「働くこと」「生きること」を問う、サラリーマン・ゾンビサバイバル!
他人への詮索も程々に、自分の楽しみを知る
会社で上手くやっていくには周りと打ち解けないといけない、と思う。ある程度は。 昨今、コンプラが強く意識されるようになった!と言われてはいるものの、本当に全ての社会でそうなっているとはまだまだ到底言えない。 どこでも目立たない弱者が発生するのがコミュニティだと思う。誰かが飛び出ていたらその分の偏りは必ず生まれる。 本作の主人公フジイは別に無欲の仏なわけでも、強運の持ち主なわけでもなくて、本当に居そうで居ないだろうなっていう不思議なキャラ。 そんな彼が、何かしらに固執というか執着に囚われて上手く気持ちの整理が出来ない同僚や関わった人たちの考えや気持ちに少しずつ変化をもたらしていく物語。 結果として少しの変化が発生しているところまで見せてくれるので、割とスッキリできたりする。 なんかすごく、いいなぁ と思う。
ヒラエスは旅路の果て
死んでしまった友達との再会を夢見て自らも死を目指す少女・不老不死の男・陽気な神様の3人が黄泉比良坂まで一緒に旅をするロードトリップ…的な1巻での期待値を超えてくることが無かった。日々野とハニの関係性ってそうだったんだ、とか。 自由な絵は魅力的。
昼間ちゃんが死ぬほど可愛い
昼間ちゃんの為に全巻揃えたまである
思い出のドーナツをめぐって #1巻応援
先日、かりんとうを気に入ったアメリカ人がその正体を砂糖たっぷりの小麦粉の生地を油で揚げたものだと知って友人に「これは日本のオールドファッションドーナツだ」と紹介したら「日本のドーナツは硬いな……」というコントが成立してしまっていたという笑い話があり、好きでした。 皆さんはドーナツはお好きですか? 私は大好きです。サクサクでシンプルな味わいに飽きが来ないオールドファッションも良いですし、香ばしいチョコレート系も美味しいですし、ソフトな食感のシュー系も魅惑的ですし、ふわふわのエンゼルクリームやもっちもちのポンデリング系も外せないですし、ヘルシーで優しい味わいの豆乳ドーナツも好きです。食べ過ぎには注意ですが、ドーナツ最高です。 そんなドーナツ好きが読むと、ドーナツを食べたくて仕方なくなってしまうマンガが本日発売されました。『かわうその自転車屋さん』のこやまけいこさんが描く新たなハートフルストーリーで、移動販売のドーナツ屋さんのお話です。 幼稚園の栄養士だった亡き母が作ってくれた思い出のドーナツが忘れられない赤髪の少年わたる。恩義ある園長の孫であるわたるのために、そのドーナツを何とか再現しようと奮闘する黒猫の黒鉄(くろがね)。 キッチンカーの外装のデコレーションや内装の設備などが整っていくさまにとてもワクワクします。食品衛生責任者の講習を受けに行く件などもリアルで笑ってしまいましたが、大事なことです。また、キッチンカーといえど好きな所で勝手に営業して良いわけではなく、その場所を見つけるためのやり取りの部分も好きです。 イーストドーナツとケーキドーナツの違いや、実際にドーナツを試作してみるところまでかなり詳細にドーナツ描写もなされていくのでドーナツ食べたい欲がモリモリ高まります。 そして何より良いのは、お店を通して関わる人々にドーナツを通して美味しさのみならない幸せを振りまいていくところです。例えば1話では、人と喋ることが苦手な引っ込み思案の美容師のエピソードが描かれます。彼女が、まわると出逢い彼らの作った温かみのあるドーナツを食べることで救われていく様子に心が和みます。 今日はホワイトデーでもありますが、ドーナツと一緒にこちらを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
義妹かわいい...
親が再婚し、相手の連れ子が男だと勘違いして兄弟仲良くやってこう!と思っていたら、実は弟ではなく妹だった、というお話し タイトルのまんまのストーリー展開ですが、ひたすら義妹が可愛いです 義理という建前もあってガンガン攻めてくるようになってく妹と、勘違いから始まり女の子として意識し始める兄との掛け合いをひたすら眺めるのが楽しむポイント ひたすら妹可愛い良作でしたので、ラブコメ好きならぜひ
クオリティ高い魔法バトル
異世界転移で勇者召喚に巻き込まれて呼ばれた主人公は、友達の勇者とは別に行動を取ることに 実は主人公は現代で隠れている魔術組織の1人 異世界魔法は効率悪く威力も低いなど、現代最新魔法を駆使して異世界で冒険を始めるお話 画力もバトルのクオリティも高く、最新刊までサクサクと読めるテンポも良い、女の子のキャラも可愛いし 単に現代魔法チートってだけでなく、ちゃんと現代魔法と異世界魔法の違いや成り立ちで苦労する設定もありと、ちゃんと背景も設定してあるのが良い クオリティの高い異世界魔法バトル系としてオススメの一品です
人が化け物に変わる世界のサイキックバトルアクション
※ネタバレを含むクチコミです。
人を死に誘う都市伝説の館!!
※ネタバレを含むクチコミです。
それは死人の考えや…
俺が積もう、肘の高さまで…
福本伸行最期の傑作
福本は黒沢と一緒に燃え尽きたのだ 続編はもう知らん
鮮やかに咲く二輪の百合 #1巻応援
toi et moi。 フランス語で「あなたと私」を意味するこの作品。 女子校を舞台にした二組の「toi et moi」、凛然と咲く二輪の百合の物語です。 最初に登場するのは、クールで孤高で背が高くボーイッシュな緒河聖羅と白いレースの日傘を常に差しているかわいいお嬢様系の野瀬千草。彼女たちが最初にお互いを意識し出して関係し始めるようになるところを描いた第1話から、もう最高極まりないです。 この美しく咲く百合物語において、仲藤ぬいさんの画風はベスト。涼やかな聖羅の眼差しも、千草の可憐な表情や仕草も堪りません。 そして、2話から登場するもう一組の女の子同士。小説を書いている伊江島やえと、目立つ容姿が原因で過去に悶着があり役者をしている有栖川雪世。よりセンシティブな部分を縁に繋がる、やえと雪世の関係性がまた良いです。 そんな彼女たちに、クラスが同じであることもあって交流が生まれていくのも面白いところです。ふたりだけではそのままであったものが、外の風を入れることによって訪れる変化もありますからね。 繰り返しになりますが、仲藤ぬいさんの生み出すヴィジュアルがまずお強い。個人的に千草の外見が好みなのは言うまでもないですが、普段であればそこまで強くは惹かれないはずの雪世もまたかわいくて惹かれます。ひとえに絵力によるものでしょう。セピア調の表紙も絵の力があるからこそ映えます。 甘くもありほろ苦くもあり、1粒で2度美味しい百合です。読めばさまざまな滋養を心にもたらしてくれます。新しい季節が近づく今、読むのにぴったりかもしれません。
地球から来たエイリアン
前作が尖りすぎていたのか、だいぶ作風と絵柄が変わった。お仕事モノコメディとしての面もあるが、創作キモ生物を活き活きと描いているところは変わらず。今作では創作キモ生物とそれを取り巻く命を扱う仕事について真正面から描いている。 生物だけでなく、その生態系、それらを研究対象としている機関の設定までかなり練られていて面白い。 今作は3巻で上手くまとまっているが、この作者の脳内をもっともっと見たい!
信じる?信じない?
本の内容通りなら2025年7月5日にとんでもない自然災害が起きるらしい… 周りでも信じてる人が多くて怖いです😱 あなたは信じる?信じない?
片付けたい…でも片付かない!わかる!!
汚部屋女子の話か?と思いきや、外面の良さを優先しすぎて都合が悪いものや快適な暮らしを後回しにしてしまってる女子の話だった。こういう子はそこら中にいると思うよ…。 しかし、部屋に関しては理想と現実がどんどんかけ離れるのはあるあるだと思うし、なかなか取り戻せないのわかるなー。 キレイめ女子と無愛想もっさり男子の恋愛(になるか知らないけど)は好きですね。一話目ではそんなに大きな展開はなかったけど、面白くなりそうな匂いはプンプンします!
毎日、毎時間の努力があって。
鳥肌がたちました。 言葉で言い表せない何かを感じた。 親元を離れて吉祥寺少年歌劇団で頑張る少年達のお話です。 親元を離れる理由も様々で(その辺りは2巻で描かれている)、きっとまだ親が必要な年頃だと思うのに夢叶えるために日々努力している姿にグッと来る。 嫉妬したり、自分の思いとは裏腹な出来事だったり、心身共に変化していき葛藤する中で、それでも頑張って頑張って舞台に立つ姿は皆とてもかっこよかった。 真正面から立ち向かう姿、青春だなぁ〜素敵だ。
嫌いって
※ネタバレを含むクチコミです。
妙なリアリティのある奇妙な鳥人間と居候コメディ!
めっちゃくちゃ好きです!! 中学一年の鴻田新(こうだあらた)が学校からの帰り道に出会ったのは腹をすかせた奇妙な人型の鳥みたいな人語を話す生物・クジマ。 聞くところによるとロシアから来たという。 日本食が食べたくて来たというが…。 いろいろあって翌年の春にロシアに帰るまで住むことになったクジマと鴻田家のホームコメディ! https://gekkansunday.net/work/4466/ 1話あたりそこまで長くない話で、寒くなると日本に来て暖かくなるとロシアに行く渡り鳥みたいなやつに居候されるっていう奇妙な設定が素晴らしくハマって面白いです! 奇妙な鳥ってだけでも面白いのに、ロシアから来てるからロシア語話せるしロシア料理作れるし、たまに外国人みたいな「分からないデス」みたいなとぼけ方を入れてきたり、ブチ切れるとロシア語で罵倒したりともう、面白い! 単純にロシア人の留学ものとして見てもいいのかなって思ったら、最悪、虫食べて生きていけるっていう、それはもうマジで鳥じゃんっていう部分も垣間見せたりでクセになる! 紺野アキラ先生、いままで読切も漏れなく全部面白かったので、連載始まって本当に嬉しいです! ホラーも面白かったので、この鳥にも少し怖さがある気もしますが、ホラーとコメディって表裏一体なので楽しみです。
埼玉グルメと謎の女
蕨市に住む女がひたすら埼玉名物グルメを食べる漫画 鴻巣の免許センターから始まるところが渋すぎる 埼玉県民以外が読んで面白いのかどうかは、いまのところ謎である。
摩訶不思議な世界へ。
不思議な世界観満載。 夢の世界なのか? 現実世界のその先なのか? 過去にタイムスリップしたのか? はたまた、仮想空間なのか? 作者の気になるものを突き詰めるとこういう作品になるのだろうと理解することにする。 魚と巨大なものが好きな方は、読んでみてください。
[リリー]の[スレッド]で、リリースレッド
SNSの時代でもう廃れてきてしまっているけど、某掲示板のようにスレッド形式で匿名でくだらないことを話し合うという体験。 そんな匿名で責任もなんにもないからこそ、犯罪予告やら陰口やら、虚栄も嘘も妄想も、何もかも言いたい放題のそんな場所で生まれる物語って結構ある。 怪談話もオカルト板で有名なものがいくつも生まれていったけど、そんな話をリリーが紹介していくような感じで進行する短編集。 ちょっとずつ繋がってたり、なんだかんだで実はちょっと悪くない話になってるものもあったりして読後感がいずれも悪くないのが好印象。
ホラーというかモヤッとゾワッとさせられる短編集
カラスヤサトシ先生は心理的な瑕疵を読者に残す。 単にトラウマというのとちょっと違って、報われない・救われない・気持ちが晴れない・振り返ると恐ろしいようなそんな描写が多く、理解の仕方は読み手に委ねられる気がする。 本作はすべて10ページないぐらいの短い短編で構成されているが、本当にスッキリしないモヤッとした気分や、最後まで来てゾッとさせられるようなそういう作品が多い。 これを描けるのは凄い。
兄弟モノ?事件モノ?怪人モノ?いや、これは一体なんだろう
1巻を読んだ時点では、構成が結構しっかりしてそうな物語(短いかもしれないけど)に見える! 序盤の不思議なイジメ問題からの惨殺→●●●!? みたいなそういう事件モノっぽい印象が、そもそもの世界設定の「怪神」と呼ばれる現象の謎や神の概念など、色々と絡み合って、どうなるんだ?ってなっていくのが面白い。 巻末からの展開次第だけど駒はまだまだあるし伏線が早くも多数。 絵はまだまだなんだけど(失礼)これは面白くなるかもしれない、期待大です。
Dr.スランプで好きなギャグ
摘さん一家のネーミングセンスが好きです。 もしかしたらあらゆるギャグ漫画の中でNo.1に好きかもしれない…。
※ネタバレを含むクチコミです。