりゲリザギバス・ゲゲルを始める」クウガとアギトを退け、ゲゲルを完遂させたことで『ン』への挑戦権を得たゴ・バベル・ダは、暫定で『ン』の座につくガドルへと挑む。一方、新たなフォームを得て、その力を磨くべく訓練に励むクウガとアギト。その陰で人間に混ざり主婦として生活をしていたゴ・ジャーザ・ギが新たなゲゲルを始めるべく動き始めていた。

仮面ライダークウガ 25巻

老人と怪我人のみを狙うという、卑劣なゲゲルを開始したゴ・ジャーザ・ギ。そのゲゲル遂行すべく老人ホームへと訪れたジャーザに怒りを爆発させるクウガだったがジャーザの意外な行動に一つの疑問を持つこととなるがーー!?一方、高熱で倒れた津上翔一を見舞った都沢聖子だったが、彼女が目にした津上の変化は予想を遥かに超えたものだった。