覆面・女流漫画家、20年越しの片想い! 性別も年齢も非公表の女流漫画家「郷原信夫」―― 男性との交際経験ゼロ、仕事一筋の彼女には、ただひとり、20年来想い続ける男がいた。鳴かず飛ばずの新人時代に面倒をみてくれた敏腕編集者の余(あまり)だ。一度だけ、身体を重ねた余はその直後に出版社を辞め、姿を消してしまった。長い下積みを経て売れっ子漫画家となった郷原は、余と念願の再会を果たすため、ある作戦を思い立つが…!? 漫画業界の描写のリアルさも雑誌掲載時に話題を呼んだ表題作「見上げればそこは星空」のほか、元ヤクザの純愛を描いた「星伐請負人」も収録。一生をかけても悔いのない恋があることを教えてくれる極上の2編!!
ようやく、こういう漫画の良さがわかるようになった。 渋い感じね。 昔は、手から波動のようなものが出て敵を倒したり、最強の武器を振り回したり、絶世の美女と付き合うまでの運命的なラブストーリーだったりが漫画の醍醐味でしたが、年齢を重ねて、渋い漫画の良さもわかってきましたね。 40代からも恋愛はできるし、50代もドキドキしている。そして60代になっても元気でいるんだ。