64歳の麗子は、夫の十三回忌を期に、下町のマンションで一人暮らしを始める。不安も束の間、人生最高のモテ期を迎える麗子。一人は、運命的な出会いをした長治(服役していた過去アリ)。もう一人は、気のいい男友達の金子。三人とも“老牌会”という麻雀サークル仲間な上に、 さらに長治と金子には過去に深い因縁も秘めている。…さらにさらに、金子に想いを寄せる女性・みつ代から麗子は逆恨みされ…!? ワケありの色男か、明朗な優しい男か―― “アラ還”オンナのモテ期の行方は!? 表題作「嶺上恒星」のほか、男二人の数奇な友情を五十年にわたる時間経過と共に紡ぐ「煌めかざる星」も収録!
ようやく、こういう漫画の良さがわかるようになった。 渋い感じね。 昔は、手から波動のようなものが出て敵を倒したり、最強の武器を振り回したり、絶世の美女と付き合うまでの運命的なラブストーリーだったりが漫画の醍醐味でしたが、年齢を重ねて、渋い漫画の良さもわかってきましたね。 40代からも恋愛はできるし、50代もドキドキしている。そして60代になっても元気でいるんだ。