あらすじBIGな中年を見たいかい?32歳、経営不振のアゴナシ運送社長。イヤというほど大惨事に遭(あ)いながら、その経験をまったく肥やしにせぬダメ人間……それがゲンだっ!!!!プリケツ茶羽根(ちゃばね)の「恐怖住宅」を再訪したり、新たな殺し屋・忍者マスターの火炎攻めと死闘してみたり、108人のダッチワイフが住まう理想郷(ユートピア)を乗っ取ったり、ウラAVを天下の公道にぶちまけるっ……!!!!漢(おとこ)涙が止まらない、驚愕(きょうがく)&爆笑トラッカーGAG!!!!
アゴナシ運送を営むゲンさんと、雇われっ子ケンヂ。 お馬鹿な大人たちのやりとりをアハハと笑って楽しむ漫画です。 ティーンエイジャーなころは大人な下ネタが炸裂する漫画のひとつと思っていました。 大人になって読むと、ゲンさんの言動に嫌な上司の言動が重なって、暴れ者モードのゲンさんへの苛立ちが増しました。 大人って、こういう気持ちで読んでたのかと、少し勉強になりました。 そしてお馬鹿な大人と書きましたが、ゲンさん32歳、ケンヂ19歳だそうです。 大人とはいえ、まだそれほど年配ではありません。 やり直しもまだ容易な年齢です。 コンボイケーキやおつきさんについても何か書こうと思っていたのですが、あらすじに書かれた年齢を見て、「ケンヂ、君はまだやり直せるはず」「ちぃちゃん(ケンヂの彼女)、こいつ変わらないなら逃げて!!」という気持ちが渦巻いてしまい、感想がまとまらなくなってしまいました。 やっぱり読み手が大人になると、感じることは違いますね。 ページをめくってももじゃもじゃアゴナシ太り気味の中年中年中年‥ ですが、おもしろいですよ。