叔父夫婦の親友と大学生
質問(1巻9話本屋さん)
※ネタバレを含むクチコミです。
埼玉県民にはこのアンソロでも読ませておけ! #1巻応援
高橋留美子 桜沢エリカ 田中圭一 東村アキコ 奥嶋ひろまさ おおのこうすけ 碓井ツカサ 佐々木陽子 いそふらぼん肘樹 地球のお魚ぽんちゃん 並庭マチコ 山田マリエ 川上ちまき 黒崎冬子 久世岳 大川ぶくぶ 金田一蓮十郎 (敬称略) 執筆陣の名前を見たとき、あまりの豪華さに顎が外れました。『翔んで埼玉』を復活させた宝島社、さすがだなと。「やってる」なと。 現在、映画2作目の『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』が大ヒット上映中ですがそれに合わせて1作目の映画及び原作に準拠した超豪華アンソロジーが発売されました。 本の表紙では「監修:魔夜峰央」となっていますが、魔夜峰央さんもしっかりマンガを描かれていますのでファン必見です。 とにかくトップバッターからして高橋留美子さんですからね。魔夜峰央ワールドへのリスペクトも短いページ数で感じさせてくれながら、しっかり高橋留美子さんの百美と麗と埼玉ネタが見られます。 田中圭一さんは期待通りの酷いネタですし、地球のお魚ぽんちゃんさんがそこにシンクロニシティしているのもアンソロならではです。 並庭マチコさんの「幻影の飯能市」 金田一蓮十郎さんの「梅田地下迷宮」 などただでさえギャグが上手い方々が、タイトルから既に面白いことが確信できる強力なローカルネタのオンパレード。 久世岳さんが要請されて描いたという関西ローカルネタは、今回の映画2作目に繋がる部分もあって笑います。 黒崎冬子さんの埼玉に咲く百合物語もとても素敵でした。 ラブコメもギャグもグルメもごった煮で、最高のアンソロジーです。 原作の『翔んで埼玉』を読むか映画1作目を観てから読む方が楽しめると思いますが、まったく原作を知らなくてもこのアンソロジーから入るのもある意味アリかもしれません。
ある教師の改訂
『スキップとローファー』とかに代表される、"リベラルで他人の感情を思い遣れる"現代の高校生。 を、教師の目線から描写した作品。 翻って教師自身の視点の変化も描けていて良かった。
「ふきげんなディア」スピンオフ
本編で桜庭先生を散々怒らせていたw百武先生と アシスタント忍がメイン。 本編から薄幸そうだと思ってたけど本当に過去ありだった。 和菓子職人を目指していたのに事故の後遺症で 味覚障害。 完全に先生の秘書したら良いのに。
イケメンイラストレーターと熱血素直な担当
自分が本当にやりたい事と周りからの自分の イメージとのギャップに悩みありのイラストレーター 桜庭先生。 新しく担当についた奏汰は思ったことを素直に 口にして褒めるタイプで、そのおかげて先生の 氷も解けていく。 絵本が大好きで特に好きな絵本が実は桜庭先生の 作品で「イメージが違う」と不評だったものだけど、 その本を何も知らずにお守りのように大切にしてくれる奏汰に惹かれて溺愛していくのとても良かった。 続編の「稀有な悩み」の溺愛執着も良かったけど、 朝比奈先生は好きじゃなかったな。 先生と奏汰が両片思いみたいに思ってて本当の関係を知らなかったから告白までは分かるんだけど、 ネット書き込みとか性格悪すぎ。 巻末の「おくびょう」の続編については そちらにまとめて投稿。
こんなオタクに誰がした
雑誌のようなかっこよいデザインの表紙。 かっこよい格言。 ポーズをとる見目の良い男性。 中身は4コマギャグ漫画です。 表紙の男は、主人公のガイト。 こじれた理屈っぽいニートです。 彼の趣味はアニメと漫画。ジャンルはノンジャンル。 ノンジャンル過ぎて、シンプルな恋愛モノを突き詰めていった結果、BLに至った男。 さらに作品の考察をしていたり、人生のままならなさにうちのめされたり、石油王の手助けをしたり。 ゆるふわ濃い、思わず笑ってしまうギャグ漫画です。
「どうしても触れたくない」スピンオフ
本編の嶋くんの前の会社勤務の出口さんと小野田さんがメイン。 嶋くんは度々ゲスト出演、戸川さんはラストにちょい登場。 出口くんが辛いなーと思いながら読んでた。 小野田さんは絶対にありえない上に超鈍感、 それで3年も気持ち殺して「友達」として側にいた。 嶋くんへの気持ち聞いて、男にそんな気持ちになるならもしかしたらと思ってしまうよね。 同性と付き合うことへの小野田さんの葛藤もあって、出口さんが男女問わず完全に警戒しちゃうの 分かるし、逆に小野田さんは過去の出口くんの 素行から線を引いて同指向の人たちと会うことに 不安になることも理解できる。 2人ともお互いが相手が不安に思う事に鈍感だから 気持ちはオープンにした方が良いと思う。 あとついでに。 嶋くんのクソ元カレはもう出てくるな。 オマエは邪魔だ。
切ないジュブナイル・ファンタジー
田舎町の少女、うさは魔法少女リリィと出会う。二人はすぐに意気投合したがその付き合いも1年だけという。 その証拠に、大人たちは魔法少女と遊んでいた思い出を断片的にしか覚えていない様子。 うさやその同級生たちもリリィと別れたらそうなってしまうのだろうか。ハッピーエンドが全く予想できないシチュエーション。 幸せな結末を願いながら完結まで見届けたい。
過去に別の種類の傷を負った2人
正直言って嶋くん、自分も好きなんだから 戸川さんの気持ち受け入れちゃいなよって 思う気持ちもあったけど、前の会社でのことを 考えると踏み出せないのもすごく理解できるから 読んでるこちらもジレンマ。 こういうハッキリしない登場人物が出てくる 他の作品はイライラしがちなんだけど、 嶋くんには同情してしまって涙出た😭 外川さんの過去、家族を失っている事、 子供が好きそうな事、そういうの知ってしまったら 辛くても身を引く選択するのも分かるし、 読んでて一緒に辛かった。 踏み出したのは遠距離後。 小野田さんの下で働くのが好きなのも分かるけど その内京都に転勤になったらいいのにな。
正統派スポ根美少女ゴルフ! #1巻応援
昨日『ライジングインパクト』のアニメ化が発表されたり、福本伸行さんも『二階堂地獄ゴルフ』を連載していたりでゴルフ関係の作品が熱くなっている今日このごろ。 『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』は2期を終えてこれ以上続きはなさそうだなぁ……と少し寂しくなっていたところでしたが、その心の隙間を埋めるように現れてくれた熱い美少女ゴルフマンガがこちらです。 「すごい人たちがいっぱいの舞台でわくわくするゴルフがしたい」という雛守日和(ひなもりひより)。 日和が出逢うのが、2年連続全中準優勝の小鳥遊衣鈴(たかなしいすず)。オーバーワークによる怪我で一度夢破れてしまった衣鈴ですが、日和に初心を思い出させてもらい改めて高校ゴルフ界の頂点を目指していきます。 そんなふたりに絡んでくるプライドの高いお嬢様の頬白冬子(ほおじろとうこ)も交えて、3人はゴルフの名門校鳥座(とぐら)女子へと入学し覇を競っていきます。 まず、椎葉裕巳さんの絵がとても良く、キャラはかわいく魅力的でありつつ肝心なゴルフのアクションも派手で迫力があり見応えがあります。 筆者がゴルフにハマりすぎた結果、担当編集に「もうゴルフマンガ描きましょう!」と言われて生まれた作品ということで、ゴルフ周りの描写も実体験に基づき愛を持って生き生きと描かれているのが伝わってきます。 ストーリーも競技スポーツマンガの王道を行く形で、真っ直ぐな面白さが展開されていきます。 監督の霧生秋沙(きりゅうあいさ)、部長で生徒会長の星ノ宮つばめ(ほしのみやつばめ)、2年生の鳳(おおとり)たまきなど、魅力的なキャラクターたちがどんどん登場していきお話を盛り上げていってくれます。主要キャラは概ね鳥に関係した名前を付けられているのが特徴的です。元々、ゴルフのバーディやイーグル、アルバトロスなどの用語も鳥由来ですからね。それに因んでいるのもあってか主人公はまだ空を知らぬ雛、衣鈴は一度地に落ちた小鳥という対比がなされているのも良いですね。 日和たちが試練を乗り越えて成長していく姿を、ライバルたちとの熱い闘いを、その中で育まれる絆を何十巻でも見ていたくなる作品です。
吸血鬼になった森蘭丸がDKのDTを狙って策士になる
6巻まで既読。 (自分が3年後に美味しく吸血する為に) 蘭ちゃんが李仁くんのDTを守ろうと すればするほど状況が悪化していく😅 みんなが一方通行に片思い。 これBLカテゴリーだから最終的には 蘭ちゃんと李仁くんエンドだろうけど この李仁くんの天然無自覚でそこに 行き着く気がしない😂 蘭ちゃんもほんのりした自分の気持ちには 気づかないフリして美味しい血の為って 言い聞かせているし。 7巻既読。 葵ちゃんは蘭ちゃんのこと好きなのに、李仁くんを好きなんだと勘違いしている蘭ちゃんは、策が失敗して自分を諦めるように言ったかのようになってしまったw そして新たなバンパイアハンターが登場。
圧倒される
よくある復讐劇かと思ったらいやいやもっと深くてかっこいい。 狙撃手って漫画の見せ方的に地味な配置のキャラのように思えますがこの漫画では紛うことなき主人公。 しかも隻眼!女性!子持ち! 一巻一話目でかっこよすぎ、しびれました。
転がり続けた果て
電車内をコロコロ転がる空のペットボトル。 みんな仕事や家庭でイライラモヤモヤを抱えて、それを誰かにぶつけずにはいられない日もある。人として正しくはないけど、理不尽に八つ当たりしたり約束を反故にしたり弱いものイジメをしたり。 そんな人々のもとを渡り歩いたペットボトルの行く先は……。 みんないろいろ抱えてるんだなとは思うものの、人の背景まで想像しながら優しくするなんて難しい。自分も人間だし。 せめてゴミはすぐ捨てようと思いました。
何かを吹っ飛ばしてくれる
フラストレーションをそのまま紙に書き写して吹っ飛ばしたみたいな作品。 何かが解決しているわけではないのに気持ちいい。暴力表現は一切出てこないのに確実に何かを殴ってる。ボコボコにしてスッキリしてる。面白い。 飛べ生徒の名前くらい憶えろ号とともに読者の何かも吹っ飛ばしてくれる。 何かは各自で書いたり乗せたりしていい。それが飛べ生徒の名前くらい憶えろ号だと思う。
主で短命の魃を看取る役目
魃で短命のレイのお世話をして そのまま看取ることになるテオ。 2人は少しずつ惹かれていって両思いになるけど 魃は人間との体液の交換でさらに寿命が短くなる。 どうやって2人が今後できるだけ長く一緒に いられるか、とオープンなまま終了。 正直物足りない、せめて解決策が分かって 今後は読者におまかせ、が可能なら良かったけど でもこれだとどうなったか分からない。 一方、このままで良かった気もする。 解決策がなければメリバになってしまう可能性大。 それは読みたくなかったから曖昧で良かったのか?
愛… #読切応援
よすぎて語彙力ないなった!!めっちゃいい。最高。 私も入鹿おじさんみたいというか、惰性でだらだら生きてるようなもんなので最初しんどかったけど、そんな気持ちは蝦野ちゃんが可愛くて吹っ飛んでしまった。 実際に駅に化石あるかな~って今から確認したくなるし、周りをちゃんと見回して冒険したくなりました。入鹿おじさんの笑顔が見られてよかった!
誰なのだ
※ネタバレを含むクチコミです。
【映画化】ORIGIN、まさかのハリウッドで実写映画化
マジかよ https://www.oricon.co.jp/news/2305580/full/
【2024年6月】ライパク、令和にまさかのアニメ化【Netflix】
2024年6月にシーズン1、8月にシーズン2がそれぞれ独占配信 https://natalie.mu/comic/news/552336
適当な先生の適当な愛情が本気になった
元ヤクザの長男、蛇淵先生はとにかく適当。 担任挨拶初日にクラスにインフルぶち撒けるとか 信じられないことばかり😅 そんな先生が一目惚れしたのがコミュ障がかった 矢部くん(のヘソw)。 適当に両思いになって関係を続けるけど 友人ハジメくんやサイコパス加古谷先生に バレたりしていく中で矢部くんは気持ちの すれ違い、真剣さのようなもの?の認識の 違いに気づいて辛くなっていく。 突き放してようやく先生も自分が初めて本気で好きなことに気づくというダメダメさ。 でもそこから怒涛の溺愛バカップル😂 蛇淵先生と出会って自分も先生を目指す、 先生らしいことしてこなかった自覚もある先生 からしたらこんなに嬉しいことは無いよね。 最後までハピエンで良かった。 ただ加古谷先生のスタンスは嫌い。 拗らせているからって浮気し放題なのは 気持ち悪い。 あとハジメくん、良い子なのに可哀想だったな。 こればかりは仕方ない。 同性をパートナーとして受け入れられない人がいるのは当然だから眞広くんは悪くない。 どこかで眞広くんを超える最高の子から大切に思われて欲しい。
読み方は、きみのためならしねる
Nintendo DSで遊んだ、あのゲームを思い出すタイトル。 一人の女性を振り向かせようとがんばったあのゲームの主人公。一途な人でした。 一方こちらは、定子様にメロメロな清少納言。 おかわいらしい、定子様。 仕える清少納言の思いが「姫のためなら死ねる」なんだなと、序盤から察することができます。 一途っぷりは、あのゲームの主人公と煮ているかもしれません。 一巻表紙だと、青いほうが清少納言で、ピンクのほうが中宮定子様です。 ちなみに中宮ってなんぞやと思ったら、天皇の后だったんですね。 まだ10代前半というのに。 と思ったら、天皇のほうが更に若かった。 藤原氏が栄華を極めた時代はそんなかんじだったと、歴史の授業で習ったような…。 細かいことはわからなくても、そうでなくても楽しめる、平安後宮4コマギャグ漫画です。 安心して読めます。 がんばれ、清少納言。
夏之介のメジャー契約の行方は
※ネタバレを含むクチコミです。
葬儀について、生と死について。
売れない女優さんが、お葬式屋で働くお話。 いやー、4巻全てで涙しました。 生きるって、尊い。って、単純な言葉だけど思う。あ、葬儀を行うことにはそう言った意味合いもあるのかとか学びも多々ありました。 生まれたら、死に向かって歩いて行ってるのは分かってるけど中々ピンとこない死の話。読んだからと言って、はい、分かりました。って訳では勿論ないのだけれど、このお話が自分の胸に刻まれたのは確かです。 コミカルな場面もあるので、重くなりすぎず読みやすかったです。
なんか好きー! 表紙から育児BLに見えるけど、この子は叔父夫婦の 子供のヒロくん。 パパよりパパの親友の成幸に懐いてるのウケる😂 保が成幸に惹かれているのは読んでて見えたけど 本人は無自覚。 「翔(叔父)の代わりだった」という成幸の言葉に傷ついて自分の気持ちに気づく場面はこちらも読んでて心が痛くて涙出た😿 成幸ズルいわー。でも好きでも親友達の甥だし まだ恋愛未経験で未来もあると思ったら言えない って気持ちも理解できる。 でも親友の代わりなんて言っちゃうのはズルい。 こんな良い子を傷つけないで😭 保が同級生とデートするなんて聞いてようやく2人の間が進展した。 大学卒業したら同棲しちゃえばいいのに🤭 そんな2人ももっと読みたかったな。