心って何だろう。人間とAIの、切ない恋。時は2030年―― 少しだけ未来。独り暮らしの怜子は骨折して車椅子生活になってしまい、息子から介護アンドロイドをプレゼントされる。やってきたのはロボット的な外見ではなく、美男子で何でも言うことを聞いてくれる、有能なアンドロイドの“アラン”。便利さだけでなく、ときめきを感じはじめる怜子だが、アランもまた、「恋人」「キス」といった恋愛的な要素も学習しはじめ、禁断とされる“感情”までも抱くようになり……!? 人間の心というものの正体を探る表題作『アンドロイド星雲』は、「せつない」「リアルすぎる未来像」と雑誌掲載時から大きな話題を呼んだシリーズです。この表題作に加え、通勤の新幹線から毎日見える“窓辺に立つヌードの女”との数奇な恋愛を描いた『車窓の星』も収録!!
ようやく、こういう漫画の良さがわかるようになった。 渋い感じね。 昔は、手から波動のようなものが出て敵を倒したり、最強の武器を振り回したり、絶世の美女と付き合うまでの運命的なラブストーリーだったりが漫画の醍醐味でしたが、年齢を重ねて、渋い漫画の良さもわかってきましたね。 40代からも恋愛はできるし、50代もドキドキしている。そして60代になっても元気でいるんだ。