民明書房 よ永遠に
バスケ好きならピンとくる仕込みがたくさん
コービーや能代など、ピンとくるモチーフが随所に散りばめられていて、バスケ好きなら一巻から面白い。最初はイップスの話かと思ったけどそうじゃないっぽいのでこの先が楽しみ。
「京都と猫と、まだ見ぬ色と」感想
あまり味わったことがない、不思議な読後感だった。…とりあえず読むと必ず京都に行きたくなる、とだけは言っておく(笑)。 京都の伝統色にまつわる7つのストーリーが描かれているのだが、色彩豊かで眺めているだけでも楽しいし、マンガを読む…というより、絵本や詩集をめくる感覚に近い気がする。わりと想像力も掻き立てられるので、人によって様々な解釈が出来そうなところも面白いと思った。
ゴーストバスターズ・リスペクト
コレシキが実はおばあちゃん子のクォーターとか、モガリの突飛さが弾けてるとか、読み切りで高まった期待に答えてくれる連載版! 第一巻では読み切り『ファントムバスターズ/読切版』で活躍した四人が集合完了。 そして、なにか騒動が始まりそうなところで終わってしまった。読み足りない。 モガリが悪霊を喰う様子が、大変よく喰っていて、視える人は大変そうだなあと思ってしまった。 そして第一巻帯にある作者コメントに笑ってしまった。 青春青春しているけど、ものすごく幽霊だけど、そんなこともあるよね☆
他のストーリーも読んでみたい!という気持ちになる
イタズラ好きそうな男子高校生4人が、仲良く真面目に悪霊退治。 霊感0の広報経理係と、視える人と、話せる人と、除霊する人。 ふざけているように見えた冒頭の除霊。 読み直したら、最初の除霊のときもちゃんと、除霊する人を視える人と話せる人が触れてるし、除霊する人は除霊している。 チャラいので除霊にはさっぱり見えず、悪どそうに見えるけども。 仰々しくやらないと技術料は不満をもたれやすい、と似ているのかもしれない。 よし、連載版の一巻を買って読むぞ!という気持ちになれる読み切り。 連載ではどんな展開が待っているんだろう。 おもしろいなあ。
男前ヤクザの執着と溺愛と家族愛
2巻まで既読。 この作品はずっと単話のままだったのが ようやくこうしてまとまってくれて嬉しい☺️ 薄幸な宇野くんはピンチを高校の同級生、 岩倉くんから助けられてのロックオン。 岩倉くんは高校時代、宇野くんに 片思いしていたから今度こそ絶対に逃がさない、 的にとにかく過保護、執着、溺愛のコンプで 宇野くんの心をゲット。 この作品の良いところはたくさんあるけど、 まずは岩倉くん、カッコいいのに宇野くんが絡むと見境なくなってとたんに残念になる😂 助演男優賞と言いたいのは佐竹。 家業がヤクザだからたまにきな臭いテーマが 出てきたりするけど佐竹がマイルドにしてしまうし 良いキャラしてる😆 私は密かに相沢さんのファン。 ヤクザというのを除けばインテリで大人でカッコいいわー😍 2巻は宇野くんの危機で終わった。 3巻既読。 宇野くんしょっちゅう狙われる。 岩倉くんの又従兄弟の樹は薬のせいもあって 宇野くんが邪魔になったらとことん邪魔で冷静になれずに犯罪犯してまで宇野くんを襲った。 しつこかったから終了。 岩倉くんどころか宇野くん可愛がってる岩倉祖父からもガッツリ潰された。正直ザマー。 後半は岩倉父と初対面でやり取りにもらい泣き。 宇野くんの素直さ、健気さにみんながヤラれてるw 最初は息子を見合いさせようとしていた父までも宇野くんに落ちた。 宇野くんの存在で岩倉父息子の間の氷も溶けた。 祖父、父息子の岩倉家の宇野くん取り合いが微笑ましい。 4巻既読。 岩倉母と初対面。豪快で気持ちが良い人。 そして相変わらず岩倉家で宇野くん争奪戦が繰り広がっているのが微笑ましくて大好き。 岩倉家の養子になって大阪に移住。 相沢さんが一緒じゃないのが寂しい😔 ただ岩倉祖父が宇野くんロスで大阪まで相沢さん引き連れて戻ってくる。 相沢さんとアイコンタクトで嬉しそうな宇野くんめちゃくちゃ可愛かった🥰 ヤ◯ザなんだけど、相変わらず非現実的にフワフワ穏やかで読んでて楽しい。 5巻既読。 今巻は深刻な問題は起きずほぼ平和。 半分くらい野球試合の話。 が、相手が「バックにヤクザがいるんだぜ」と脅して悪事を働くチンピラだった。 岩倉一族が軽く🤣反撃して正当に生きていくように(誰もいなければ受け入れる姿勢で)諭す方向なのがファンタジーでとても良かった。 (現実には無い気がするよw) そして宇野くんの天然フワフワオーラは岩倉家内に留まらず関わる強面をみんな落としにいく😅 6巻既読。 相沢さんの過去。石原さんと一緒にいると雰囲気違うなと思っていたけど義兄弟だったのか。しかもお互いに相手が別の(マトモな)道に進んで欲しくてそこにいて欲しくない的な気持ちから関係が拗れた。 宇野くんの存在がここの関係もフンワリ修復した。 そんな宇野くんはこれからの将来を模索中。 従兄弟の大和くんの面倒を見たり誰かの為にご飯作ったりしながら何をしたいのか少しずつ見えてきている。
泣いた
※ネタバレを含むクチコミです。
お、おじさーーーん!!!😭😭😭 #読切応援
※ネタバレを含むクチコミです。
おもしろ甘酸っぱい青春!
※ネタバレを含むクチコミです。
夢の同棲生活!!のはずが…🐾
彼女、同棲するときに犬連れてくるの言わなかったの!?ひどくない!?と思ってたら主人公がただ聞いてなかっただけなの自業自得過ぎた 主人公が犬嫌いなのは問題だと思うけど、はたから見るとめちゃくちゃ仲良く見えます笑 コテツは間違いなく天才犬!
魔女はスープで人類を滅ぼしたい!
朽ちてしまいそうな魔界樹を、毒入りスープで人類を滅ぼし地球に植え替えようとします。そのために人間に扮してとある学校に忍び込む魔女のエルド。しかしエルド作のスープは人間に大不評でさっそく壁にぶち当たっていたところ、同じクラスの不良少年が作ってくれたオニオンスープの美味しさに感動。オニオンスープを作る場面は完全にグルメ漫画だったけど、人類滅亡計画はどうなるのか…!!??
ちょっと古めかしい
絵柄の雰囲気もあり、10〜15年くらい前の空気感があるギャグ。バイトにやってきた少年、何を言っても前向きに受け取って笑ってる狂気性があるのは良かったけど、ところどころで普通の人の顔をするところがちょっと中途半端かなと感じた。少年の狂人ぶりがもっと徹底してる方が自分は好み。
何もできない自分も変えられていくはず
Twitterで流れてきて、絵可愛い~なんて読んでみたらめっっちゃよかった…! 留学といった話は学生時代に自分の周りでも聞いたことはあるけど、実際に留学する人たちはこんなに大変なんだと驚きました。外国で知り合いや親戚といったツテがあったり、知らない国でも臆さない性格の人からすればとても些細なことかもしれないんだけども。日本語学校の自己紹介でも、顔を真っ赤にしてしまう主人公からすればどれも重大なんだなあと読んでて伝わってきました。 知らない国でひとりきり、なんて絶対不安だし怖いけれど、そんな中でも走り出した主人公がとってもかっこいい。留学だけに関わらず、どんなに知らない分からない事でも頑張ってみたくなる、よい作品でした。
リングの上の青春
プロレスには詳しくないけど、格闘技とエンタメショーを同時に楽しめる競技のイメージ。でもこの読み切りからはプロレスに真摯に向き合うレスラーたちの青春も感じられた。
メは名探偵のメ
キャラが良い! 異能力っぽい探偵もの。連載で続きを読みたい。
最近主人公を見かけなくなったが・・・
相変わらず面白い。 29巻でもなかなかのピンチ(いつもだけどターゲットが毎回違うから良いのだきっと)が訪れるが、そこを乗り越えるのがヒーローだなぁ・・・と毎回思う。 しかしこの数のキャラクターは憶えきれない。歳を感じるね。。 推しはやはりタツマキちゃん。
#2023年読切ベスト
2023年良かった読み切り。 「女性に男の内輪ノリを見せつけることで悦に入るきもいやつやっちゃいそう」で笑っちゃった。 インターネットでくだ巻いてる全ての人間へ。
青山広美の漫画は読みやすさと面白さが洗練されている
絵柄の好き嫌いはあるだろうけど、この『バード-砂漠の勝負師-』は序盤の引き込み方が映画的で面白い。 ヒロイン(般若組)が蛇と戦う理由、天才マジシャンの正体などなど最初の展開が尋常じゃなく早い。 この詰め込み方でどうなっていくんだ!?と思ったが、近代麻雀だから麻雀にさっさと行かなきゃいけなかったのかもしれない(笑) 麻雀の対局になってからは重たい空気の中1つ1つイカサマの戦いの正体が暴かれていく。これもまた面白かった。 すごい漫画だ。全2巻でサクッとスッキリ終わるのもちょうどよかったかもしれない。
力道山がやって来た―はるき悦巳短編全集の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ この短編集は何回読んでもいいな。確か劇画村塾メンバーが描いていた THAT'Sコミックに掲載された「政・トラぶっとん音頭」やマンガ少年に掲載されたじゃりン子チエなどとは作風が違う「待つ戦士たち」が読める。表題作の力道山がやって来たは読むたびに面白く感じるし、個人的には俺が読んできた読切の中でも特に好きな「オッペラ甚太」だな ・特に好きなところは? 「オッペラ甚太」中学生ぐらいの時にビッグコミックで読んで無茶苦茶面白かった記憶しかない。あらすじとしては声があり得ないくらい大きい少年が出世して故郷に帰ってくるという派手さがほとんどないマンガですが無性に好きなんだよな。 マンガを好きになったきっかけの一作であることは間違いない ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! はるき悦巳の長編のじゃりン子チエは面白いですが、短編も面白いのでぜひ読んで欲しいところです。
#2023年読切ベスト
2023年良かった読み切り。 表題作と別に連作になっていて、賞を取ったこの短い4本でひとつになっている(と思われる)。 全編が自由律俳句のような。回文とか各話に登場する動物のモチーフを掘っていけばおそらく作者が狙った読み方はあるのかもしれないが、分からなくても良い。 審査員講評では黒田硫黄に似てると言われてるけど、平方イコルスンとかも感じた。 コミティア発表作等もまとめて早く一冊の短編集にして欲しい!
会えないなら作ればいいじゃない!
※ネタバレを含むクチコミです。
#2023年読切ベスト
2023年良かった読み切り。 10ページとは思えない。 2人の会話劇に人間関係を垣間見る。 じ、人生……
めっちゃいい話
※ネタバレを含むクチコミです。
走り出すきっかけ
漫画家を目指す中国からの留学生の女の子。日本語も完璧ではない、携帯電話もすぐに契約できない、家具も家電もない部屋で1から生活しなければならない……。 別に日本と中国の違いを描いた作品ではない。留学生だから大変ということを言いたいわけでもない(おそらく)だろう。 地方から1人で東京に出てきた人ならきっとわかる。 誰も知らない、誰にも頼れない場所で、自分に何ができるだろう?というあの感覚。 それでもだだっ広いだけの家に物が増えていって、目的地や欲しいものが見つかって、自分今ここで生きてる!っていう熱を感じることだってできる。 夜中に必死で家具を組み立てる、ただそれだけのことが前を向くきっかけにもなる。 何気なくて所在ない日々をキラキラ描いた素敵な作品でした。
学校である必要があるのか?と思うほど破天荒な荒くれ学生を集めた男塾。 当然学生は勉学などせずに、何故か次々と現れる謎の格闘集団と戦いを繰り広げる。 倒せば魅力的なキャラは仲間になり、次に更に強大な敵が現れるというバトル漫画の王道だった。 バトルにアクセントをつけたのは、新たな敵の格闘術の解説に引用される民明書房! 昔、1年上の不良に伝説を見ていた世代のオッサンなら誰でも知っているはず。 胡散臭い解説とアナグラム満載の当て字の流派名や起源をいかにも史実のように大真面目に記載しているのが最高だった。 ネットが無かった時代に盗用とか捏造とかを遥かに超えた偉大な架空書房よ永遠に!