あらすじえっ、ゲンが「父親」にっ……!?!?産婦人科に駆け込むハルちゃんを目撃した中年ゲン。漢(おとこ)の脳裏をよぎるのは、狂おしく燃えた「ツイスターゲームの夜」――!!!!アゴなし中年が退路ナシの生きざまを魅(み)せる「ゲン子とトラッカー」をはじめ、童話作家になったゲン、誇り高き究極のマゾ戦士ミハエルに立ち向かった闘奴「ゲ」、巨悪を敵にまわしたスケ番ゲン――ってもう運送会社の仕事じゃねぇよっ!!青春エッチ短編「もしもし!!かまどさん!?」前編も同時収録、驚天動地のトラッカーGAG!!!!
アゴナシ運送を営むゲンさんと、雇われっ子ケンヂ。 お馬鹿な大人たちのやりとりをアハハと笑って楽しむ漫画です。 ティーンエイジャーなころは大人な下ネタが炸裂する漫画のひとつと思っていました。 大人になって読むと、ゲンさんの言動に嫌な上司の言動が重なって、暴れ者モードのゲンさんへの苛立ちが増しました。 大人って、こういう気持ちで読んでたのかと、少し勉強になりました。 そしてお馬鹿な大人と書きましたが、ゲンさん32歳、ケンヂ19歳だそうです。 大人とはいえ、まだそれほど年配ではありません。 やり直しもまだ容易な年齢です。 コンボイケーキやおつきさんについても何か書こうと思っていたのですが、あらすじに書かれた年齢を見て、「ケンヂ、君はまだやり直せるはず」「ちぃちゃん(ケンヂの彼女)、こいつ変わらないなら逃げて!!」という気持ちが渦巻いてしまい、感想がまとまらなくなってしまいました。 やっぱり読み手が大人になると、感じることは違いますね。 ページをめくってももじゃもじゃアゴナシ太り気味の中年中年中年‥ ですが、おもしろいですよ。