等身大を抱きしめるエモーショナル読切り54P(FEEL YOUNG2023年10月号)
「女の子の髪を切りたい」趣味の少年・灰村切は学校帰りに偶然立ち寄った洋館で、長く美しい髪の少女・武者小路祝と出会う。切の鋏が「切れないはず」の彼女の髪を切ってしまい、殺害遺品(キリンググッズ)の物語は動き出す――。俊英・緋鍵龍彦が描く、殺人鬼の血を受け継ぐ少年少女たちの物語、待望の第1巻!
【あらすじ】南欧・グラナダ空港のロビーにて、14歳の橘 夏樹(たちばな・なつき)は、不安を抱えていた。身寄りのない彼は、スペイン人の不愛想な叔母・アルバとこれから暮らすのだ。知らない国で、会ったこともなかった家族との、新しい生活が始まる!白い石壁に色濃い影が落ちる、美しい街並み。ガスパチョやトルティージャなどが並ぶ色鮮やかな食卓。スペイン風シェアハウス「ピソ」やバルに集う陽気な人々。これは、日本から1万1000キロメートル離れた異国での、騒がしくも幸福な日々の記録。【舞台となる都市・グラナダとは?】スペイン南部に位置する観光都市。アラブ文化とキリスト教文化が混在しており、多様な人種で賑わう。壮麗な「アルハンブラ宮殿」をシンボルとした旧市街一帯が、世界遺産に認定されている。「グラナダ」はスペイン語で「柘榴」の意を持ち、街灯やマンホールなど、街のあちこちに柘榴のモチーフがあしらわれている。【作家情報】福浪優子(ふくなみ・ゆうこ)ハルタ・コミックグランプリ出身。2019年秋「ノウゼンカズラの家」でデビュー。日常の中にある煌めきを、丁寧な筆致で写し取る。本作が初単行本となる。
小さきものは、みなうつくし。【訳:定子様ハァハァ。】宮廷文化花盛りの平安時代。清少納言は、そんなのお構いなしに藤原定子を溺愛していました。「あんた、変態だから目立つのよ。」史実とフィクションの境界を超えた、抱腹絶倒平安ギャグ4コマ!!
【ちばてつや賞ヤング部門第89回準優秀新人賞】50歳手前のサラリーマン・入鹿は駅で化石を探す少女・蝦野マイと出会う。やりたいことに真っすぐな蝦野と過ごす中で、入鹿は自分の今までの生き方と向き合うことに。
個人WEBサイトで長期連載中の本格ミリタリーコミックを待望の単行本化!内乱が続くアリストリア島。島で武器商を営むウォルドロン夫妻は、軍から銃の大量発注を受けるが、それは反乱軍と裏で繋がっていたグレゴリオ島軍大佐の罠だった。目の前で夫を殺され、娘を奪われ、自身も左目を潰されたソフィアは、唯一残された形見の狙撃銃を手に、復讐を決意する――。
いまだ負けを知らない打ち手・蛇。彼との勝負に際し、般若組は砂漠の魔術師・バードに依頼する。今、日本に凶鳥が舞い降りる。
主人公・樫山めいは最近何か妙な感覚につきまとわれていた…。そんな時同級生の河端未知子が飛び下り自殺をしてしまう。現場に居合わせためいは、自分を河端未知子だと言い始めて…!?倉多江美が深層心理をテーマにして描いた衝撃の問題作!!
毎日が楽しかったあの頃。ずっと誰かと遊んでいたあの頃。細かく覚えていないけれど幸福感にあふれていたあの頃。あの頃、私たちは確かに魔法にかかっていた。日本の原風景が残る田舎に姉と二人で暮らすうさ。小学6年生になったうさの目標は、「友達といっぱい遊ぶ」こと! そんなうさの前に突然現れたのは…魔法少女!? 桜舞う春の日、魔法使いのリリィと友達になるが、リリィは悲しげな顔で「1年しか一緒にいられない」のだと言う。出会いと別れ…二人の少女の切なくも尊い1年が始まる…!!