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本日のバーガー
美しく上品なハンバーガーの世界ハンバーガーというひとつの料理だけをテーマにした狭くてディープなグルメ漫画なのに、その広範な知識量と誰にでも受け入れられそうな上品な作風に心を掴まれました。 ハンバーガーの世界ってこんなに広いんだ…!こんなハンバーガーがあるんだ…!という月並みな感想を抱いてしまいました。神宮寺ばりの知識がある人以外は同じ感想を抱くでしょう。神宮寺のハンバーガーを食べた人も同じ感想を抱いたことでしょう。 グルメな客が訪れて無理難題をふっかける、大きな悩みを抱えた人間を料理で救う、超強力なライバル店との対決…グルメ漫画あるあるが繰り返し描かれ、その度に神宮寺は軽やかに上品にハードルを越えていきます。 肝心のハンバーガーもめちゃくちゃ美味しそうです。とんでもなく美味しそうです…!!シズル感もあるしアツい食レポももちろんあるけれど、やっぱり上品なんです。 ジャンクフード、ファストフードであると思われがちなハンバーガーだけど、さまざまな食文化を受け止める懐の深さ広さがあり、ひとつの料理として確立されたものなのだ…ということをこの漫画の上品さが示しているのかなと思いました。 ハギスバーガーとマカロニチーズバーガーが食べたいです。
美しく上品なハンバーガーの世界ハンバーガーというひとつの料理だけをテーマにした狭くてディープなグルメ漫画なのに、その広範な知識量と誰にでも受け入れられそうな上品な作風に心を掴まれました。 ハンバーガーの世界ってこんなに広いんだ…!こんなハンバーガーがあるんだ…!という月並みな感想を抱いてしまいました。神宮寺ばりの知識がある人以外は同じ感想を抱くでしょう。神宮寺のハンバーガーを食べた人も同じ感想を抱いたことでしょう。 グルメな客が訪れて無理難題をふっかける、大きな悩みを抱えた人間を料理で救う、超強力なライバル店との対決…グルメ漫画あるあるが繰り返し描かれ、その度に神宮寺は軽やかに上品にハードルを越えていきます。 肝心のハンバーガーもめちゃくちゃ美味しそうです。とんでもなく美味しそうです…!!シズル感もあるしアツい食レポももちろんあるけれど、やっぱり上品なんです。 ジャンクフード、ファストフードであると思われがちなハンバーガーだけど、さまざまな食文化を受け止める懐の深さ広さがあり、ひとつの料理として確立されたものなのだ…ということをこの漫画の上品さが示しているのかなと思いました。 ハギスバーガーとマカロニチーズバーガーが食べたいです。
恋するシロクマ
食べ物じゃない君を愛してる壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないシロクマの愛に切なくなったり、優しくされて愛されてもなお恐怖が拭えないアザラシにもどかしくなったり。 かわいいかわいい絵柄でほのぼの癒し系コメディの形をしているけれど、なかなかどうして壮絶なラブストーリーです。 食い物であるはずのアザラシに恋したシロクマ。天敵であるはずのシロクマから熱烈な求愛を受けるアザラシ。どちらも必死なんです。だからこそ笑えるし、だからこそ応援したくなるんです。 でも、どちらか一方に歩み寄れというのも無理な話なのでやっぱり切なくてもどかしくなります。 人間同士のラブコメディだったら、いやいやいい加減信じてやれよってアザラシに言いたくなるし、シロクマ怖がられてるんだよちょっと考えろよって言いたくなっちゃう気がします。動物だからこそどちらの気持ちもわかって狂おしくなっちゃう!! 人間同士なら食うか食われるかなんてわかりやすい生と死はなかなか起こらないけれど、信じる裏切られるの怖さは常に付き纏います。 信じてもらうための手っ取り早い魔法なんて結局なくて、怖がられてもシロクマみたいに「君が好きだ、大切だ」と言葉を尽くすのが一番の近道なのかもしれません。 同じ動物でも、同じ人間でも、わたしとあなたは違うから。信じてもらうことを諦めちゃいけないし、受け入れてもらえるのが当たり前だと思っちゃいけない。 シロクマみたいに真摯に愛を伝えないといけないですね。
食べ物じゃない君を愛してる壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないシロクマの愛に切なくなったり、優しくされて愛されてもなお恐怖が拭えないアザラシにもどかしくなったり。 かわいいかわいい絵柄でほのぼの癒し系コメディの形をしているけれど、なかなかどうして壮絶なラブストーリーです。 食い物であるはずのアザラシに恋したシロクマ。天敵であるはずのシロクマから熱烈な求愛を受けるアザラシ。どちらも必死なんです。だからこそ笑えるし、だからこそ応援したくなるんです。 でも、どちらか一方に歩み寄れというのも無理な話なのでやっぱり切なくてもどかしくなります。 人間同士のラブコメディだったら、いやいやいい加減信じてやれよってアザラシに言いたくなるし、シロクマ怖がられてるんだよちょっと考えろよって言いたくなっちゃう気がします。動物だからこそどちらの気持ちもわかって狂おしくなっちゃう!! 人間同士なら食うか食われるかなんてわかりやすい生と死はなかなか起こらないけれど、信じる裏切られるの怖さは常に付き纏います。 信じてもらうための手っ取り早い魔法なんて結局なくて、怖がられてもシロクマみたいに「君が好きだ、大切だ」と言葉を尽くすのが一番の近道なのかもしれません。 同じ動物でも、同じ人間でも、わたしとあなたは違うから。信じてもらうことを諦めちゃいけないし、受け入れてもらえるのが当たり前だと思っちゃいけない。 シロクマみたいに真摯に愛を伝えないといけないですね。
5時まで待てない
女の一生艶々先生の描く女性の生き様が好きだ。 性別うんぬんではなく人間ですもの、強いだけでも弱いだけでも生きてはいけない。善も悪も可愛いもかっこいいも真面目もふしだらも全部含めて人間ですもの。 この作品の主人公・雫もそういう人間で、仕事は時間内にバリバリこなしてその後はエロいことばっかりして、二面性のある女…と見せかけて二面どころじゃないんですね。 しっかりしてるのにダメ男に引っかかってしまう愚かさも、引っかかっているように見せて自分の欲望を発散させるしたたかさも持っているんです。二面じゃなくてなだらかに一続きになっているんです。 女だもんね、いや、人間だもんね。他人が感情移入したり現状を噛み締めたりする間もなく雫の人生は展開していきます。 漫画として長い方ではないから故、ストーリーを重視すると雫の変化に戸惑うひともいるでしょう。でも、素直なだけ。感情も現状も常にアップデートされて変わっていく、それこそがリアル。 いっちばん最初に提示された「5時まで待てない」と最後に提示された「5時まで待てない」の意味合いの変わりようが凄いです。 このラストを予定してタイトルをつけてオープニングを描いたのならば、艶々先生は大大大大大大天才です。 描いてるうちにたどり着いたとしても、大大大大大大大大天才です。
女の一生艶々先生の描く女性の生き様が好きだ。 性別うんぬんではなく人間ですもの、強いだけでも弱いだけでも生きてはいけない。善も悪も可愛いもかっこいいも真面目もふしだらも全部含めて人間ですもの。 この作品の主人公・雫もそういう人間で、仕事は時間内にバリバリこなしてその後はエロいことばっかりして、二面性のある女…と見せかけて二面どころじゃないんですね。 しっかりしてるのにダメ男に引っかかってしまう愚かさも、引っかかっているように見せて自分の欲望を発散させるしたたかさも持っているんです。二面じゃなくてなだらかに一続きになっているんです。 女だもんね、いや、人間だもんね。他人が感情移入したり現状を噛み締めたりする間もなく雫の人生は展開していきます。 漫画として長い方ではないから故、ストーリーを重視すると雫の変化に戸惑うひともいるでしょう。でも、素直なだけ。感情も現状も常にアップデートされて変わっていく、それこそがリアル。 いっちばん最初に提示された「5時まで待てない」と最後に提示された「5時まで待てない」の意味合いの変わりようが凄いです。 このラストを予定してタイトルをつけてオープニングを描いたのならば、艶々先生は大大大大大大天才です。 描いてるうちにたどり着いたとしても、大大大大大大大大天才です。
商店街ものがたり
愛にあふれた商店街のものがたり人間模様がしっかりあって、とんでもなく悪いやつは出てこなくて、もどかしくなったりちょっとだけすれ違ったりしながらもすんなり読めてちゃんとエロい。つまりはとてもよいBLでした。 数年ぶりに帰った地元で、相変わらず可愛いけど大人になった幼なじみと再会するのがまず良い。 大人になったなあ…と思ったら大人になりすぎちゃってドエロいビッチになっちゃってるのも良い。 ドエロいビッチなのに相変わらず可愛くて、俺がいないとダメだって思わされちゃって、でも商店街のために誰よりも奮闘してる立派な人間になっていて…寂しいような切ないような気持ちになってしまうんですね。 テンポ良く進む割に主人公・翔大と幼なじみ・麻琴の心模様はしっかり描かれているので、しっかりがっつり感情移入できます。 純情ビッチ麻琴が可愛くて可愛くて仕方ないし、可愛いだけじゃなく芯の強さや愛の深さも伝わります。麻琴とそういう関係になってる商店街の男たちも案外いいやつらなんです。 いいですね。いい商店街ですね。これからもみんな幸せでいてくださいね…!という気持ちになりました。 BのLの作品のことを「山なしオチなし意味なし」なんて言葉であらわすこともあるけれど、人を愛したら山も谷もあるしハッピーエンド以外のオチなんていらないし人が愛し合うことに意味があるとかないとかどうだっていいじゃないか。 2人が幸せならなんだっていい。この商店街には愛がある。
愛にあふれた商店街のものがたり人間模様がしっかりあって、とんでもなく悪いやつは出てこなくて、もどかしくなったりちょっとだけすれ違ったりしながらもすんなり読めてちゃんとエロい。つまりはとてもよいBLでした。 数年ぶりに帰った地元で、相変わらず可愛いけど大人になった幼なじみと再会するのがまず良い。 大人になったなあ…と思ったら大人になりすぎちゃってドエロいビッチになっちゃってるのも良い。 ドエロいビッチなのに相変わらず可愛くて、俺がいないとダメだって思わされちゃって、でも商店街のために誰よりも奮闘してる立派な人間になっていて…寂しいような切ないような気持ちになってしまうんですね。 テンポ良く進む割に主人公・翔大と幼なじみ・麻琴の心模様はしっかり描かれているので、しっかりがっつり感情移入できます。 純情ビッチ麻琴が可愛くて可愛くて仕方ないし、可愛いだけじゃなく芯の強さや愛の深さも伝わります。麻琴とそういう関係になってる商店街の男たちも案外いいやつらなんです。 いいですね。いい商店街ですね。これからもみんな幸せでいてくださいね…!という気持ちになりました。 BのLの作品のことを「山なしオチなし意味なし」なんて言葉であらわすこともあるけれど、人を愛したら山も谷もあるしハッピーエンド以外のオチなんていらないし人が愛し合うことに意味があるとかないとかどうだっていいじゃないか。 2人が幸せならなんだっていい。この商店街には愛がある。
極道めし
ふくよも
めしぬま。
どんな顔して飯を食おうが自由なんだよこの漫画を正しく理解したいし消化したい、そう思ってなんだかんだちょいちょい読んでいました。 普段は地味キャラの主人公がひたすら美味しそうに飯を食うというのは、飯漫画としてはよくある物語だと思います。 飯を食うときの顔が恍惚としている、っていうのも割と多いですよね…明らかにそういう顔として描いてるよね…?って穿った見方をしてしまう漫画も正直多いです。 めしぬまくんの飯を食う表情も恍惚としていて、そういうお顔に見えちゃう。そんな彼の食事シーンを見て、周囲の人達も食欲をそそられたりドキドキしたり顔を赤らめたりする。 そういう目で見るわたしがおかしいの?めしぬまくん明らかにエロく描かれてますよね? 飯漫画っていうのは…自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ…なんて心のゴローちゃんが出てきそうになるんだけれども、いやいろんな見方があっていいのかもしれません。 可愛い女の子がエロいかもしれない表情で飯を食う漫画に対して「いやそういう目で見るのがおかしい、飯は飯やん」って思ってたのに性別が変わると戸惑うっていうのはわたしの視野が狭いんだろうなあと思いました。 食べる表情がエロかろうとエロくなかろうと、人は食事をするし美味いものを食べたいのです。どう見えるかどう見られるかなんて、食欲の前ではどうだっていいことなんだと思います。 めしぬまくんが他者からどう見られているか気になって食事してたら悲しいもんな。 という結論に落ち着きました。飯くらいみんな好きに食おう、見たけりゃ見ろよくらいにめしぬまくんが思っていてくれたらいいな。 作者の意図もめしぬまくんの気持ちもわからないけども、わたしはこの読み方でこの漫画を好きになりました。
どんな顔して飯を食おうが自由なんだよこの漫画を正しく理解したいし消化したい、そう思ってなんだかんだちょいちょい読んでいました。 普段は地味キャラの主人公がひたすら美味しそうに飯を食うというのは、飯漫画としてはよくある物語だと思います。 飯を食うときの顔が恍惚としている、っていうのも割と多いですよね…明らかにそういう顔として描いてるよね…?って穿った見方をしてしまう漫画も正直多いです。 めしぬまくんの飯を食う表情も恍惚としていて、そういうお顔に見えちゃう。そんな彼の食事シーンを見て、周囲の人達も食欲をそそられたりドキドキしたり顔を赤らめたりする。 そういう目で見るわたしがおかしいの?めしぬまくん明らかにエロく描かれてますよね? 飯漫画っていうのは…自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ…なんて心のゴローちゃんが出てきそうになるんだけれども、いやいろんな見方があっていいのかもしれません。 可愛い女の子がエロいかもしれない表情で飯を食う漫画に対して「いやそういう目で見るのがおかしい、飯は飯やん」って思ってたのに性別が変わると戸惑うっていうのはわたしの視野が狭いんだろうなあと思いました。 食べる表情がエロかろうとエロくなかろうと、人は食事をするし美味いものを食べたいのです。どう見えるかどう見られるかなんて、食欲の前ではどうだっていいことなんだと思います。 めしぬまくんが他者からどう見られているか気になって食事してたら悲しいもんな。 という結論に落ち着きました。飯くらいみんな好きに食おう、見たけりゃ見ろよくらいにめしぬまくんが思っていてくれたらいいな。 作者の意図もめしぬまくんの気持ちもわからないけども、わたしはこの読み方でこの漫画を好きになりました。
ラストメンヘラー
17歳を過ぎてもなおわたしたちは「あなたにはわからない」と「あなただけはわかるはず」の狭間で生きている。 なんて言うと、ちょっと主語が大きすぎるかもしれないけれど。 わかってほしいとわからないでしょうを揺れ動きながら、世界に折り合いをつけて騙し騙し生きている。わかんないけど、多かれ少なかれみんなそうでしょう?だから、こういう作品に心動かされてしまうんでしょう? 少なくとも、わたしはそうです。 心に闇を抱えたリストカット常習者の五十嵐と、彼女に恋するあまりとある嘘をついて理解者のふりをする要の物語。 恋愛物語とかメンヘラのお話とかカテゴライズしてしまうのがもったいないくらいに、純粋で剥き出しで痛々しくて、人と人の関わり合いにおける大切なものがこれでもかというくらい詰まった作品だと思う。 肌と肌を触れ合わせるだけで伝わることもあるし、言葉を尽くしても伝わらないこともある。どんなに近づいても、好きで好きで仕方なくてもわたしとあなたの間には隔りがあるのだ。だからこそ、実際に理解してくれているか理解しているかはさておいて、手を取ってくれる人がいることが幸せなんだ。 不確かな「わかるよ」よりも、確かな「わかりたいんだ」のほうが暖かいんじゃないか、そんなことを思った。 わかっているけど、わかんなくなっちゃうことに気づかせてくれた作品でした。
17歳を過ぎてもなおわたしたちは「あなたにはわからない」と「あなただけはわかるはず」の狭間で生きている。 なんて言うと、ちょっと主語が大きすぎるかもしれないけれど。 わかってほしいとわからないでしょうを揺れ動きながら、世界に折り合いをつけて騙し騙し生きている。わかんないけど、多かれ少なかれみんなそうでしょう?だから、こういう作品に心動かされてしまうんでしょう? 少なくとも、わたしはそうです。 心に闇を抱えたリストカット常習者の五十嵐と、彼女に恋するあまりとある嘘をついて理解者のふりをする要の物語。 恋愛物語とかメンヘラのお話とかカテゴライズしてしまうのがもったいないくらいに、純粋で剥き出しで痛々しくて、人と人の関わり合いにおける大切なものがこれでもかというくらい詰まった作品だと思う。 肌と肌を触れ合わせるだけで伝わることもあるし、言葉を尽くしても伝わらないこともある。どんなに近づいても、好きで好きで仕方なくてもわたしとあなたの間には隔りがあるのだ。だからこそ、実際に理解してくれているか理解しているかはさておいて、手を取ってくれる人がいることが幸せなんだ。 不確かな「わかるよ」よりも、確かな「わかりたいんだ」のほうが暖かいんじゃないか、そんなことを思った。 わかっているけど、わかんなくなっちゃうことに気づかせてくれた作品でした。
SHOP自分
変わるものと変わらないものいいところも悪いところも納得できないところも含めてこの漫画がとても好きです。 どの側面も全部大好きな人間なんていないし、何を選んでも苦しみや痛みがなくなることなんてきっとない。 会社が倒産し恋人に振られ全てを失った青年・チョクがとある出会いから古着屋を経営し、出会いやわかれを繰り返し成長していく物語。 このチョクという青年がなかなか憎めないヤツなんですね。 愚直だけど優柔不断、優しすぎるけど妙にドライなところもあるし、流されやすいし小心者。でもいいヤツすぎるくらいにいいヤツなんです。心の隙間を抱えてる人たちが、チョクに集まってくる理由はなんとなくわかる気がします。 そしてこの漫画の1番好きなところは、チョクが古着屋をやりたいわけじゃないというところ!! 「古着屋だったらできるかも」と周囲の人から服を集めたりアドバイスを受けてなんとか店を開き、様々な困難を乗り越えてもなお、チョクは別に服を好きにならないのです。ギターをはじめたり、ビールの美味しさに目覚めたり、魅力的な女性と出会ったりしながら自分のやりたいことを探していくのです。 脱サラしてお店を経営するだなんて、夢でしかない憧れでしかないと思うけれど、そりゃ悩みは尽きないよね…って現実を見せてくれます。 悩んで流されて苦しんで、そんな日々の中で自分を突き詰めていくのが人生なのかもしれません。 最終話はめちゃくちゃ駆け足すぎるし、チョクの仕事や恋愛のその後が知りたくて仕方がないけど…人生死ぬまでどうなるかわかんないもんね、と自分を納得させています。 そして大市民シリーズと同じくブレないギャル批判がすげえ。とんでもねえ。 茶髪ガングロ厚底厚化粧へのヘイトスピーチがとんでもないですけどこれは柳沢きみお先生の一貫した主張なので、もうなんとも思わなくなりました。 そういう個人的な主義主張を抜いたらとても好きな漫画です。そういう主義主張がやばいなと思える世の中になったのはよかったと思います。 時代は変わったなあ と 時代が変わっても変わらないなあ 両方を味わえる作品だと思いました。わたしは好きです。
変わるものと変わらないものいいところも悪いところも納得できないところも含めてこの漫画がとても好きです。 どの側面も全部大好きな人間なんていないし、何を選んでも苦しみや痛みがなくなることなんてきっとない。 会社が倒産し恋人に振られ全てを失った青年・チョクがとある出会いから古着屋を経営し、出会いやわかれを繰り返し成長していく物語。 このチョクという青年がなかなか憎めないヤツなんですね。 愚直だけど優柔不断、優しすぎるけど妙にドライなところもあるし、流されやすいし小心者。でもいいヤツすぎるくらいにいいヤツなんです。心の隙間を抱えてる人たちが、チョクに集まってくる理由はなんとなくわかる気がします。 そしてこの漫画の1番好きなところは、チョクが古着屋をやりたいわけじゃないというところ!! 「古着屋だったらできるかも」と周囲の人から服を集めたりアドバイスを受けてなんとか店を開き、様々な困難を乗り越えてもなお、チョクは別に服を好きにならないのです。ギターをはじめたり、ビールの美味しさに目覚めたり、魅力的な女性と出会ったりしながら自分のやりたいことを探していくのです。 脱サラしてお店を経営するだなんて、夢でしかない憧れでしかないと思うけれど、そりゃ悩みは尽きないよね…って現実を見せてくれます。 悩んで流されて苦しんで、そんな日々の中で自分を突き詰めていくのが人生なのかもしれません。 最終話はめちゃくちゃ駆け足すぎるし、チョクの仕事や恋愛のその後が知りたくて仕方がないけど…人生死ぬまでどうなるかわかんないもんね、と自分を納得させています。 そして大市民シリーズと同じくブレないギャル批判がすげえ。とんでもねえ。 茶髪ガングロ厚底厚化粧へのヘイトスピーチがとんでもないですけどこれは柳沢きみお先生の一貫した主張なので、もうなんとも思わなくなりました。 そういう個人的な主義主張を抜いたらとても好きな漫画です。そういう主義主張がやばいなと思える世の中になったのはよかったと思います。 時代は変わったなあ と 時代が変わっても変わらないなあ 両方を味わえる作品だと思いました。わたしは好きです。