生きるとは、救いとは
裏社会の日常を覗いているようで面白い
のぞき屋は好きで読んでいたけど、タイトルに「新」がついているのが出ていることは知らなかったです。盗聴器を仕掛けるシーンなどハラハラしながら読める内容です。
悪人が味わったのは極楽なのか地獄なのか…
江戸の悪名高い女郎屋が、極悪人を懲らしめるピカレスクロマン。作画は「竜侍」「幕末イグニッション」の忠見周先生ということで、江戸風俗の描写もめちゃくちゃ上手いです。 女主人の”お仕置き”の仕方が作品の肝だと思うので詳細は書きませんが…悪人は最後に少しイイ思いをしすぎている気がしましたね。もっと非道い苦しみを与えても良かったのではないでしょうか。引っかかった点はそこだけです。 最近はお江戸モノを見ないので漫画ゴラクで連載化してくれたら嬉しいです。
え!?私が「する方」ですか!? #完結応援
イェーイ私アリサ!目が覚めたら目の前に美人のお姉さんが。何か私、三年間の記憶失っててお姉さんは恋人なんだって!ウソーお姉さんめっちゃ好みだし私よくやった!でもどんな風に同棲してたか思い出せない〜! ♡♡♡♡♡ 概ねこんなノリで、アリサは記憶喪失をモノともしないポジティブさで、年上のマリさんとの同棲を再開。 関係を再構築しようとする二人に立ちはだかるのは、元の関係の「捻れ」。 年下で記憶の無いアリサを引っ張らないといけないマリさんが、何故かモジモジしている。どうやらかつてマリさんは「引っ張られる」方だった様で、キスの仕方すら忘れているアリサと向かい合って固まってしまう……みたいな様子は初々しくも焦ったい。 アリサはおバカだけれど超ポジティブ。真面目なマリさんを引き摺り回して、周囲も明るく認めさせて、関係を前進させる様が楽しくて気持ち良い。しかしこと「性」に限っては、十代の知識と恥じらい。そしてマリさんにガンガンエロい事していた「昔の私」に嫉妬する羽目に……可哀想だけれどウケる。 記憶喪失は重くは描かれないが、二人の捻れは意外と尾を引く。互いに好きすぎて、体の関係も持ちたいのに、望む形になれなくてあたふたするエロコメディは、見ていてあ゛ーーってなる(語彙力… アリサのおバカテンションにソワソワしっぱなしになる作品。お願いだから、二人のエロを暴露するのはやめてあげてよ!
KAT-TUNが主題歌を歌っているドラマを見て知った
とにかく意志が弱く、減量も失敗続きの主人公・耕作が、偶然出会ったシスターと恋に落ち、またそれを糧にしてリベンジマッチに燃える所がアツい!
侵略をやめた怪獣と職を失ったヒーロー #読切応援
『イケ田くん』好きだったので新作読めて嬉しい! 異星人の侵略が中断されたことで職を失ったヒーロー緋色順。同じ理由によって地球で行き場をなくしていた怪獣の就活をひょんなことから手伝うことに。 真面目に取り組む怪獣に心動かされていく緋色の姿は『イケ田くん』とも重なるところがあるかも。ふざけてるようでいてキャラクター同士のコミュニケーションが真摯に描かれるのが好きです。もちろんキレたテンポのギャグも健在。怪獣の履歴書ヤバい。 クライマックスで怪獣が緋色に感謝を伝える場面は緋色と一緒に思わずウルッときました。「戦いは続いていく」ことをあったかく描いたオチもよかったです。 次回作も楽しみにしてます!
おばあちゃんと孫の優しいSF読切
※ネタバレを含むクチコミです。
恋愛マンガでもあり漫画家マンガでもある!
※ネタバレを含むクチコミです。
死んだ妻が遺した貝殻には………
ホラー漫画においての個人的な好みでいうと、恨みとか復讐とかいうものより、なんかわかんないけどとにかく怖い!!みたいな方が好きなので、この「貝殻」でいうとちょいちょい挟まれるギャグによって怖さが和らいだからか、少し期待とは違ってました。「穴を覗いたら…」みたいな演出はゾクッとしました。
やまむらはじめ新連載はガール・ミーツ・ドラゴン!
※ネタバレを含むクチコミです。
ぴゅあぴゅあBL
尊いウブさがここにはある。 普通にご飯のレシピマンガとしても良さそう! 社会人一人暮らし系のレシピもいいけど、大学生の方がより手軽で安い材料で工夫してる感じがしますね。 実際作ってないから味はわからないけど、作中の絵では美味しそうで素敵です!
想像を超える高次元漫画だった
メカトロウィーゴのメカデザインが前から好きだったので、漫画になったと知り早速読んだんですが、これほど高次元すぎる内容とは思わずストーリーについていくのが大変でした。メカトロウィーゴの魅力よりも、敵キャラクターや謎のウイルスモンスター、それらがもたらす絶望的展開に対する恐怖の方が遥かに上回ってしまった… 少年向けロボット漫画のテンションで読み始めるとめちゃめちゃ痛い目に合います。「大脳皮質」とか「完全量子力学」とか「量子もつれ」「右半身が高次元に属した人間」そういうのにときめく人にはたまらないくらい突き抜けてるとも言えます。 メカトロウィーゴ好きな人に、メカトロウィーゴ漫画とはこうあるべきなのかは聞いてみたいところです。
瀬尾先生のTwitter
※ネタバレを含むクチコミです。
ハプニングバーで解放される性のしがらみ
様々な性別、性癖、性的指向を持った人が集まるハプニングバー「BAR California」。 おっと、今日もなにか事情を抱えた方が入店されたようです…。 と、いった感じでオムニバス連載でいろんなお客さん同士の組み合わせを見せてくれそうでいいですね。 58種類、いやもっとあると言われるセクシュアリティ。 ハプニングバーでは世俗のしがらみはすべて解放していいんだよ、と言われているようで救われる人も多いんじゃないかな。 いろいろ落ち着いたら一度くらい行ってみたい。 零話プロジェクトの読切『私季、折々と』から半年経たずに連載化! 読切版→http://www.moae.jp/comic/reiwaproject/17
「惑星スタコラ」9年の時を経て完結!4巻と最終5巻で計486ページ描き下ろし
> 「国民クイズ」「バカとゴッホ」で知られる加藤伸吉「惑星スタコラ」4巻と最終5巻が、本日12月22日に同時刊行された。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000116-nataliec-ent 国民クイズすげー好きだった
そう簡単に異世界無双できると思うな #1巻応援
※ネタバレを含むクチコミです。
男子高校生の日常を描いた青春ものとしてクオリティが高い #1巻応援
現実にいる「ザ・シーツ」っていう吉本興業の若手お笑いコンビのコントが原案になって、そこからその二人のキャラが歩きだして連載になっていったという漫画。 瀬尾と北中、違う意味でぼっちだった二人が出会い、交差するはずのなかった二人だけの青春が「いぬ」から始まる。 単純に男子高校生の日常を描いた青春ものとしてクオリティが高い。 ちょっとかっこつけてて不良っぽく見える瀬尾は人見知りだけど普通にいいやつで、マイペースで若干浮いてる北中も人懐っこくていいやつ。 そんな二人でいろんな所へ出掛け、遊び、話してともに時間を過ごす。 すっごい良い時間なんですけど!! この二人の行く末をずっと見ていたい。 試し読み https://www.pixiv.net/artworks/87625339 元ネタになったコント動画 https://youtu.be/DR28yHow0SY
ハプニングバーで解放される人妻
夫がハプニングバーに通ってることを知って訪れる妻を描いた読切なんだけど、単純に面白かったし、行為の背景で降る豪雨の表現が、夜の街に乱れる心象風景が浮かび上がるようですごく印象的だった。 こういう使い方あるんだなー http://www.moae.jp/comic/reiwaproject/17/1
バード新装版の2作目
バードのシリーズでいうと3作目になる。今回は前作にも登場した不破が復活して雀界天使と共にバードと戦う。やはり蛇に比べて不破は下品さでは上だが不気味さでは及ばないが天才に対してどうやったら勝てるのかを考え抜いているのがいい。バードから言われたかったと「ビューティフル」が聞けたのでいい終わり方だったんじゃないかな
青春時代!
『ごきげんよう』という挨拶が日常化されている丘の上の女子校の話。 毎年創立祭でチェーホフの“桜の園”を上演するのが伝統。 桜が満開の季節に巣立っていく少女たち。 少女と大人女性の間の微妙な女心が繊細に描き出されている。 小さい頃に何気なく言われた一言で、相手に悪気がなくても自分の心の襞に刺さって抜けないことある。 体と心が一致しない年代でもある。 甘酸っぱいだけではない素敵な作品。 表紙の桜も魅力的。
吹奏楽部の甘くなる前の青い春
吹奏楽部の白井くん、とてもいい雰囲気で高校生になったばかりっぽさが伝わってくる。アダチさんもとてもかわいい。 おおきな台所、子供たちの大冒険はここでも…という感じで、親の大変さがわかる日常の小さなお話。おじいちゃんと犬が良い。 ル・ネ、文字通り嗅覚が鋭いJKの話。嗅覚って遺伝もあるんだろうか?全然知らなかった単語(ミドルノート、とか)もあり、香水好きな私としては興味深かったしもっと続き読みたかった。 鶴谷香央理先生の作品はもっと続き読みたいなぁ、が多すぎて辛いなぁー日常系でほのぼのした空気で、安心して見ていられてすごく好きです。
新海誠が映画化してくれないかな
※ネタバレを含むクチコミです。
おい!政治はケンカで決めてるって知ってたか!?
ケンカの強さで近隣5県を制圧し! 仲間を拉致った組も単独で1つ潰すほどの暴力を有する暴走族の頭が!! 襲撃後、連行され向かったのは国会議事堂!! 政治も法案も全ての決め事は政治家が話し合い決めてるんじゃない!!! あんなのはフェイク!! 政治家の代理たちが国会議事堂内でケンカぶっこんで決めてたってわけ! ケンカで動かすのは「国」!! めちゃくちゃアガる設定でこれからが楽しみすぎる…!!! 格闘のシーンも迫力あって最高!! 作者の野部優美先生は空手と柔道やってきて体鍛えまくってたから闘いのリアリティにこだわりたいとヤングキングのインタビューで答えてた!! 1話目でも早速描かれていたけど、格闘技を極めた「技」の強者に、ケンカで鍛えてきた「タフネス」と「パワー」の主人公がどれだけ対抗していけるのかも気になるところ!
チのキャッチコピーすごくない?
「驚天動チ。」は上手いと思った
人と人ならざるものの境はどこにあるのでしょう。人を殺したら、親を殺したら、人を食べたら、人ならざるものになってしまうのでしょうか。 飽食の現代においても愛やら道徳やらだけで腹いっぱいにはならない。そこかしこに死体が転がる飢饉の中、生きるために我が子を焼いて食おうとするものを誰が責められようか。 そして、母に焼かれた憎しみだけを携えて獣のように生きるアシュラを誰が責められようか。 人として生きることはアシュラにとって救いなのだろうか。 和尚や若狭と出会わずに、憎しみのまま生きて死んでいく方が苦しくなかったのかもしれない、と心の奥の方で考えてしまう。 愛とか幸せとかそういう類のものは気づかない方が生きやすいような気がする。 それでも、人として生まれてしまったなら人として生きていかねばならない。 ただ生まれて死ぬことがこんなに酷だなんて、人は難儀な生きものだなあ…。 救いも何も考えず真っ当に生きて真っ当に死ぬ、それ以外に人の道は無いのかもしれない。 ということは結局救いがないってことなの?なんて疑問も生まれてしまうけれど。 人として生まれてしまった以上は人として生きていかねばならない。それ以上でもそれ以下でもない。 今の私が受け止められるのはそれくらいです。