あらすじあの世界的スーパースター、マイケル・ジャクソンがまさかの赤羽来訪!?そんなウソのような噂を耳にした清野とおるは、真相を究明すべく、赤羽の街へ繰り出す。そこで待ち受けていたトンデモナイ真実とは…!?他にも、第2の主役・居酒屋“ちから”マスターの壮絶な闘病記を収録した居酒屋ちから閉店編や、名物キャラの「ペイティさん」など、いつものうさんくさい連中もオールスターで大登場。ますます激動と賑やかさを増してお届けする待望の第6巻!!
埼玉県民の私にとって赤羽(というか北区)は、半分埼玉の領土みたいなところがある。 埼玉県民の東京といえば池袋からで、赤羽とは埼京線(湘南新宿ラインも)で池袋の前に止まる、なんでここで止まるんだよ的なめんどくさい駅でしかなかった。 (この話は、フィクションです。) そんな赤羽を魔境の如く紹介する本がこれ。 何かと話題にはなっていたが、当時は食指が動かず、もはや埼玉県民ではなくなったので読んでみた。 正直、赤羽のこと褒めているのか貶しているのか、本当なのかフィクションなのかわからないくらい謎だった。 これ本当に赤羽にあるの?というか日本か?というくらいな感じ。 同じ赤羽を紹介するなら、「孤独のグルメ」第4話で出てきた、朝でも酒が飲める店で、そっちのほうがよっぽど魅力的に映ると思う。 ただ、それでも、おもしろかしく描かれる、著者なりの赤羽の街模様は愛に満ちていることだけ伝わります。 実家に帰る時に寄ってみたくなる・・・まではいかないけど、途中でとまるめんどくさい街から、あぁ漫画であった変な街なんだなくらいな思いにはなりそうです。