漫画家を目指す中国からの留学生の女の子。日本語も完璧ではない、携帯電話もすぐに契約できない、家具も家電もない部屋で1から生活しなければならない……。

別に日本と中国の違いを描いた作品ではない。留学生だから大変ということを言いたいわけでもない(おそらく)だろう。
地方から1人で東京に出てきた人ならきっとわかる。
誰も知らない、誰にも頼れない場所で、自分に何ができるだろう?というあの感覚。

それでもだだっ広いだけの家に物が増えていって、目的地や欲しいものが見つかって、自分今ここで生きてる!っていう熱を感じることだってできる。
夜中に必死で家具を組み立てる、ただそれだけのことが前を向くきっかけにもなる。
何気なくて所在ない日々をキラキラ描いた素敵な作品でした。

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