あらすじKの村にやって来て、はや8年――。西海大学の医局員・富永(とみなが)はこれまでKの下で数々のオペや診療に携わってきたものの、いまだKに及ばない自分を恥じ自信を失いかけていた。そんな折、里帰りの途中で立ち寄った大学で救急患者が運び込まれる。周りの医局員が立ち往生する中、富永は迷うことなくオペを開始。見事患者を救う。それが、ちょうどアメリカから来日していた著名な博士の目にとまって……!?
2巻読了。 オススメされて読み始めました。 確かに面白い!! 一話完結ですが、それぞれの話に出てきた登場人物が後々出てきたり、症状で病名が分かり、その解説の絵もとても丁寧に描かれているので、勉強にもなる。 人情噺もあり、鼻の奥がツーンとすることもあり、名作。 ❝K❞の刻印のあるメス8本を見つけるのも楽しみ。 時間を見つけて最後まで読みたい。