キャッチマン
キャッチマンとは大自然の中で野生動物を捕獲する職業。高校生の朱鷺一郎は、アフリカにいる動物学者の両親が事故に遭い行方不明との報を受け、急遽ナイロビへ飛ぶ。そこで大自然の雄大さに触れた一郎は、アフリカの大地でキャッチマンとして生きていくことを決意。野生動物の王国を舞台としたアドベンチャーロマン!
父の魂
巨人軍の波原豪は非凡な才能を持ちながらも、病魔にむしばまれ極度のスランプに陥っていた。休養を兼ね、妹・民江が嫁いだ会津若松のバット工場を訪れた波原は、妹の夫でバット職人の南城丈太郎に新しいバットの作成を依頼する。後日、出来上がったバットを届けに民江は息子・隼人を抱いて上京するも、波原はすでに死の床にいた。病院へと向かった民江だったが、その途中で交通事故に遭いかえらぬ人となってしまう。幸いにも隼人の命は助かった。…3年後、バット職人として天下をとるために丈太郎は隼人を連れて上京する。
青の6号
海中航路の安全を守るため、海底火山口に作られた青の本局。そこに所属する潜水艇が青の6号だ。艦長の伊賀三佐が舵をとり、早田二尉が補佐をし、コンピューターによって潜水艇フリッパーの乗員に選ばれたケン太と竜次とその他青の6号乗員は猛者揃い。太平洋各地で潜水艇が撃沈される事件が起こり、青の6号が捜索追撃の任務のため、海底を出発した!
忘八武士道
生れついたは追われる星の下! 流れ着いたは忘八稼業! 生きては地獄、死んでは地獄!! 「孝」「悌」「忠」「信」「義」「廉」「恥」の八つを忘れた外道・非情の世界。人斬り死能の鬼哭の剣に託して描きつくす黄金コンビ・小池一夫、小島剛夕の快心の傑作!!
おくさまは18歳
【ドラマや映画化もされた元祖ラブコメディ☆】チャーミングな18歳のリンダは、大学で心理学を教えるリッキー先生とめでたく結婚し、18歳の若奥様に! 幸せな新婚生活が始まると思ったが、生徒にモテモテなリッキーが気がきでない。そんなリンダは思い切って、夫婦ということを秘密にしてリッキーの大学へ入学する! 2人の恋のライバルも現れて、波乱に満ちた学園生活が始まった!
群竜伝
岩鉄高校野球部。ある事件からグレだした野球部に、硬骨漢の転校生・白井竜次が入部する。なんと登校初日からワルたちに鉄腕をふるい大波乱!彼は何者なのか?男の魂を描いた痛快野球漫画!!
鬼丸大将
青い目、赤い髪、毛むくじゃらの巨体……。日本人から見て「異質」の存在だった鬼丸(おにまる)一家は、異邦人というだけで迫害され、「鬼」と恐れられていた。功名にはやる藤原良範(ふじわらのよしのり)は、鬼退治と称して鬼丸の両親を殺害する。その後、投獄された鬼丸は、獄中の責め苦に耐え抜き、平将門(たいらのまさかど)とともに理想の国をつくるべく、東へ向かう。それを反乱とみなした政府は、大軍を繰り出して制圧に向かうのだった。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT174~175『鬼丸大将』第1~2巻収録 <初出掲載>『鬼丸大将』1969年1月1日号~6月29日号 少年キング連載
ミクロイドS
人間を祖先にもつミクロイドのヤンマ、アゲハ、マメゾウ。三人は支配されているギドロンから脱走をはかり、地上の王者に君臨しようと企む残虐非道な陰謀を人間に伝えるため命をかけた旅にでた。執拗に迫るギドロンの追っ手から命からがら逃げながら、何とか人間の町まで辿りつく。しかし、すでに人間の世界にもギドロンの魔の手が……!? 昆虫の世界をこよなく愛する手塚治虫の壮大なるSFストーリー。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT183~184『ミクロイドS』第1~2巻収録 <初出掲載>1973年3月26日号~1973年9月3日号 週刊少年チャンピオン連載
泉(いずみ)は、中学生になってもネンネと呼ばれる甘えんぼう。ママ亡きいまは、出張がちなパパの代わりに、ママの親友・ユミさんに面倒を見てもらっているの。そして幼なじみの秀才・北野くんといい仲だけど、まだまだ自分の心がわからない。そんなとき、パパが再婚しそうな気配があって……!?めざめゆく初恋と、大人の階段をのぼる少女の姿をさわやかに描いた、せつなくはじけるラブ・コメディ!ほか、「虹をめざせ!翠(みどり)」を同時収録。
ハローエミリ
中学1年の東海きよしは、日本見学にやって来るという2歳年下の従姉妹・エミリを迎えに空港へと来ていた。ハーフの美少女・エミリは背も高いが力も強く、来日早々、悪ガキ3人を退治してしまう!そんなエミリとの同居生活が始まってから、東海家はトラブルの連続!?まるで台風のような娘のエミリだが、その愛らしさになぜか憎めないのだった。
百馬鹿
人間が真の姿に戻った一瞬が馬鹿で、それに気がついた時に笑いが生じる。人から見たら馬鹿騒ぎでも、本人は楽しいものだ。と語る横山隆一が描く、一コママンガの傑作集!!要領のわるいバカ、間の悪いバカ、あつかましいバカ、気の弱いバカ、調子に乗るバカ、正直ものは…やはりバカ、オレもやっぱり…バカ。などなど、共感できるものから本当にバカなものまで、ありとあらゆるバカがてんこ盛り!
赤ちゃんをオンブして頑張る少年・シアワセくん。ユーモア溢れる生活を4コマ漫画で活写。表題作は「週刊少年マガジン」版、「佼成新聞」版、掲載誌不明の山田屋版の3パターンを収録。他には、読者へ謎解きを挑むショート・ストーリー『メイ探偵Qへい』、「少年画報」誌上で人気を博した『まんが寄席』、貴重な「まんが王」掲載の見開き漫画等を同時収録。4コマ漫画や1ページ漫画が盛り沢山で、資料的にも価値ある一冊。
小池一夫と小島剛夕の武士ものだから面白いに決まってんだろと思ってページを開いたら第一話のタイトルが「明日死能」の時点で傑作だなと確信しながら読んだ。ここまでグッときたタイトルは小池一夫だとからぁ怒の「びゅうびゅう血しぶき ジャリリン斬った」サハラの「弾ス ウィズ ミー」以来だな タイトルのある忘八とは人としての八つの徳目「孝、悌、忠、信、礼、義、廉、恥」の八つを忘れた人間に対する言い方で昔このタイトルと同名の映画があったはずだが関連は不明。 主人公の「明日死能」が女郎屋に雇われるところから始まるが内容に関しては小池一夫っぽさ満載だし、有名な拷問「ぶりぶり」も登場する。終わり方も含め傑作だった。iPhoneで読むと文字が細かくて読みづらいので大きめの画面で読んだ方がいいです。 そういや仁義八行だと「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」だけどこれだと「孝、悌、忠、信、礼、義、廉、恥」なんだがこの辺って詳しい資料ってあるのかな