東京都のディープなスポット“赤羽”という街を舞台に、作者が遭遇する珍妙な人々や出来事を描いたノンフィクションコミック。連載が打ち切りになって失業した作者は、実家にいるのがいたたまれなくなり、赤羽の安アパートで一人暮らしを始めることに。そこで作者は、超失礼な居酒屋“ちから”のマスターや歌うホームレス・ペイティさん、恐怖の赤飯を差し出す“主”など、超個性的な人達と出会って……!?思わず赤羽へ行きたくなる第1巻!
岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥(しらとり)タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋(あっせん)し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!!日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!
東京都‥‥板橋区大山‥‥!帝愛裏カジノ店長にして、悪魔的パチンコ台「沼」を作った麒麟児・一条聖也。後に、宿敵・伊藤カイジと死闘を繰り広げることになる一条にも、未だ燻り何者にもなれぬ青年時代があった‥‥!若者の夢‥希望‥絶望‥その全てを呑み込んできた“沼”‥‥「東京」を舞台にした、フリーター・一条と後輩・村上による1K6畳住まい、野望と困窮の上京物語‥‥!
ここは墨田区錦糸町。キャバクラ勤務を目指して秋田から上京してきたロリロリ娘の小夏だったが、面接で連戦連敗。失意の果てに迷い込んだ歯科医院で幼なじみ(?)のジジイと再会する。その後、面接に行ったキャバクラの備品を破壊しまくって300万円の借金をこしらえてしまった、大変だ。繁華街ゆえ深夜診療を営むジジイのもと、キャバ嬢への夢を諦められないまま新人歯科助手の奮闘が始まった。レッツ・デンタル!
埼玉県民の私にとって赤羽(というか北区)は、半分埼玉の領土みたいなところがある。 埼玉県民の東京といえば池袋からで、赤羽とは埼京線(湘南新宿ラインも)で池袋の前に止まる、なんでここで止まるんだよ的なめんどくさい駅でしかなかった。 (この話は、フィクションです。) そんな赤羽を魔境の如く紹介する本がこれ。 何かと話題にはなっていたが、当時は食指が動かず、もはや埼玉県民ではなくなったので読んでみた。 正直、赤羽のこと褒めているのか貶しているのか、本当なのかフィクションなのかわからないくらい謎だった。 これ本当に赤羽にあるの?というか日本か?というくらいな感じ。 同じ赤羽を紹介するなら、「孤独のグルメ」第4話で出てきた、朝でも酒が飲める店で、そっちのほうがよっぽど魅力的に映ると思う。 ただ、それでも、おもしろかしく描かれる、著者なりの赤羽の街模様は愛に満ちていることだけ伝わります。 実家に帰る時に寄ってみたくなる・・・まではいかないけど、途中でとまるめんどくさい街から、あぁ漫画であった変な街なんだなくらいな思いにはなりそうです。