あらすじ

亮介(りょうすけ)を置いて保管庫を出た明(あきら)。だが、再び現れた牛乳女(うしちちおんな)に捕まってしまう。囚われた明は無理矢理母乳を飲まされ、戦う気力を失っていき……。
彼岸島 最後の47日間 1巻

【『彼岸島』シリーズ第2弾】人間と吸血鬼の戦争が始まった!日本が吸血鬼の島と化すまで残された時間は47日間。それまでに雅率いる吸血鬼軍を殲滅しなければならない。そんな矢先、島に新たな漂流者がやって来た。何も知らない新参者が大問題を起こす!!

彼岸島 最後の47日間 2巻

「みな殺しだァァ!!ここの人間は誰一人生かしてはおかんぞ!!」人間を生きたまま樽に閉じ込め、血を啜る吸血鬼たち。そんな阿鼻叫喚の地獄に最愛の人・和美(かずみ)が囚えられてしまった。血も凍る恐怖の中、亮介(りょうすけ)は明(あきら)と共に危険地帯へ乗り込む。亮介は、和美を無事救出することができるのか!?

彼岸島 最後の47日間 3巻

「早く殺して……私が正気を失わないうちに……」亮介(りょうすけ)の最愛の女性・和美(かずみ)は吸血鬼に感染してしまっていた!!亮介は必死で和美を守ろうとするが……。さらに、人間を吸血鬼に変える恐るべき蚊が本土にばら撒かれるまであと三十八日。明(あきら)たち人間軍は、その恐るべき計画を阻止すべく、蚊の育成所に攻撃を仕掛ける。だが明は、斧神(おのがみ)の計略にはまり、地獄に堕とされてしまい……。

彼岸島 最後の47日間(4)

「こんな汚ねェ邪鬼(オニ)見た事ねェ」……生物実験室で生まれた危険過ぎる邪鬼。赤子の面(かお)に蛙のような躯(からだ)、そして鼻を突く強烈な悪臭を放つ。明(あきら)はいつ襲われるかわからぬ恐怖の中、この化け物の棲処を一歩一歩進んでいく……!!

彼岸島 最後の47日間(5)

「お前を殺すために、地獄の底から這い上がって来たんだよ」――雅(みやび)に次ぐ実力の持ち主・斧神(おのがみ)と再び刃(やいば)を交える時が来た!かつて苦汁をなめた因縁の敵相手に、優勢に戦いを進める明(あきら)――。だが、斧神には、明の知らない恐ろしい秘密兵器があった!

彼岸島 最後の47日間(6)

「決着(ケリ)をつけるにはもってこいの舞台だ」――風吹きすさぶ第一育成所の屋上で、全身傷だらけの明(あきら)と斧神(おのがみ)が最後の激突を見せる。力は互角、勝負を分けるのは一瞬!勝つのは一体どっちだ!?さらに、西山の身にも危険が迫る!「面白いねェ殺さなきゃどんだけ壊したっていいんだから」

彼岸島 最後の47日間(7)

女吸血鬼・奈々(なな)と人間軍の参謀・西山(にしやま)。互いに敵だとわかりつつも心惹かれ合う二人……。だが、その恋は許されるわけもなく、二人は追い詰められていく……。禁断の恋の行方は!?

彼岸島 最後の47日間(8)

絶海の孤島で繰り広げられる壮絶な死闘!生き残るのは人間か、それとも吸血鬼か!?最終決戦の幕が開く!!――「ワシの首を刎(は)ねろ」ついに師匠の身に恐れていた事態が起きてしまった!この島で生きる術を教えてくれた大恩ある師が、醜い化け物へと変態した。明(あきら)は最も戦いたくない相手に刃(やいば)を向ける。第二育成所の戦い、クライマックス!最強の味方が最大の敵となって立ち塞がる!!

彼岸島 最後の47日間(9)

「阿鼻叫喚……まるでこの世の終わりだ」腹を空かせた獰猛な邪鬼(オニ)に取り囲まれ、次々喰われていく人間たち。さらに現れたチワワ様を相手に、最強の戦士・明(あきら)も倒されてしまう……!全滅を覚悟した時、突然、大地を引き裂く轟音が!一体、何が起きたのか――!?

彼岸島 最後の47日間(10)

雅(みやび)を葬り去る事ができる唯一の武器・五〇一ワクチン。その在り処をついに突き止めた明(あきら)たちは隊長と共に洞穴に潜入する。だが、そこには我が子を喪い兇暴化した邪鬼(オニ)が放たれていた――。

彼岸島 最後の47日間(11)

亮介(りょうすけ)を置いて保管庫を出た明(あきら)。だが、再び現れた牛乳女(うしちちおんな)に捕まってしまう。囚われた明は無理矢理母乳を飲まされ、戦う気力を失っていき……。

彼岸島 最後の47日間(12)

人類滅亡のXデーがついに来た!第一の門を突破して生物兵器破壊に向かう人間軍に、数多の邪鬼(オニ)が立ちはだかる!!明(あきら)は、邪鬼を操る“邪鬼使い”の存在を確信し捜索を始めるが……!?

彼岸島 最後の47日間(13)

明(あきら)vs.邪鬼(オニ)・太郎(たろう)の血戦決着!しかし、彼らを待っていたのは、奇怪な姿をした海の邪鬼。頭は魚で、躯(からだ)は人間――。穏やかな洋上が一転、戦場と化す。ここを切り抜けねば未来はない。

彼岸島 最後の47日間(14)

蚊の水槽を探し、育成所内を斬り進む明(あきら)。しかし、水槽にたどり着くはずの最奥のエレベーターには鍵がかかっていた。その鍵を持つのは、雅(みやび)――。ついに、明と雅の一騎打ちの時が来た――!!!

彼岸島 最後の47日間(15)

「逃げても逃げても奴は来る――」断崖絶壁の岩場から脱出した明(あきら)たち。だがすぐに見つかり面妖な邪鬼・椿(つばき)に追いかけられる。捕まれば“死”が待つ命懸けの逃走劇が始まった!!恐怖の邪鬼ごっこのはじまりはじまり。

彼岸島 最後の47日間(16)

邪鬼(オニ)・椿(つばき)との激闘を制し、最終決戦の地に向かう明(あきら)!そこに待ち構えるは宿敵・雅(みやび)!!今、人間と吸血鬼の千日にも及ぶ死闘の歴史に、終止符が!!本誌掲載時、話題騒然となった衝撃のラストを見逃すな!!